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公開番号
2025039998
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-24
出願番号
2023146627
出願日
2023-09-11
発明の名称
モーター
出願人
日本特殊陶業株式会社
,
株式会社エフ・シー・シー
代理人
弁理士法人グランダム特許事務所
主分類
H02K
1/276 20220101AFI20250314BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】性能が改善された新規なモーターを提供する。
【解決手段】モーター30は、積層磁石10を備える。積層磁石10は、複数の磁石11と絶縁層13とが第1の方向に積層されている。磁石11は、希土類元素を含む。磁石11は、第1の方向から見て第2の方向に凸の曲形状であり、第1の方向から見た磁石11の外周のうち、第2の方向の凸側の曲線上の一端から他端の複数の点における法線を中心とした1mm幅の各部分の平均配向度が90%以上である。絶縁層13は、無機結晶を主成分とする。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
積層磁石を備えるモーターであって、
前記積層磁石は、複数の磁石と絶縁層とが第1の方向に積層されており、
前記磁石は、希土類元素を含み、前記第1の方向から見て第2の方向に凸の曲形状であり、
前記第1の方向から見た前記磁石の外周のうち、前記第2の方向の凸側の曲線上の一端から他端の複数の点における法線を中心とした1mm幅の各部分の平均配向度が90%以上であり、
前記絶縁層は、無機結晶を主成分とする、モーター。
続きを表示(約 51 文字)
【請求項2】
最大回転速度7500rpm以上で使用される、請求項1に記載のモーター。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、モーターに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、永久磁石を備えたローターを開示する。また、特許文献2も、永久磁石を備えたローターを開示する。いずれの永久磁石も、分割されていないブロック状の磁石である。
特許文献3は、磁石を備えたIPMローターを開示する。この磁石の一例として、軸方向に分割された複数の分割磁石からなる例が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-155164号公報
特開2022-155204号公報
特開2018-161001号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、モーターには種々の要求がある。例えば、内部に発生する渦電流損失を低減でき、かつ、磁束を集中させ得る磁石を用いて、モーターの性能を改善することが望まれている。
本開示は、上記実情を鑑みてなされたものであり、性能が改善された新規なモーターを提供することを目的とする。本開示は、以下の形態として実現することが可能である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
〔1〕 積層磁石を備えるモーターであって、
前記積層磁石は、複数の磁石と絶縁層とが第1の方向に積層されており、
前記磁石は、希土類元素を含み、前記第1の方向から見て第2の方向に凸の曲形状であり、
前記第1の方向から見た前記磁石の外周のうち、前記第2の方向の凸側の曲線上の一端から他端の複数の点における法線を中心とした1mm幅の各部分の平均配向度が90%以上であり、前記絶縁層は、無機結晶を主成分とする、モーター。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、性能が改善された新規なモーターを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
積層磁石の一例を模式的に表す斜視図である。
積層磁石の上面図である。
図2のA-A線断面図である。
積層磁石の他の例1の断面図である。
図4の一部を拡大して示す拡大図である。
磁石の平均配向度の測定方法を説明するための図である。
他の例2の磁石の平均配向度の測定方法を説明するための図である。
平均配向度を測定するための各部分を模式的に表す図である。
モーターの一部を模式的に表す断面図である。
ローターの平面図である。
サンプルAのシミュレーション結果と、磁束密度の分布のイメージを表す図である。
サンプルBのシミュレーション結果と、磁束密度の分布のイメージを表す図である。
サンプルCのシミュレーション結果と、磁束密度の分布のイメージを表す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
ここで、本開示の望ましい例を示す。
〔2〕 最大回転速度7500rpm以上で使用される、〔1〕に記載のモーター。
【0009】
以下、本開示を詳しく説明する。なお、本明細書において、数値範囲について「-」を用いた記載では、特に断りがない限り、下限値及び上限値を含むものとする。例えば、「10-20」という記載では、下限値である「10」、上限値である「20」のいずれも含むものとする。すなわち、「10-20」は、「10以上20以下」と同じ意味である。また、本明細書において、各数値範囲の上限値及び下限値は、任意に組み合わせることができる。以下、各図におけるZ軸方向は、積層磁石10の積層方向(第1の方向)である。Z軸方向と直交する一の方向をX軸方向(第2の方向とも称する)とし、Z軸方向及びX軸方向と直交する方向をY軸方向とする。絶縁層13は、無機結晶を主成分とする。
【0010】
1.モーター30
モーター30は、積層磁石10を備える。積層磁石10は、複数の磁石11と絶縁層13とが第1の方向に積層されている。磁石11は、希土類元素を含む。磁石11は、第1の方向から見て第2の方向に凸の曲形状であり、第1の方向から見た磁石11の外周のうち、第2の方向の凸側の曲線上の一端から他端の複数の点における法線を中心とした1mm幅の各部分の平均配向度が90%以上である。
(【0011】以降は省略されています)
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