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公開番号
2025041251
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-26
出願番号
2023148433
出願日
2023-09-13
発明の名称
物体測定方法
出願人
中部電力パワーグリッド株式会社
,
中部電力株式会社
代理人
名古屋国際弁理士法人
主分類
G01B
11/245 20060101AFI20250318BHJP(測定;試験)
要約
【課題】形状データに欠損が生じるのを抑制する。
【解決手段】対象物体を撮影した撮影データを用いて、対象物体の形状データを取得する物体測定方法は、マーキング工程と、スキャニング工程とを備える。マーキング工程では、作業者が、対象物体の表面上に、図形、記号および文字の少なくとも1つを付与物として付与する。スキャニング工程では、作業者が、対象物体を撮影して撮影データを生成するように構成された撮影装置を把持し、付与物が付与されている対象物体の表面側で撮影装置を移動させることにより、対象物体の表面を撮影した撮影データを取得する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
対象物体を撮影した撮影データを用いて、前記対象物体の形状データを取得する物体測定方法であって、
作業者が、前記対象物体の表面上に、図形、記号および文字の少なくとも1つを付与物として付与するマーキング工程と、
前記作業者が、前記対象物体を撮影して前記撮影データを生成するように構成された撮影装置を把持し、前記付与物が付与されている前記対象物体の前記表面側で前記撮影装置を移動させることにより、前記対象物体の前記表面を撮影した前記撮影データを取得するスキャニング工程と
を備える物体測定方法。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の物体測定方法であって、
前記作業者は、前記マーキング工程において、チョークで線を書くことにより、前記対象物体の表面上に前記付与物を付与する物体測定方法。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の物体測定方法であって、
前記作業者は、前記マーキング工程において、前記付与物として、前記対象物体の部材名を示す文字列を付与する物体測定方法。
【請求項4】
請求項1または請求項2に記載の物体測定方法であって、
前記撮影装置は、複数のカメラを備え、複数の前記カメラのそれぞれが撮影した複数の前記撮影データを用いて、三角測量の原理を利用して前記対象物体までの距離を算出することにより、前記対象物体の前記形状データを生成する三次元スキャナである物体測定方法。
【請求項5】
請求項1または請求項2に記載の物体測定方法であって、
前記対象物体は、長尺部材であり、
前記作業者は、前記マーキング工程において、前記長尺部材の延伸方向に沿って前記付与物を付与する物体測定方法。
【請求項6】
請求項1または請求項2に記載の物体測定方法であって、
前記形状データは、三次元点群データである物体測定方法。
【請求項7】
請求項1または請求項2に記載の物体測定方法であって、
前記作業者は、前記スキャニング工程において、前記撮影装置により前記対象物体の前記表面を2回以上に分けて撮影する場合には、互いに相違する第1撮影範囲と第2撮影範囲とが部分的に重複するように前記撮影装置を移動させる物体測定方法。
【請求項8】
請求項1または請求項2に記載の物体測定方法であって、
前記対象物体は、ボルトを含み、
前記作業者は、前記スキャニング工程の後に、前記ボルトの頭部の前記形状データを確認し、前記ボルトの前記頭部の前記形状データが適切に生成されていないと判断した場合に、再度、前記撮影装置を用いて前記ボルトを撮影する物体測定方法。
【請求項9】
請求項2に記載の物体測定方法であって、
前記チョークの色は、赤または青である物体測定方法。
【請求項10】
請求項1または請求項2に記載の物体測定方法であって、
前記付与物は、変則的、不規則または非周期的な形状を有する物体測定方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、物体の形状データを取得する物体測定方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、レーザを照射する携帯式のレーザ測定装置を用いて鉄塔を測定し、鉄塔の三次元点群データを取得する鉄塔測定方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7233780号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
携帯式の測定装置を用いて対象物体を測定することにより形状データを取得する場合に、取得される形状データに欠損が生じてしまうことがあるという問題があった。
本開示は、形状データに欠損が生じるのを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様は、対象物体を撮影した撮影データを用いて、対象物体の形状データを取得する物体測定方法であって、マーキング工程と、スキャニング工程とを備える。
マーキング工程では、作業者が、対象物体の表面上に、図形、記号および文字の少なくとも1つを付与物として付与する。
【0006】
スキャニング工程では、作業者が、対象物体を撮影して撮影データを生成するように構成された撮影装置を把持し、付与物が付与されている対象物体の表面側で撮影装置を移動させることにより、対象物体の表面を撮影した撮影データを取得する。
【0007】
このように構成された本開示の物体測定方法は、対象物体の表面上に付与物を付与することにより、撮影データから形状データを生成する形状データ生成処理において、対象物体の表面を認識するための特徴点を増やすことができる。このため、本開示の物体測定方法は、撮影データにおいて対象物体の表面を認識し易くなり、形状データに欠損が生じるのを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
物体測定処理を示すフローチャートである。
三次元スキャナの概略構成を示す斜視図である。
作業者が鉄骨部材の表面に書く線の第1具体例を示す図である。
作業者が鉄骨部材の表面に書く線の第2具体例を示す図である。
作業者が鉄骨部材の表面に書く線の第3具体例を示す図である。
作業者が鉄骨部材の表面に書く線の第4具体例を示す図である。
効果的なマーキング例と、効果的でないマーキング例とを示す図である。
三次元スキャナを鉄骨部材へ向ける角度を示す図である。
表面に線を書いていない鉄骨部材を撮影した撮影画像と、三次元スキャナで測定することで生成された三次元点群画像とを示す。
表面に線を書いた鉄骨部材を撮影した撮影画像と、三次元スキャナで測定することで生成された三次元点群画像とを示す。
2つのスキャン範囲の重複部分を示す図である。
ボルトの三次元点群データを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に本開示の実施形態を図面とともに説明する。
本実施形態の物体測定方法は、送電鉄塔を構成する鉄骨部材の形状を携帯式の三次元スキャナにより測定するために用いられる。
【0010】
作業者が実行する物体測定処理の手順を説明する。
図1に示すように、物体測定処理では、作業者は、まずS10にて、後述するマーキング工程を実行する。
(【0011】以降は省略されています)
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