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公開番号
2025039757
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-21
出願番号
2025003314,2023529546
出願日
2025-01-09,2022-03-10
発明の名称
半導体モジュール
出願人
富士電機株式会社
代理人
弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類
H01L
25/07 20060101AFI20250313BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】半導体チップを被覆する封止体の状態を、半導体モジュールの製造の過程において容易に確認できるようにする。
【解決手段】半導体モジュール100は、主電極を含む半導体チップ12nと、主電極に電気的に接続される接続導体14nと、半導体チップ12nと接続導体14nの少なくとも一部とを包囲する筐体部23と、筐体部23の内壁面を被覆する下地膜24と、筐体部23が包囲する空間に充填された封止体41と、筐体部23に固定される接続ユニット21とを具備する。接続導体14nの一部である導通部142nは、封止体41の表面F1から露出する。封止体41は下地膜24に密着する。接続ユニット21は、接続導体14nの導通部142nに接合される接続端子51nと、筐体部23とは別体で構成されて接続端子51nを支持する支持体53とを含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1主電極を含む第1半導体チップと、
前記第1主電極に電気的に接続される第1接続導体と、
前記第1半導体チップと前記第1接続導体の少なくとも一部とを包囲する筐体部と、
前記筐体部の内壁面を被覆する下地膜と、
前記筐体部が包囲する空間に充填された第1封止体と、
前記筐体部に固定される接続ユニットとを具備し、
前記第1接続導体の一部である第1導通部は、前記第1封止体の表面から露出し、
前記第1封止体は前記下地膜に密着し、
前記接続ユニットは、
前記第1接続導体の前記第1導通部に接合される第1端子と、
前記筐体部とは別体で構成されて前記第1端子を支持する支持体とを含む
半導体モジュール。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
前記下地膜は、さらに、前記支持体の内壁面を被覆する
請求項1の半導体モジュール。
【請求項3】
第1主電極を含む第1半導体チップと、
第2主電極を含む第2半導体チップと、
前記第1主電極に電気的に接続される第1接続導体と、
前記第2主電極に電気的に接続される第2接続導体と、
前記第1半導体チップと前記第2半導体チップと前記第1接続導体の少なくとも一部と前記第2接続導体の少なくとも一部とを包囲する筐体部と、
前記筐体部が包囲する空間に充填された第1封止体と、
前記筐体部に固定される接続ユニットとを具備し、
前記第1接続導体の一部である第1導通部は、前記第1封止体の表面から露出し、
前記第2接続導体の一部である第2導通部は、前記第1封止体の表面から露出し、
前記接続ユニットは、
前記第1接続導体の前記第1導通部に接合される第1端子と、
前記第2接続導体の前記第2導通部に接合され、前記第1端子から電気的に絶縁された第2端子と、
前記筐体部とは別体で構成されて前記第1端子および前記第2端子を支持する支持体と、
前記第1端子は、第1本体部と、前記第1導通部に接合される第1接合部とを含み、
前記第2端子は、第2本体部と、前記第2導通部に接合される第2接合部とを含み、
前記第1本体部と前記第2本体部とは、平面視で相互に重複し、
前記第1端子と前記第2接合部とは、平面視で相互に重複せず、
前記第2端子と前記第1接合部とは、平面視で相互に重複しない
半導体モジュール。
【請求項4】
前記接続ユニットは、絶縁性の絶縁シートをさらに含み、
前記絶縁シートは、前記第1本体部と前記第2本体部との間に位置し、前記第1接合部および前記第2接合部に平面視で重複しない
請求項3の半導体モジュール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体モジュールに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
例えばIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)等の半導体チップを含む各種の半導体モジュールが従来から提案されている。例えば特許文献1には、半導体チップと接続導体とが枠状の端子ケースに収容された構造の半導体モジュールが開示されている。接続導体は、半導体チップの主電極に直接的または間接的に接続される導電体である。端子ケースには、例えばインサート成形により接続端子が設置される。接続端子は、端子ケースの内壁面から内側に突出する。端子ケースの内側の空間には、例えばエポキシ樹脂等の封止体が充填される。接続導体の頂面は、封止体の表面から露出する。接続端子のうち端子ケースの内壁面から内側に突出する部分と接続導体の頂面とが、例えばレーザ溶接により相互に接合される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2009/081723号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の技術では、封止体を端子ケース内に充填する段階において、端子ケースの内壁面から接続端子が内側に突出している。すなわち、鉛直方向の上方からみて封止体の一部が接続端子の背後に位置する。したがって、接続端子の直下にある封止体の状態(例えば端子ケースの内壁面との密着の状態)を例えば目視により確認する作業が容易ではない。以上の事情を考慮して、本開示のひとつの態様は、半導体チップを封止する封止体の状態を、半導体モジュールの製造の過程において容易に確認できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本開示に係る半導体モジュールは、第1主電極を含む第1半導体チップと、前記第1主電極に電気的に接続される接続導体と、前記第1半導体チップおよび前記接続導体を包囲する筐体部と、前記筐体部が包囲する空間に充填された第1封止体と、前記筐体部に固定される接続ユニットとを具備し、前記接続導体の一部である導通部は、前記第1封止体の表面から露出し、前記接続ユニットは、前記接続導体の前記導通部に接合される第1端子と、前記筐体部とは別体で構成されて前記第1端子を支持する支持体とを含む。
【0006】
また、本開示に係る半導体モジュールの製造方法は、第1主電極を含む第1半導体チップと、前記第1主電極に電気的に接続される接続導体と、を包囲する筐体部の内側の空間に、前記接続導体の一部である導通部が露出するように第1封止体を充填する第1封止工程と、前記第1封止工程の実行後の工程であって、第1端子と当該第1端子を支持する支持体とを含む接続ユニットを前記筐体部に固定し、前記接続導体の前記導通部と前記第1端子とを接合する接合工程とを含む。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係る半導体モジュールの平面図である。
図1におけるa-a線の断面図である。
接続ユニットが分離された状態の半導体モジュールの平面図である。
接続ユニットが分離された状態の半導体モジュールの断面図である。
半導体モジュールの製造方法を例示する工程図である。
対比例1の構成を例示する断面図である。
第2実施形態に係る半導体モジュールの平面図である。
図7におけるb-b線の断面図である。
突起部の近傍を拡大した断面図である。
第1実施形態における支持体の近傍を拡大した断面図である。
第3実施形態に係る半導体モジュールの部分的な断面図である。
第4実施形態に係る半導体モジュールの部分的な断面図である。
変形例(1)の態様Aに係る半導体モジュールの部分的な断面図である。
変形例(1)の態様Bに係る半導体モジュールの部分的な断面図である。
変形例(2)の態様Cに係る半導体モジュールの部分的な断面図である。
変形例(3)に係る半導体モジュールの断面図である。
変形例(5)に係る半導体モジュールの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本開示を実施するための形態について図面を参照して説明する。なお、各図面においては、各要素の寸法および縮尺が実際の製品とは相違する場合がある。また、以下に説明する形態は、本開示を実施する場合に想定される具体例である。したがって、本開示の範囲は、以下の形態には限定されない。
【0009】
A:第1実施形態
A-1:半導体モジュール100の構造
図1は、第1実施形態における半導体モジュール100の構成を例示する平面図である。図2は、図1におけるa-a線の断面図である。図1および図2に図示される通り、第1実施形態においては、相互に直交するX軸とY軸とZ軸とを想定する。X軸に沿う一方向をX1方向と表記し、X1方向の反対の方向をX2方向と表記する。また、Y軸に沿う一方向をY1方向と表記し、Y1方向の反対の方向をY2方向と表記する。同様に、Z軸に沿う一方向をZ1方向と表記し、Z1方向の反対の方向をZ2方向と表記する。半導体モジュール100の任意の要素をZ軸の方向(Z1方向またはZ2方向)に沿って視認することを以下では「平面視」と表記する。
【0010】
なお、実際に使用される場面では、半導体モジュール100は任意の方向に設置され得るが、以下の説明においては便宜的に、Z1方向を上方と想定し、Z2方向を下方と想定する。したがって、半導体モジュール100の任意の要素のうちZ1方向を向く表面が「上面」と表記され、当該要素のうちZ2方向を向く表面が「下面」と表記される場合がある。また、図1に例示される通り、以下の説明においては、YZ平面に平行な仮想的な平面(以下「基準面」という)Rを想定する。基準面Rは、X軸の方向における半導体モジュール100の中央に位置する。すなわち、基準面Rは、半導体モジュール100をX軸の方向に2等分する平面である。
(【0011】以降は省略されています)
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