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公開番号
2025047239
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-03
出願番号
2023155621
出願日
2023-09-21
発明の名称
熱交換器
出願人
三菱重工サーマルシステムズ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F28F
9/02 20060101AFI20250326BHJP(熱交換一般)
要約
【課題】作製しやすい熱交換器を提供する。
【解決手段】熱交換器は、熱媒体が流入又は排出されるヘッダ開口、及び熱媒体が流通するヘッダ流路を有するヘッダと、ヘッダ流路が延びる方向に間隔をあけて配置され、ヘッダ流路と連通するようヘッダに接続され、同一の管径を有する複数の枝管と、を備え、複数の枝管は、複数の枝管内の流路断面積を絞る絞り部を有し、複数の枝管は、複数の枝管内における熱媒体の流れ抵抗が、複数の枝管のうち、ヘッダ開口から離れている枝管から、複数の枝管のうち、ヘッダ開口に近い枝管に向けて、大きくなるよう設けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
熱媒体が流入又は排出されるヘッダ開口、及び前記熱媒体が流通するヘッダ流路を有するヘッダと、
前記ヘッダ流路が延びる方向に間隔をあけて配置され、前記ヘッダ流路と連通するよう前記ヘッダに接続され、同一の管径を有する複数の枝管と、を備え、
前記複数の枝管は、前記複数の枝管内の流路断面積を絞る絞り部を有し、
前記複数の枝管は、前記複数の枝管内における前記熱媒体の流れ抵抗が、前記複数の枝管のうち、前記ヘッダ開口から離れている枝管から、前記複数の枝管のうち、前記ヘッダ開口に近い枝管に向けて、大きくなるよう設けられている
熱交換器。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記ヘッダ開口から離れている前記枝管と、前記ヘッダ開口に近い前記枝管と、の各々が、前記絞り部を有し、
前記ヘッダ開口に近い前記枝管における前記絞り部の内径は、前記ヘッダ開口から離れている前記枝管における前記絞り部の内径よりも小さい
請求項1に記載の熱交換器。
【請求項3】
前記ヘッダ開口から離れている前記枝管と、前記ヘッダ開口に近い前記枝管と、の各々が、前記絞り部を有し、
前記ヘッダ開口に近い前記枝管における前記絞り部の長さは、前記ヘッダ開口から離れている前記枝管における前記絞り部の長さよりも大きい
請求項1に記載の熱交換器。
【請求項4】
前記ヘッダ開口から離れている前記枝管が有する前記絞り部と、前記ヘッダ開口に近い前記枝管が有する前記絞り部とが、同一の内径を有している
請求項3に記載の熱交換器。
【請求項5】
前記ヘッダ開口から離れている前記枝管と、前記ヘッダ開口に近い前記枝管と、の各々が、前記絞り部を有し、
前記ヘッダ開口に近い前記枝管における前記絞り部の数は、前記ヘッダ開口から離れている前記枝管における前記絞り部の数よりも多い
請求項1に記載の熱交換器。
【請求項6】
前記ヘッダ開口から離れている前記枝管が有する前記絞り部と、前記ヘッダ開口に近い前記枝管が有する前記絞り部とが、同一の内径を有している
請求項5に記載の熱交換器。
【請求項7】
前記複数の枝管は、前記ヘッダ開口から離れている前記枝管から、前記ヘッダ開口に近い前記枝管に向けて、前記流れ抵抗が漸次大きくなるよう設けられている3本以上の枝管を含む
請求項1から6のいずれか一項に記載の熱交換器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、熱交換器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
熱媒体の入口側及び出口側のそれぞれに設けられたヘッダと、入口側のヘッダと出口側のヘッダとの間に並列して設けられた複数の枝管と、を備えた熱交換器がある。このような熱交換器においては、熱媒体が流入又は排出されるヘッダ開口から離れた位置でヘッダに接続される枝管に対し、ヘッダ開口に近い位置でヘッダに接続される枝管では、枝管内を流れる熱媒体の流量が多くなる傾向にある。
これに対し、特許文献1には、長手方向の一方から冷媒が流入するヘッダと、ヘッダの長手方向に順次接続された複数の伝熱管と、を備え、複数の伝熱管内に冷媒が略均等に流れるように、ヘッダの長手方向の一端側から他端側に向かって複数の伝熱管内の冷媒通路の断面積が徐々に大きくなっている熱交換器が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3284904号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の熱交換器では、ヘッダに接続される複数の伝熱管の冷媒通路の断面積を異ならせるため、径が異なる複数種類の伝熱管が用いられている。これに伴い、ヘッダには、伝熱管を接続するため、伝熱管の径に応じた複数種の孔を形成する必要がある。このため、ヘッダの作製に手間が掛かるという課題がある。
【0005】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであって、作製しやすい熱交換器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示に係る熱交換器は、熱媒体が流入又は排出されるヘッダ開口、及び前記熱媒体が流通するヘッダ流路を有するヘッダと、前記ヘッダ流路が延びる方向に間隔をあけて配置され、前記ヘッダ流路と連通するよう前記ヘッダに接続され、同一の管径を有する複数の枝管と、を備え、前記複数の枝管は、前記複数の枝管内の流路断面積を絞る絞り部を有し、前記複数の枝管は、前記複数の枝管内における前記熱媒体の流れ抵抗が、前記複数の枝管のうち、前記ヘッダ開口から離れている枝管から、前記複数の枝管のうち、前記ヘッダ開口に近い枝管に向けて、大きくなるよう設けられている。
【発明の効果】
【0007】
本開示の熱交換器によれば、作製しやすい熱交換器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の実施形態に係る熱交換器の概略構成を示す図である。
本開示の実施形態に係る熱交換器の枝管を示す拡大断面図である。
本開示の実施形態の第一変形例に係る枝管を示す拡大断面図である。
本開示の実施形態の第二変形例に係る枝管を示す拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態に係る熱交換器について、図1~図4を参照して説明する。
【0010】
(熱交換器の構成)
図1に示すように、熱交換器10Aは、入口側ヘッダ20Aと、出口側ヘッダ20Bと、複数の枝管40と、を備える。
熱交換器10Aでは、入口側ヘッダ20Aから、複数の枝管40を経て出口側ヘッダ20Bへと熱媒体が流通する。
本実施形態では、熱媒体は、液体である。
本実施形態では、熱媒体は、水である。
熱媒体は、水に限らず、不凍液であってもよい。
熱交換器10Aは、熱媒体を、加熱、又は冷却する。
(【0011】以降は省略されています)
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