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公開番号2025042212
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-27
出願番号2023149083
出願日2023-09-14
発明の名称棒状体挟持具
出願人未来工業株式会社
代理人個人
主分類F16B 2/06 20060101AFI20250319BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】
棒状体の径違いや配置方向の違いに対しても兼用可能な棒状体挟持具の提供である。
【解決手段】
雄ねじ部を備えた保持部材Sには、小径又は大径のボルト軸B1 ,B2 の少なくとも一方を配置可能な1又は複数のボルト軸配置空間が形成され、内周面に雌ねじ部が形成された雌ねじキャップ部材Fには、空回り回転可能に押圧部材Pが連結され、前記ボルト軸配置空間が複数の場合には、同一のボルト軸配置空間に小径又は大径の各ボルト軸B1 ,B2 のいずれか一方を選択して配置するか、又は異なるボルト軸配置空間に異なる外径のボルト軸を配置して、前記保持部材Sの雄ねじ部と、前記雌ねじキャップ部材Fの雌ねじ部とを螺合状態で螺回転させて、前記押圧部材Pと前記ボルト軸配置空間の底部の挟持部とで、各ボルト軸B1 ,B2 のいずれか一方を挟持固定する。
【選択図】 図7
特許請求の範囲【請求項1】
第1ねじ部を備える第1部材と、前記第1ねじ部に螺合可能な第2ねじ部を備える第2部材と、から成り、第1及び第2の各部材は、互いに螺合されることで、当該各部材の間に配置された棒状体を挟持する棒状体挟持具であって、
前記第1部材は、前記第2部材との螺進退方向を立設方向とする複数の立設部を備え、当該複数の立設部の間には、当該立設部の立設方向と交差する方向を軸方向として1本の前記棒状体を配置可能な1又は互いに交差した複数の棒状体配置空間が形成され、前記第1ねじ部は、前記複数の立設部に跨がって非連続で形成されたねじ溝から成り、
前記第2部材は、前記第1部材に対して相対的に螺進退する際に、当該第2部材の螺回動に追従することなく、相対的に空回りの状態で、当該第2部材の螺進退に追従して一体となって移動する押圧体を備え、前記第1部材に設けられた挟持部と、前記第2部材の螺進により移動した前記押圧体とで、前記棒状体配置空間に配置された棒状体を挟持可能であり、
大径及び小径の2種類の棒状体のいずれも挟持可能となるように、1又は複数の前記棒状体配置空間を備え、
前記棒状体配置空間が1つの場合には、大径及び小径の棒状体のいずれかを選択して配置可能であり、
前記棒状体配置空間が互いに交差した複数の場合には、異なる棒状体配置空間に大径及び小径の各棒状体のいずれかを選択して配置可能であるか、或いは同一の棒状体配置空間に大径及び小径の棒状体のいずれかを選択して配置可能であり、
前記第1部材と前記第2部材との相対的な螺進により、前記棒状体配置空間に配置された前記棒状体は、当該第1部材の挟持部と当該第2部材に具備された押圧体とで挟持された状態で保持されることを特徴とする棒状体挟持具。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記1又は複数の棒状体配置空間のうち少なくとも1つには、前記大径棒状体の外面に沿った断面弧状の大径用挟持部と、当該大径用挟持部に対して前記第2部材の螺進方向に沿って前方に、前記小径棒状体の外面に沿った断面弧状の小径用挟持部と、が連続して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の棒状体挟持具。
【請求項3】
前記押圧体には、前記第1部材の棒状体配置空間に配置される大径棒状体又は小径棒状体を押圧する大径用押圧面及び小径用押圧面とが、互いに交差して前記各棒状体の軸方向に沿って延設され、
前記第1部材の棒状体配置空間に配置された大径又は小径の棒状体に対して、前記押圧体の大径用及び小径用のいずれの押圧面で押圧するかの選択が可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の棒状体挟持具。
【請求項4】
前記第1部材と前記第2部材との螺合を解除した状態においてのみ、前記押圧体の大径用押圧面と小径用押圧面との選択・変更が可能であることを特徴とする請求項3に記載の棒状体挟持具。
