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公開番号
2025039561
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-21
出願番号
2024154704
出願日
2024-09-09
発明の名称
臓器を表す表面メッシュ上のトポロジカル欠陥の補正
出願人
ダッソー システムズ
,
DASSAULT SYSTEMES
代理人
弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類
G06T
17/20 20060101AFI20250313BHJP(計算;計数)
要約
【課題】臓器を表す表面メッシュ上のトポロジカル欠陥の補正を提供する。
【解決手段】本開示は特に、球体と同相の臓器を表し、医療画像から取得される表面メッシュ上のトポロジカル欠陥を補正するコンピュータ実装方法に関する。方法は、表面メッシュの頂点の位置を球体点群に分布させ、隣接頂点を維持する、表面メッシュに変換を適用することを含む。方法はまた、三角形表面メッシュの三角形の統合が球面点群の点の凸包を形成する、三角形表面メッシュの任意の第1の三角形と第1の三角形と交差する三角形表面メッシュの任意の第2の三角形との間の交差部分が、第1の三角形の頂点または第1の三角形のエッジである、ことを示す三角形表面メッシュに従って、球面点群の頂点をメッシュ化することを含む。方法はまた、変換を逆にすることによって、表面メッシュの頂点にメッシュ化をマッピングし直すことを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
球体と同相の臓器を表す表面メッシュ上のトポロジカル欠陥を補正するためのコンピュータ実装方法であって、前記表面メッシュは、医療画像から取得され、前記方法は、
前記表面メッシュに変換を適用すること(S10)であって、前記変換は、前記表面メッシュの頂点の位置を球面点群に分布させ、前記分布において、前記表面メッシュの隣接頂点を維持する、ことと、
三角形表面メッシュに従って前記球面点群の点をメッシュ化すること(S20)であって、前記三角形表面メッシュは、以下の特性、
前記三角形表面メッシュの三角形の統合が、前記球面点群の前記点の凸包を形成することと、
前記三角形表面メッシュの任意の第1の三角形と、前記第1の三角形と交差する前記三角形表面メッシュの任意の第2の三角形との間の交差部分が、前記第1の三角形の頂点または前記第1の三角形のエッジであることと、
を示す、ことと、
前記変換を逆にすることによって、前記メッシュ化を前記表面メッシュの前記頂点にマッピングし直すこと(S30)と、
を含む方法。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
逆変換から生じる外れ頂点を識別すること、
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記外れ頂点を識別することは、球面上のユークリッド距離に関して前記球面点群の前記点の前記メッシュ化上において近く、前記メッシュ上の前記ユークリッド距離に関して前記逆変換から生じる前記メッシュ内において離れている、頂点を検出すること、
を含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記球面点群の前記点の前記メッシュ化上の頂点を連結するエッジの長さと、前記逆変換上の頂点を連結するエッジの長さとの間の比率を計算することをさらに含み、前記検出することは、前記比率が所定の閾値を上回るかどうかを決定することを含む、
請求項3に記載の方法。
【請求項5】
識別された前記外れ頂点を処理することをさらに含み、前記処理することは、前記逆変換の残りの頂点に関して識別された前記外れ頂点間の距離を減少させる、請求項2から4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
前記処理することは、識別された前記外れ頂点の平滑化または識別された前記外れ頂点のクロッピングのうちの1つまたは複数を含む、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
識別された前記外れ頂点から残った前記逆変換からの頂点を選択することと、前記表面メッシュのトポロジーに従って選択された前記頂点を再メッシュ化することと、
をさらに含む、請求項2から6のいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
前記変換を適用すること(S10)は、隣接頂点保存制約によって制約される膨張変換を使用して、前記メッシュを球面点群に反復的に膨張させること、
を含む、請求項1から7のいずれか1項に記載の方法。
