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公開番号2025043672
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-01
出願番号2023151102
出願日2023-09-19
発明の名称リリーフ弁
出願人川崎重工業株式会社
代理人個人
主分類F16K 17/04 20060101AFI20250325BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】プランジャ及びピストンの加工精度に関する要求を抑えつつリーク量を抑えることができるリリーフ弁を提供する。
【解決手段】リリーフ弁1は、作動液が流れる弁通路20を含むハウジング11と、弁通路を開閉するようにハウジングに移動可能に収容され、弁通路を開く開方向に流入圧を受圧するプランジャ12と、弁通路の流入圧が導かれ、その液圧を弁通路の流入圧に抗するようにプランジャに作用させる差圧室15と、プランジャを閉方向に付勢するばね部材13と、プランジャに摺動可能に外装され、差圧室の液圧に応じて移動してばね部材を圧縮するピストン14と、差圧室に繋がり、ばね部材を圧縮する圧縮方向へのピストンの移動を制限するダンピング室16を備え、ピストンは、差圧室とダンピング室とを繋ぐダンピング通路24を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
作動液が流れる弁通路を含むハウジングと、
前記弁通路を開閉するように前記ハウジングに移動可能に収容され、前記弁通路を開く開方向に前記弁通路の流入圧を受圧するプランジャと、
前記弁通路の流入圧が導かれ、その液圧を前記弁通路の流入圧に抗するように前記プランジャに作用させる差圧室と、
前記弁通路を閉じる閉方向に前記プランジャを付勢するばね部材と、
前記プランジャに摺動可能に外装され、前記差圧室の液圧に応じて移動して前記ばね部材を圧縮するピストンと、
前記差圧室に繋がり、前記ばね部材を圧縮する圧縮方向への前記ピストンの移動を制限するダンピング室を備え、
前記ピストンは、前記差圧室と前記ダンピング室とを繋ぐダンピング通路を含む、リリーフ弁。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記ダンピング通路は、前記差圧室に繋がる第1通路部と、前記第1通路部と繋がる連通部と、前記連通部と前記ダンピング室とに繋がる第2通路部とを有している、請求項1に記載のリリーフ弁。
【請求項3】
前記ダンピング室は、前記ピストンを外囲するように形成され、
前記ピストンは、外方に延在して前記ダンピング室を形成する外向きフランジを有し、
前記ダンピング通路は、前記外向きフランジに形成されている、請求項2に記載のリリーフ弁。
【請求項4】
前記第1通路部及び前記第2通路部の少なくとも一方は、連通孔である、請求項2に記載のリリーフ弁。
【請求項5】
前記第1通路部及び前記第2通路部のうち少なくとも一方は、絞りを有している、請求項2に記載のリリーフ弁。
【請求項6】
前記第1通路部及び前記第2通路部の少なくとも一方は、前記外向きフランジの外周面に形成されているノッチである、請求項3に記載のリリーフ弁。
【請求項7】
前記第1通路部及び前記第2通路部の少なくとも一方は、前記外向きフランジの外周面に形成されているスリットである、請求項3に記載のリリーフ弁。
【請求項8】
前記第1通路部及び前記第2通路部は、互いに周方向にずらして配置されている、請求項3に記載のリリーフ弁。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、昇圧緩衝機能を有するリリーフ弁に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
建設機械等において、旋回体を制動する際に生じるサージ圧が発生する。サージ圧の発生を抑制すべく、例えば特許文献1のようなリリーフ弁が知られている。特許文献1のリリーフ弁では、昇圧緩衝用のピストンのストロークを減衰させるダンピング室が設けられている。ダンピング室は、直列に配置された2つの絞りを介してピストンの内孔に繋がっている。特許文献1のリリーフ弁では、ピストンがダンピング室の作動液を2つの絞りを介して排出させながら下降する。それ故、ダンピング室から排出される作動液の流量が2つの絞りによって調整されるので、リリーフされる作動液の液圧をリリーフ圧まで徐々に昇圧することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
韓国登録特許第10-2151124号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のリリーフ弁では、プランジャとピストンとが互いに摺動可能に構成されている。これにより、プランジャとピストンとの間がシールされて作動液のリークが防がれている。他方、2つの絞りは、プランジャ及びピストンに夫々形成されている。そして、2つの絞りは、プランジャの外周面に形成されているスリットを介して繋がっている。スリットは、プランジャの外周面において軸方向に延在するように形成されている。それ故、スリットによってプランジャとピストンとが互いに摺動する部分が短くなる、即ちシール幅が短くなる。従って、リーク量を抑えるべくプランジャとピストンとの間のクリアランスの精度が要求されるようになる。これにより、プランジャ及びピストンの加工に関してより高い精度の加工が求められる。
【0005】
そこで本発明は、プランジャ及びピストンの加工精度に関する要求を抑えつつリーク量を抑えることができるリリーフ弁を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のリリーフ弁は、作動液が流れる弁通路を含むハウジングと、前記弁通路を開閉するように前記ハウジングに移動可能に収容され、前記弁通路を開く開方向に前記弁通路の流入圧を受圧するプランジャと、前記弁通路の流入圧が導かれ、その液圧を前記弁通路の流入圧に抗するように前記プランジャに作用させる差圧室と、前記弁通路を閉じる閉方向に前記プランジャを付勢するばね部材と、前記プランジャに摺動可能に外装され、前記差圧室の液圧に応じて移動して前記ばね部材を圧縮するピストンと、前記差圧室に繋がり、前記ばね部材を圧縮する圧縮方向への前記ピストンの移動を制限するダンピング室を備え、前記ピストンは、前記差圧室と前記ダンピング室とを繋ぐダンピング通路を含むものである。
【0007】
本発明に従えば、ピストンは、差圧室とダンピング室とを繋ぐダンピング通路を含んでいる。それ故、プランジャとピストンとが互いに摺動する摺動部分の長くとることができる。従って、プランジャとピストンとの間のシール幅を長くとることができる。これにより、プランジャ及びピストンの加工精度に関する要求を抑えつつプランジャとピストンとの間からのリーク量を抑えることができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、プランジャ及びピストンの加工精度に関する要求を抑えつつリーク量を抑えことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1実施形態に係るリリーフ弁を示す断面図である。
図1のリリーフ弁の一部分を拡大して示す拡大断面図である。
図1のリリーフ弁におけるリリーフ圧の経時変化を示すグラフである。
図2のリリーフ弁に関して、ピストンが最大圧縮位置まで移動した状態を示す拡大断面図である。
本発明の第2実施形態に係るリリーフ弁を示す断面図である。
本発明の第3実施形態に係るリリーフ弁を示す断面図である。
本発明の第4実施形態に係るリリーフ弁を示す断面図である。
その他の実施形態に係るリリーフ弁を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係る第1乃至第4実施形態のリリーフ弁1,1A~1Cについて前述する図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明で用いる方向の概念は、説明する上で便宜上使用するものであって、発明の構成の向き等をその方向に限定するものではない。また、以下に説明するリリーフ弁1は、本発明の一実施形態に過ぎない。従って、本発明は実施形態に限定されず、発明の趣旨を逸脱しない範囲で追加、削除、変更が可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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