【請求項5】
前記押圧体には、前記大径用押圧面の使用を阻害する使用阻害部を有することを特徴とする請求項3に記載の棒状体挟持具。
【請求項6】
前記挟持部及び押圧体の少なくとも一方には、前記小径棒状体の外面に沿う弧状の小径用押圧面を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の棒状体挟持具。
【請求項7】
前記第1部材の挟持部と前記押圧体とで前記大径棒状体又は小径棒状体の一方を挟持した状態で、前記立設部の立設方向又は前記棒状体の両側から当接して、当該棒状体の径方向への移動を規制する規制部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の棒状体挟持具。
【請求項8】
前記棒状体配置空間は、配置状態で軸方向が異なる方向に延びる前記大径及び小径の各棒状体のいずれにも挟持可能なように2以上が交差して形成され、
少なくとも2つの前記棒状体配置空間は、前記第1ねじ部と前記第2ねじ部の螺回動軸心上に位置していることを特徴とする請求項1又は2に記載の棒状体挟持具。
【請求項9】
第1ねじ部を備える第1部材と、前記第1ねじ部に螺合可能な第2ねじ部を備える第2部材と、から成り、第1及び第2の各部材は、互いに螺合されることで、当該各部材の間に配置された棒状体を挟持する棒状体挟持具であって、
前記第1部材は、前記第2部材との螺進退方向を立設方向とする複数の立設部を備え、当該複数の立設部の間には、当該立設部の立設方向と交差する方向を軸方向として前記棒状体を配置可能な1又は複数の棒状体配置空間が形成され、前記第1ねじ部は、前記複数の立設部に跨がって非連続で形成されたねじ溝から成り、
前記第2部材は、前記第1部材に対して相対的に螺進退する際に、当該第2部材の螺回動に追従することなく、相対的に空回りの状態で、当該第2部材の螺進退に追従して一体となって移動する押圧体を備え、前記第1部材に設けられた挟持部と、前記第2部材の螺進により移動した前記押圧体とで、前記棒状体配置空間に配置された棒状体を挟持可能であり、
前記棒状体配置空間は、軸方向が交差する少なくとも2つの向きに配置される前記棒状体のいずれの配置状態においても配置可能なように2以上形成されていることを特徴とする棒状体挟持具。
【請求項10】
前記第1部材は、別の部材が固定される固定部を形成するために、相反する方向に延びる一対の支持腕を備え、
前記一対の支持腕の延びる方向、及び当該方向と交差する異なる2方向を前記棒状体の軸方向として、当該棒状体に取着可能となるように、2つの前記棒状体配置空間が形成されていることを特徴とする請求項1,2又は9のいずれかに記載の棒状体挟持具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、吊ボルト軸等の棒状体の軸方向の一部を挟持することで、当該棒状体に自身又は他の部材を取着したり、当該棒状体を保持するのに使用される棒状体挟持具に関するものである。
続きを表示(約 2,400 文字)【0002】
最初に、本明細書で使用されていて、「一般技術用語」として認知されていないと思われる複数の「技術用語」について定義する。「螺合」とは、雄ねじ部材のねじ山部と雌ねじ部材の谷部とが係止状態となって、雄ねじ及び雌ねじの各部材が互いに連結された状態を意味し、「螺進」及び「螺退」とは、雄ねじ部材と雌ねじ部材とを螺合した状態で、両部材を相対的に回動(回転)させた場合に、両部材が相対的に近接することを「螺進」と言い、相対的に離間することを「螺退」と言い、「螺進退」とは、「螺進」と「螺退」との「合成用語」である。更に、「螺回動」とは、互いに螺合している雄ねじ部材又は雌ねじ部材の少なくとも一方を回動(回転)させることを言う。
【背景技術】
【0003】
特許文献1には、吊ボルト軸に対して取着可能であって、当該吊ボルト軸に対して種々の設置体を設置固定したり、当該吊ボルト軸の端部を壁面等に固定するのに使用される棒状体挟持具が開示されており、当該棒状体挟持具は、特定の1種類の外径のボルト軸に対してのみ挟持可能な構造であった。
【0004】
