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公開番号2025041349
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-26
出願番号2023148590
出願日2023-09-13
発明の名称支持構造
出願人愛三工業株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類H01M 50/291 20210101AFI20250318BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】低コストで電池の膨張量を抑制することができる技術を提供する。
【解決手段】支持構造は、電池を収容する筐体と、前記電池が前記筐体に収容されている状態で前記電池と前記筐体との間に配置されて前記電池を支持する支持部材であって、複数の薄板部材により構成されている前記支持部材と、を備えている。前記各薄板部材は、前記全固体電池と前記支持部材が並ぶ第1方向と直交する第2方向に並ぶ複数の第1バネ部を備えている。前記第1バネ部は、前記筐体側又は前記全固体電池側に突出する第1支点部と、前記第1支点部から前記第2方向に離間した位置で前記第1支点部と反対側に突出する一対の第2支点部と、一対の前記第2支点部の間において前記第1支点部と向かい合う位置に設けられている第1中空部とを備えている。前記各薄板部材は、前記第1方向及び前記第2方向に直交する第3方向に沿って積層されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
電池を支持する支持構造であって、
前記電池を収容する筐体と、
前記電池が前記筐体に収容されている状態で前記電池と前記筐体との間に配置されて前記電池を支持する支持部材であって、複数の薄板部材により構成されている前記支持部材と、を備えており、
前記各薄板部材は、前記電池と前記支持部材が並ぶ第1方向と直交する第2方向に並ぶ複数の第1バネ部を備えており、
前記第1バネ部は、前記筐体側又は前記電池側に突出する第1支点部と、前記第1支点部から前記第2方向に離間した位置で前記第1支点部と反対側に突出する一対の第2支点部と、一対の前記第2支点部の間において前記第1支点部と向かい合う位置に設けられている第1中空部とを備えており、
前記各薄板部材は、前記第1方向及び前記第2方向に直交する第3方向に沿って積層されている、支持構造。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
請求項1に記載の支持構造であって、
隣り合う前記薄板部材の前記第2支点部が、前記第2方向にオフセットしている、支持構造。
【請求項3】
請求項1に記載の支持構造であって、
前記薄板部材は、第1の薄板部材と第2の薄板部材を含み、
前記支持部材は、前記第1の薄板部材と前記第2の薄板部材が交互に配置されることにより構成されており、
前記第1の薄板部材と前記第2の薄板部材は、前記第3方向の厚みが異なる、支持構造。
【請求項4】
請求項1に記載の支持構造であって、
前記薄板部材は、第1の薄板部材と第2の薄板部材を含み、
前記支持部材は、前記第1の薄板部材と前記第2の薄板部材が交互に配置されることにより構成されており、
前記第1の薄板部材と前記第2の薄板部材は、主材料が異なる、支持構造。
【請求項5】
請求項1に記載の支持構造であって、
隣り合う前記薄板部材は、互いに溶接されており、
前記第3方向に沿って隣り合う溶接箇所が、前記第2方向にオフセットしている、支持構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書に開示する技術は、電池の支持構造に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に電池モジュールが開示されている。特許文献1の電池モジュールは、電池と、電池を拘束する拘束部品とを有する。拘束部品は、電池の両端に配置される一対のエンドプレートと、一対のエンドプレートを連結して電池を加圧状態で拘束するテンションバンドとを有する。テンションバンドは、弾性変形可能な凹凸部を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-114477号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の電池モジュールでは電池の膨張量を抑制しようとすると体格が大きくなりコストが増大する。本明細書は、低コストで電池の膨張量を抑制することができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書は、第1の態様として、電池を支持する支持構造を開示する。支持構造は、前記電池を収容する筐体と、前記電池が前記筐体に収容されている状態で前記電池と前記筐体との間に配置されて前記電池を支持する支持部材であって、複数の薄板部材により構成されている前記支持部材と、を備えている。前記各薄板部材は、前記電池と前記支持部材が並ぶ第1方向と直交する第2方向に並ぶ複数の第1バネ部を備えている。前記第1バネ部は、前記筐体側又は前記電池側に突出する第1支点部と、前記第1支点部から前記第2方向に離間した位置で前記第1支点部と反対側に突出する一対の第2支点部と、一対の前記第2支点部の間において前記第1支点部と向かい合う位置に設けられている第1中空部とを備えている。前記各薄板部材は、前記第1方向及び前記第2方向に直交する第3方向に沿って積層されている。
【0006】
この構成によれば、筐体内で電池が膨張したとしても、支持部材の複数の第1バネ部が、電池と支持部材が並ぶ方向に電池を支持することにより電池の膨張量を抑制することができる。また、上記の支持構造では、支持部材は複数の薄板部材が積層されることにより構成されている。このため、各薄板部材の加工性が向上し、例えば、切削加工などの高コストな加工方法ではなく、低廉なプレス加工を用いて支持部材を製造することができる。
【0007】
第2の態様では、上記第1の態様において、隣り合う前記薄板部材の前記第2支点部が、前記第2方向にオフセットしていてもよい。
【0008】
このような構成では、電池と対向する第2支点部が分散して配置されるので、電池の膨張により支持部材に印加される応力を分散させることができる。
【0009】
第3の態様では、上記第1又は第2の態様において、前記薄板部材は、第1の薄板部材と第2の薄板部材を含んでもよい。前記支持部材は、前記第1の薄板部材と前記第2の薄板部材が交互に配置されることにより構成されてもよい。前記第1の薄板部材と前記第2の薄板部材は、前記第3方向の厚みが異なってもよい。
【0010】
このような構成では、第1の薄板部材と第2の薄板部材の厚みを適宜選択することにより、電池の膨張に対する支持部材の受圧面積を調整することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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