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公開番号
2025042261
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-27
出願番号
2023149164
出願日
2023-09-14
発明の名称
ワイヤレス充電装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
H02J
50/90 20160101AFI20250319BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】本開示の目的は、車両に搭載されるワイヤレス充電装置による携帯端末の充電の効率低下を抑制することである。
【解決手段】ワイヤレス充電装置は車両に搭載される。ワイヤレス充電装置は制御部を備える。制御部は、水平方向において所定の閾値以上の大きさの加速度が発生したことが携帯端末の充電中に検出された場合に、ワイヤレス充電装置上での携帯端末の移動方向を加速度の方向に基づいて推定する。さらに、制御部は、ワイヤレス充電装置において、推定された携帯端末の移動方向に基づいて送電コイルの位置を決定する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載され、載置された携帯端末を充電するワイヤレス充電装置であって、
水平方向において所定の閾値以上の大きさの加速度が発生したことが前記携帯端末の充電中に検出された場合に、前記ワイヤレス充電装置上での前記携帯端末の移動方向を加速度の方向に基づいて推定することと、
前記ワイヤレス充電装置において前記携帯端末の充電ために通電される送電コイルの位置を、推定された前記携帯端末の移動方向に基づいて決定することと、
を実行する制御部を備える、ワイヤレス充電装置。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
前記制御部は、水平方向において前記所定の閾値以上の大きさの加速度が発生したことが前記携帯端末の充電中に検出された場合、前記ワイヤレス充電装置上での前記携帯端末の移動量を加速度の大きさに基づいて推定することをさらに実行し、
前記制御部は、推定された前記携帯端末の移動方向及び推定された前記携帯端末の移動量に基づいて前記送電コイルの位置を決定する、
請求項1に記載のワイヤレス充電装置。
【請求項3】
前記制御部は、
充電中の前記携帯端末の重さを取得することをさらに実行し、
前記制御部は、前記ワイヤレス充電装置上での前記携帯端末の移動量を、加速度の大きさ及び前記携帯端末の重さに基づいて推定する、
請求項2に記載のワイヤレス充電装置。
【請求項4】
前記制御部は、充電中の前記携帯端末から前記携帯端末の機種情報を受信することをさらに実行し、
前記制御部は、受信した前記携帯端末の機種情報に対応する前記携帯端末の重さを取得する、
請求項3に記載のワイヤレス充電装置。
【請求項5】
前記制御部は、
水平方向において前記所定の閾値以上の大きさの加速度が発生したことが前記携帯端末の充電中に検出された場合、充電中の前記携帯端末における発電量の加速度発生の前後における変化量に基づいて、前記ワイヤレス充電装置上での前記携帯端末の移動量を推定することをさらに実行し、
前記制御部は、推定された前記携帯端末の移動方向及び推定された前記携帯端末の移動量に基づいて前記送電コイルの位置を決定する、
請求項1に記載のワイヤレス充電装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両に搭載されるワイヤレス充電装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、非接触充電システムを開示する。特許文献1に開示された非接触充電システムは駆動装置及び受電コイル位置検出部を備える。駆動装置は、中継コイルの位置を移動させることができる。受電コイル位置検出部は、送電コイルに対する受動コイルの相対位置を検出または推定する。そして、送電コイルに対する受動コイルの相対位置に基づいて中継コイルの位置を駆動装置によって制御する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-180578号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の目的は、車両に搭載されるワイヤレス充電装置による携帯端末の充電の効率低下を抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示に係るワイヤレス充電装置は、
車両に搭載され、載置された携帯端末を充電するワイヤレス充電装置であって、
水平方向において所定の閾値以上の大きさの加速度が発生したことが前記携帯端末の充電中に検出された場合に、前記ワイヤレス充電装置上での前記携帯端末の移動方向を加速度の方向に基づいて推定することと、
前記ワイヤレス充電装置において前記携帯端末の充電ために通電される送電コイルの位置を、推定された前記携帯端末の移動方向に基づいて決定することと、
を実行する制御部を備える。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、車両に搭載されるワイヤレス充電装置による携帯端末の充電の効率低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1実施形態に係る充電装置の概略について説明するための図である。
図2は、第1実施形態に係る、充電装置のハードウェア構成と、車両に搭載された各種装置と、について説明するためのブロック図である。
図3は、第1実施形態に係る通電制御のフローである。
図4は、第1実施形態の変形例に係る、携帯端末の重さを取得するための処理のフローである。
図は、第2実施形態に係る通電制御のフローである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
搭乗者の携帯端末を充電するために車両に搭載されるワイヤレス充電装置が知られている。ワイヤレス充電装置によって携帯端末が充電される際には、ワイヤレス充電装置上に携帯端末が載置される。そして、ワイヤレス充電装置に設けられた送電コイルと携帯端末
に設けられた受電コイルとによって電磁誘導を生じさせることで携帯端末において電力が発生し、携帯端末のバッテリが充電される。
【0009】
しかしながら、車両の走行中においては加速度が発生する。そして、ワイヤレス充電装置によって携帯端末が充電されている最中に水平方向の加速度が発生すると、ワイヤレス充電装置上に載置された携帯端末が移動してしまう場合がある。ワイヤレス充電装置上で携帯端末が移動してしまうと、ワイヤレス充電装置の送電コイルに対する携帯端末の受電コイルの位置がずれることで携帯端末において電磁誘導よって発生する電力量が減少し、その結果、携帯端末の充電効率が低下する虞がある。本開示はこのような問題を鑑みてなされたものである。
【0010】
本開示に係るワイヤレス充電装置は送電コイルの位置を変更可能に構成されている。より詳細には、例えば、ワイヤレス充電装置が複数の送電コイルを有していてもよい。そして、携帯端末の充電中に、通電する送電コイルを変更することで、携帯端末の充電に用いられる送電コイルの位置を変更してもよい。また、ワイヤレス充電装置において、少なくとも一つの送電コイルが移動可能に設けられていてもよい。そして、携帯端末の充電中に、通電中の送電コイル自体を移動させることで送電コイルの位置を変更してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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