吊ボルト軸等として使用されるボルト軸の大部分は、その径が3分(3/8 インチ)又は4分(1/2 インチ)であり、更に、他の径のボルト軸が使用されることもある。特許文献1の棒状体挟持具は、特定外径の1種類のボルト軸のみ挟持可能であるため、別の外径のボルト軸に対しては、当該別の外径に対応した別の棒状体挟持具を準備しておく必要があった。
【0005】
また、特許文献1に開示の棒状体挟持具は、種々の設置体又は壁面等に固定するための長方形板状の取着板部を備えており、吊ボルト軸に挟持(取着)された状態において、当該吊ボルト軸に対する前記取着板部の配置方向は、互いに直交して不変の関係にあった。よって、前記吊ボルト軸に対して前記取着板部の配置方向の変更には対応できず、当該吊ボルト軸に対して異なる方向に配置可能な取着板部を備えた別の棒状体挟持具を準備しておく必要があった。
【0006】
一方、特許文献2に示されるように、天井面や側壁面に沿って平行に設置されるボルト軸も存在し、設置方向の異なるボルト軸を前記天井面等に固定するには、前記取着板部の配置方向の異なる複数の棒状体挟持具を準備しておく必要があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2022-30353号公報
特開2020-156251号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、挟持により棒状体に他の部材を取着したり、当該棒状体を保持する棒状体挟持具であって、当該棒状体の径違いや配置方向の違いに対しても兼用可能にすることを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するための請求項1の発明は、
第1ねじ部を備える第1部材と、前記第1ねじ部に螺合可能な第2ねじ部を備える第2部材と、から成り、第1及び第2の各部材は、互いに螺合されることで、当該各部材の間に配置された棒状体を挟持する棒状体挟持具であって、
前記第1部材は、前記第2部材との螺進退方向を立設方向とする複数の立設部を備え、当該複数の立設部の間には、当該立設部の立設方向と交差する方向を軸方向として1本の前記棒状体を配置可能な1又は互いに交差した複数の棒状体配置空間が形成され、前記第1ねじ部は、前記複数の立設部に跨がって非連続で形成されたねじ溝から成り、
前記第2部材は、前記第1部材に対して相対的に螺進退する際に、当該第2部材の螺回動に追従することなく、相対的に空回りの状態で、当該第2部材の螺進退に追従して一体となって移動する押圧体を備え、前記第1部材に設けられた挟持部と、前記第2部材の螺進により移動した前記押圧体とで、前記棒状体配置空間に配置された棒状体を挟持可能であり、
大径及び小径の2種類の棒状体のいずれも挟持可能となるように、1又は複数の前記棒状体配置空間を備え、
前記棒状体配置空間が1つの場合には、大径及び小径の棒状体のいずれかを選択して配置可能であり、
前記棒状体配置空間が互いに交差した複数の場合には、異なる棒状体配置空間に大径及び小径の各棒状体のいずれかを選択して配置可能であるか、或いは同一の棒状体配置空間に大径及び小径の棒状体のいずれかを選択して配置可能であり、
前記第1部材と前記第2部材との相対的な螺進により、前記棒状体配置空間に配置された前記棒状体は、当該第1部材の挟持部と当該第2部材に具備された押圧体とで挟持された状態で保持されることを特徴としている。
【0010】
請求項1の発明によれば、前記棒状体配置空間が1つの場合には、大径又は小径の棒状体のいずれか一方が選択して配置される。前記棒状体配置空間が互いに交差した複数の場合には、異なる棒状体配置空間に大径又は小径の各棒状体が選択されて配置されるか、或いは同一の棒状体配置空間に、大径又は小径の棒状体のいずれか一方が選択して配置される。第1部材の第1ねじ部は、複数の立設部に跨がって非連続で形成されたねじ溝から成り、当該第1ねじ部と、第2部材の第2ねじ部とが螺合された状態で、第1及び第2の各部材が相対的に螺進すると、第2部材に対して相対的に空回りして当該第2部材の螺進退に追従して一体となって移動する押圧体と、第1部材の挟持部とは、相対的に近接して、当該押圧体は、第1部材の棒状体配置空間に配置されている棒状体を押圧して、当該棒状体は、第2部材に具備する当該押圧体と、第1部材の挟持部との間で押圧状態で保持される。
(【0011】以降は省略されています)

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