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公開番号
2025043054
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-28
出願番号
2023150356
出願日
2023-09-15
発明の名称
情報出力システムおよび情報出力システムの制御プログラム
出願人
コマツ株式会社
,
学校法人同志社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06Q
50/08 20120101AFI20250321BHJP(計算;計数)
要約
【課題】利便性を向上することのできる情報出力システムおよび情報出力システムの制御プログラムを提供する。
【解決手段】情報出力システム1は、画像を取得する画像取得部101と、画像取得部101にて取得した画像を入力として、機械学習により生成された学習済みモデル121を用いて、画像取得部101にて取得した画像に関連する建築材料を特定する情報を出力する出力部102とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
建築材料を特定する情報を出力する情報出力システムであって、
画像を取得する画像取得部と、
前記画像取得部にて取得した画像を入力として、機械学習により生成された学習済みモデルを用いて、前記画像取得部にて取得した画像に関連する建築材料を特定する情報を出力する出力部とを備えた、情報出力システム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記学習済みモデルは、一の建築材料に関する互いに異なる複数のサンプル画像の各々を問題データとし、前記一の建築材料を特定する情報を正解データとした、教師あり学習により構築されたものである、請求項1に記載の情報出力システム。
【請求項3】
前記一の建築材料に関する前記複数のサンプル画像は、第1の光を前記一の建築材料に照射した状態で前記一の建築材料を撮影した画像である第1の照明画像と、前記第1の光の色温度とは異なる色温度を有する第2の光を前記一の建築材料に照射した状態で前記一の建築材料を撮影した画像である第2の照明画像とを含む、請求項2に記載の情報出力システム。
【請求項4】
前記一の建築材料に関する前記複数のサンプル画像は、前記一の建築材料を撮影した画像における第1の部分を切り出すことで得られた第1の切出画像と、前記一の建築材料を撮影した画像における前記第1の部分とは異なる部分である第2の部分を切り出すことで得られた第2の切出画像とを含む、請求項3に記載の情報出力システム。
【請求項5】
前記一の建築材料を撮影した画像に占める前記第1の切出画像の割合は、前記一の建築材料を撮影した画像に占める前記第2の切出画像の割合よりも大きく、かつ前記第1の切出画像の画素数は、前記第2の切出画像の画素数と同じである、請求項4に記載の情報出力システム。
【請求項6】
前記建築材料を特定する情報は、前記建築材料の製品番号、前記建築材料の購入方法、および前記建築材料を販売するウェブサイトのURL(Uniform Resource Locator)のうち少なくともいずれか1つを含む、請求項1に記載の情報出力システム。
【請求項7】
前記学習済みモデルはニューラルネットワークを含む、請求項1に記載の情報出力システム。
【請求項8】
前記情報出力システムは、撮影装置をさらに備え、
前記撮影装置は、
画像を撮影する撮影部と、
前記撮影部にて撮影した画像を前記画像取得部に送信する送信部と、
前記出力部にて出力した情報を受信する受信部とを含む、請求項1に記載の情報出力システム。
【請求項9】
建築材料を特定する情報を出力する情報出力システムの制御プログラムであって、
画像を取得する画像取得ステップと、
前記画像取得ステップにて取得した画像を入力として、機械学習により生成された学習済みモデルを用いて、前記画像取得部にて取得した画像に関連する建築材料を特定する情報を出力する出力ステップとをコンピューターに実行させるものである、情報出力システムの制御プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報出力システムおよび情報出力システムの制御プログラムに関する。より特定的には、本発明は、建築材料を特定する情報を出力する情報出力システムおよび情報出力システムの制御プログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
建築材料には、壁紙、絨毯、フロアシート、タイル、石材、カーテン、および化粧フィルムなどが含まれる。従来の建築材料の発注方法は、次の通りであった。建築材料のメーカーは、多岐にわたる製品の写真が掲載されたカタログを提供している。建築材料を用いた施工の施工主などの建築材料の購入者は、これらのカタログに掲載された多数の製品の写真の中から、実際にその製品を使用した状態を頭の中に浮かべながら、所望の製品を選択する。購入者は、製品を特定する情報(製品番号など)を、建築会社の社員や建築材料の販売業者の仲介の下でメーカーに伝えることで、その製品を発注する。
【0003】
しかし、従来の建築材料の発注方法では、購入者は、カタログに掲載された膨大な製品の中から製品を選択しなければならず、利便性が低かった。また、カタログに掲載された写真と実際の製品との間には乖離があるため、実際の製品が想像したものと違ったという不満を購入者が持つことが多く、利便性が低かった。さらに、購入者が正式の発注の前に製品のサンプルを取り寄せた場合には、製品のサンプルが購入者の元に届くまでに時間を要し、利便性が低かった。
【0004】
なお、下記特許文献1などには、オンラインによる建材の受発注システムが開示されている。このシステムは、電話回線、インターネット等の通信手段を介して行う建材の受発注システムである。このシステムでは、発注者側端末の表示画面に発注メニュー欄、見積メニュー欄、伝票管理メニュー欄などが設けられる。このシステムでは、発注に際して発注メニュー欄の発注枠が選択された場合に、さらに詳細な項目枠を表示する。そして、これらの項目枠に商品コード、又は商品の色、木目、サイズ、加工条件、使用条件、発注数、希望納品日などの発注情報が入力される。このシステムでは、受注者側のコンピューター処理により発注情報に対応する受注可能の可否、納期、価格等が発注者側端末に表示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2002-269175号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、購入者はしばしば、外出先の建造物などで実際に使用されている建築材料を偶然気に入り、その建築材料の購入を希望することがある。実際に見て気に入った建築材料と同じものを購入者が容易に購入できるのであれば、上述の従来の建築材料の発注方法における利便性の低さを解消することができる。
【0007】
しかし、多くの場合、購入者、建築会社、または建築材料の販売業者などが必要な建築材料を特定することは困難であった。これは、施工済の建築材料には、その建築材料を特定する情報が表示されていないためである。たとえば壁紙の場合、壁への貼付面である裏面に製品番号が表示されており、表面からは見えない。加えて、建築材料については、全体の明度、ならびに模様の色、凹凸の段差の大きさ、および形状などがわずかに異なる多数の製品が市場に存在しているため、類似した多数の製品同士を目視にて見分けることは容易ではない。
【0008】
したがって、購入者、建築会社、または建築材料の販売業者などは、カタログに掲載された膨大な製品の中から、必要な建築材料を目視にて探す必要があった。またその結果、必要な製品を発見できないことも多かった。一般的に、建築材料のカタログは、2年に1回程度の短い周期で新しいバージョンのものに切り替わり、新しいバージョンのカタログでは、古いバージョンのカタログに掲載されている製品の2~4割のものが廃番になる傾向にある。このような状況で、必要な建築材料が最新版のカタログに掲載されていない可能性が高いことも、必要な製品を発見できない理由の一つであった。
【0009】
購入者、建築会社、または建築材料の販売業者などは必要な製品を探すことに多大な労力を要し、利便性は依然として低かった。
【0010】
図14は、壁紙の市場に存在する4つの互いに異なる製品の写真を示す図である。
(【0011】以降は省略されています)
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