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公開番号
2025039652
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-21
出願番号
2025001186,2023514253
出願日
2025-01-06,2021-04-14
発明の名称
通信制御システム、通信制御方法、及びプログラム
出願人
日本電信電話株式会社
代理人
弁理士法人ITOH
主分類
H04W
24/08 20090101AFI20250313BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ユーザの利用目的に応じて無線通信の品質を動的に制御する。
【解決手段】通信制御システムにおいて、無線通信機器に関する情報と、無線通信品質に影響を与える環境情報とを取得する取得部と、前記無線通信機器に関する情報と前記環境情報とに基づいて、将来の無線通信品質を予測する予測部と、前記将来の無線通信品質に基づいて、無線通信を利用するユーザの目的に応じた無線通信品質を実現するように対象機器を制御する制御部と、前記取得部による情報の取得と、前記予測部による予測と、前記制御部による制御とからなるサイクルを定期的に回すように、前記取得部、前記予測部、及び前記制御部を動作させる協調部と、を有し、前記対象機器には、反射板が含まれ、前記制御部は、前記反射板の電波反射方向及び電波反射電力を制御する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
無線通信機器に関する情報と、無線通信品質に影響を与える環境情報とを取得する取得部と、
前記無線通信機器に関する情報と前記環境情報とに基づいて、将来の無線通信品質を予測する予測部と、
前記将来の無線通信品質に基づいて、無線通信を利用するユーザの目的に応じた無線通信品質を実現するように対象機器を制御する制御部と、
前記取得部による情報の取得と、前記予測部による予測と、前記制御部による制御とからなるサイクルを定期的に回すように、前記取得部、前記予測部、及び前記制御部を動作させる協調部と、を有し、
前記対象機器には、反射板が含まれ、
前記制御部は、
前記反射板の電波反射方向及び電波反射電力を制御する、
通信制御システム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記通信制御システムは、データ格納部を更に備え、
前記取得部は、取得した情報を前記データ格納部に格納し、
前記予測部は、前記データ格納部から読み出した情報を用いて前記将来の無線通信品質を予測する、請求項1に記載の通信制御システム。
【請求項3】
前記対象機器には、基地局と、端末とのうち少なくともいずれか1つが含まれ、
前記制御部は、
前記基地局と、前記端末とのうち少なくともいずれか1つの無線パラメータを制御する、請求項1又は2に記載の通信制御システム。
【請求項4】
前記対象機器には、可動基地局が含まれ、
前記制御部は、
前記可動基地局の位置を制御する、請求項1乃至3の何れか一項に記載の通信制御システム。
【請求項5】
前記環境情報には、カメラで撮影した映像情報と、センサでセンシングしたセンサ情報と、地図情報DBから取得した地図情報のうち少なくともいずれか1つが含まれる、請求項1乃至4の何れか一項に記載の通信制御システム。
【請求項6】
前記無線通信機器に関する情報には、前記無線通信機器の受信電力情報と、前記無線通信機器の周囲の物体を無線センシングにより検出した物体情報とが含まれる、請求項1乃至5の何れか一項に記載の通信制御システム。
【請求項7】
無線通信機器に関する情報と、無線通信品質に影響を与える環境情報とを取得する取得手順と、
前記無線通信機器に関する情報と前記環境情報とに基づいて、将来の無線通信品質を予測する予測手順と、
前記将来の無線通信品質に基づいて、無線通信を利用するユーザの目的に応じた無線通信品質を実現するように対象機器を制御する制御手順と、
前記取得手順による情報の取得と、前記予測手順による予測と、前記制御手順による制御とからなるサイクルを定期的に回すように、前記取得手順、前記予測手順、及び前記制御手順を動作させる協調手順と、をコンピュータが実行する通信制御方法であって、
前記対象機器には、反射板が含まれ、
前記制御手順において、
前記反射板の電波反射方向及び電波反射電力を制御する、
通信制御方法。
【請求項8】
コンピュータを、請求項1乃至6の何れか一項に記載の通信制御システムとして機能させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザの利用目的に応じて無線通信の品質を動的に制御する技術に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、デジタル化による社会変革の重要性が増している中で、スマートフォン等の通信量は増加し、IoT(Internet of Things)の発展により様々なモノが接続される等、無線通信の果たす役割は生活のあらゆる場面で格段に高まっている。一方で、多様化する無線通信の用途に合わせて様々な無線通信規格が登場してきており、また利用する無線の周波数帯も数100MHzから数10GHzといった高い周波数帯まで拡大しており、特性の異なる周波数帯の電波と様々な無線通信規格とを状況に応じて使い分けることが必要になってきている。このような複雑なヘテロジニアスな無線通信環境の中では、ユーザが意識することなく、ナチュラルな使用感でいつでも適切な無線通信規格が利用できることが理想的と言える。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
無線ネットワークの最適化技術:SON、2011年7月、https://www.fujitsu.com/downloads/JP/archive/imgjp/jmag/vol62-4/paper15.pdf
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、無線通信の品質は状況に応じて刻々と変化し、ユーザや基地局等の周囲の環境からの影響等により品質が安定しない場合がある。このため、ユーザの目的に応じて最適な品質で無線通信を利用できるようにするためには、無線通信の品質を動的に制御する技術が必要となる。
【0005】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、ユーザの利用目的に応じて無線通信の品質を動的に制御する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
開示の技術によれば、無線通信機器に関する情報と、無線通信品質に影響を与える環境情報とを取得する取得部と、
前記無線通信機器に関する情報と前記環境情報とに基づいて、将来の無線通信品質を予測する予測部と、
前記将来の無線通信品質に基づいて、無線通信を利用するユーザの目的に応じた無線通信品質を実現するように対象機器を制御する制御部と、
前記取得部による情報の取得と、前記予測部による予測と、前記制御部による制御とからなるサイクルを定期的に回すように、前記取得部、前記予測部、及び前記制御部を動作させる協調部と、を有し、
前記対象機器には、反射板が含まれ、
前記制御部は、
前記反射板の電波反射方向及び電波反射電力を制御する、
通信制御システムが提供される。
【発明の効果】
【0007】
開示の技術によれば、ユーザの利用目的に応じて無線通信の品質を動的に制御することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る通信制御システムの全体構成例を示す図である。
実施例1における動作例を説明するためのシーケンス図である。
実施例2における動作例を説明するためのシーケンス図である。
実施例3における動作例を説明するためのシーケンス図である。
実施例4における動作例を説明するためのシーケンス図である。
装置のハードウェア構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態(本実施形態)を説明する。以下で説明する実施形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施形態は、以下の実施形態に限られるわけではない。
【0010】
(通信制御システム10の全体構成例)
図1に、本実施形態に係る通信制御システム10の全体構成例を示す。図1に示すように、通信制御システム10は、1以上の把握/可視化機能部110、1以上の予測/推定機能部120、1以上の設計/制御機能部130、協調機能部140、データストア群150を有する。なお、通信制御システム10を制御システムと呼んでもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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