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公開番号
2025047226
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-03
出願番号
2023155597
出願日
2023-09-21
発明の名称
管理センター、移動体及び非移動体
出願人
日産自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01W
1/00 20060101AFI20250326BHJP(測定;試験)
要約
【課題】地表の温度を下げることができ、ヒートアイランド現象の抑制に寄与することが可能な管理センター、移動体及び非移動体を提供する。
【解決手段】管理センターは、気象予測及び微気象予測の少なくとも一方に基づく情報であって、地表の温度が予め設定した値以上になると予測される予測位置の情報を、放射冷却材を搭載した移動体に送信する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
光が当たると放射冷却により温度が下がる放射冷却材を搭載した移動体と無線で通信可能な第1通信部と、
気象予測及び微気象予測の少なくとも一方に基づく情報であって、地表の温度が予め設定した値以上になると予測される予測位置の情報を取得する予測情報取得部と、を備え、
前記第1通信部は、
前記予測情報取得部が取得した前記予測位置の情報を前記移動体に送信する、管理センター。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
光が当たると放射冷却により温度が下がる放射冷却材と、
気象予測及び微気象予測の少なくとも一方に基づく情報であって、地表の温度が予め設定した値以上になると予測される予測位置の情報を受信する受信部と、を備える移動体。
【請求項3】
前記受信部が受信した前記予測位置の情報に基づいて、前記予測位置へ移動する請求項2に記載の移動体。
【請求項4】
前記放射冷却材を外側に搭載した車両を備える、請求項2又は3に記載の移動体。
【請求項5】
前記放射冷却材はフィルム状であり、前記車両の前記外側の表面にラッピングされている、請求項4に記載の移動体。
【請求項6】
前記放射冷却材は塗膜であり、前記車両の前記外側の表面に塗装されている、請求項4に記載の移動体。
【請求項7】
前記放射冷却材は、前記車両のルーフに設けられている、請求項4に記載の移動体。
【請求項8】
光が当たると放射冷却により温度が下がる放射冷却材を搭載した移動体と無線で通信可能な第2通信部と、
予め設定したエリアの地表の温度情報を取得する温度情報取得部と、
前記温度情報取得部が取得した前記温度情報に基づいて、前記エリア内で地表の温度が他の位置よりも高い高温位置を特定する高温位置特定部と、を備え、
前記第2通信部は、
前記高温位置特定部が特定した前記高温位置の情報を、前記エリア内に位置する前記移動体に送信する、非移動体。
【請求項9】
前記第2通信部は、
隣り合う2つの前記移動体の間隔が前記隣り合う2つの前記移動体の各幅よりも狭くなるように前記移動体を密集させる信号を、前記エリア内に位置する前記移動体に送信する、請求項8に記載の非移動体。
【請求項10】
前記非移動体は、
前記エリア内に配置された筐体を備え、
前記筐体の外側にも前記放射冷却材が設けられている、請求項8又は9に記載の非移動体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、管理センター、移動体及び非移動体に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
放射冷却による霜発生を抑える、又は、霜を除去するシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、放射冷却構造体が知られている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-199912号公報
特表2019-515967号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された技術は、放射冷却による霜発生を抑える、又は、霜を除去するシステムであり、地表を冷やすことはできない。また、特許文献2に開示されたような放射冷却構造体により放射冷却される対象は、一般的には、放射冷却構造体を搭載した物体だけに応用され、地表を冷やす目的は前例が無かった。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、地表の温度を下げることができ、ヒートアイランド現象の抑制に寄与することが可能な管理センター、移動体及び非移動体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る管理センターは、気象予測及び微気象予測の少なくとも一方に基づく情報であって、地表の温度が予め設定した値以上になると予測される予測位置の情報を、放射冷却材を搭載した移動体に送信する。
【0007】
本発明の一態様に係る移動体は、放射冷却材を備え、気象予測及び微気象予測の少なくとも一方に基づく情報であって、地表の温度が予め設定した値以上になると予測される予測位置の情報を受信する。
【0008】
本発明の一態様に係る非移動体は、予め設定したエリアの地表の温度情報を取得し、取得した温度情報に基づいてエリア内の高温位置を特定し、特定した高温位置の情報を、エリア内に位置する放射冷却材を搭載した移動体へ送信する。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一態様によれば、地表の温度を下げることができ、ヒートアイランド現象の抑制に寄与することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の実施形態1に係る放射冷却材を搭載した移動体の構成例を示す模式図である。
図2は、本発明の実施形態1に係るフィルム状の放射冷却材の構成例を示す断面図である。
図3は、本発明の実施形態1に係るヒートアイランド抑制システムを説明する模式図である。
図4は、本発明の実施形態1に係る管理センターの構成例を示すブロック図である。
図5は、本発明の実施形態1に係る管理センターが行う処理の一例を示すフローチャートである。
図6は、本発明の実施形態1に係る移動体の構成例を示すブロック図である。
図7は、本発明の実施形態1に係る移動体が行う処理の一例を示すフローチャートである。
図8は、本発明の実施形態2に係るヒートアイランド抑制システムを説明する模式図である。
図9は、本発明の実施形態2に係るヒートアイランド抑制システムを説明する模式図である。
図10は、放射冷却材を搭載した非移動体の一例を示す図である。
図11は、本発明の実施形態2に係る非移動体の構成例を示すブロック図である。
図12は、本発明の実施形態2に係る非移動体が行う処理の一例を示すフローチャートである。
図13は、複数の移動体の密集した配置例を示す図である。
図14は、本発明者が行った実験結果であり、移動体1の車両間隔と、移動体1の直下に位置する地表とその周囲に位置する地表との平均温度との関係を示すグラフである。
図15は、本発明の実施形態3に係るヒートアイランド抑制システムを説明する模式図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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