【請求項9】
前記膨張変換は、各現在の頂点vについて、
TIFF
2025039561000034.tif
11
150
のタイプであり、
ここで、
TIFF
2025039561000035.tif
12
150
r
v
=C
t
(v)-o
t+1
ここで、Aは前記表面メッシュを示し、vは前記現在の頂点を示し、N
A
(v)は前記表面メッシュA内の前記現在の頂点vの前記隣接頂点を示し、v’はセットN
A
(v)の隣接頂点を示し、#N
A
(v)は前記セットN
A
(v)内の頂点の数を示し、C
t
(v)およびC
t
(v’)は前記球面点群S上に位置する頂点vおよびv’の位置を示し、C
t+1
(v)は前記頂点vの更新された位置を示し、
TIFF
2025039561000036.tif
12
150
は、前記球面点群S上の頂点の平均位置を示し、n
S
(v)は、前記現在の頂点vの外向き法線を示し、<d
v
│n
C
(v)>は、d
v
およびn
C
(v)の内積を示し、λ
r
およびr
0
は、所定のパラメータである、
請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記隣接頂点保存制約は、
TIFF
2025039561000037.tif
6
150
のタイプであり、ここで、Aは前記表面メッシュを示し、vは現在の頂点を示し、N
A
(v)は前記表面メッシュA内の前記現在の頂点vの前記隣接頂点を表し、v
1
およびv
2
は前記現在の頂点vの前記隣接頂点N
A
(v)に属する頂点を示し、v’は隣接頂点N
A
(v
1
)およびN
A
(v
2
)の交差部分に属さない頂点を示し、d(・,・)は距離関数である、
請求項8または9に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、コンピュータプログラムおよびシステムの分野に関し、より具体的には、球体と同相の臓器を表す表面メッシュ上のトポロジカル欠陥を補正するための方法、システム、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
球体と同相であるなど、所定のトポロジーを有する臓器の3D再構成を実行するためのいくつかのシステムおよびプログラムが存在する。これは、たとえば、脳、眼の場合である。3D再構成、たとえば、脳の場合の皮質表面再構成は、臓器のモルフォロジの分析を可能にし、3D再構成が患者に対して実行されるとき、診断および病理モニタリングに使用され得る。
【0003】
球体と同相の臓器の3D再構成のためのいくつかの既知の方法は、トップダウンアプローチに従うものとして説明され得る。方法は、選択されたトポロジー(たとえば、球体)を有する初期表面から開始し、それが皮質表面に一致するように初期表面を変形させる。変形は、たとえば、入力画像からの強度情報を使用して、たとえば、アクティブな輪郭を使用して直接、または、たとえば、入力画像内にノイズが存在する場合はトポロジー的に不正確であり得るすでに再構成された表面に対して実行され得る。
【0004】
トップダウンに従う方法は、目的関数を最適化するのに長い時間がかかるため、許容可能な結果を提供するのが遅いことがある。たとえば、皮質表面再構成では、皮質表面が畳み込まれるので、構築プロセス中に表面更新に課される規則性は、メッシュの高周波成分をフィルタリングする傾向があり、脳の深部構造の不正確な表現につながる。
【0005】
加えて、それらの方法によって行われる球体の変形は、異質な頂点のサンプリングを含むことがあり、これは、表面再構成にわたって不均一なメッシュ解像度をもたらし、それは、メモリ非効率であり得る。
【0006】
さらに、医療画像に適用される自動セグメント化方法は、ブリッジおよびギャップの形態で画像上にアーチファクトをもたらし得る。これは、セグメント化から球体と同相の臓器を再構成するときにトポロジカル欠陥をもたらす。
【0007】
他の方法は、ボトムアップアプローチを使用し、すでに生成された表面のトポロジーを補正し得る。たとえば、既知の方法は、遺伝的探索によって最適化された再テッセレーションアプローチに基づいて、トポロジー補正アルゴリズムを実行し得る。しかしながら、これは、トポロジカル欠陥を通してループすることを必要とし、これは、欠陥の数が大きいときに非効率的であり得る。
【0008】
この文脈において、球体と同相の臓器を表す表面メッシュ上のトポロジカル欠陥を補正するための改善された方法が依然として必要とされている。
【発明の概要】
【0009】
したがって、臓器を表す表面メッシュ上のトポロジカル欠陥を補正するためのコンピュータ実装方法が提供される。臓器は、球体と同相である。表面メッシュは、医療画像から取得される。
【0010】
方法は、表面メッシュに変換を適用することであって、変換が表面メッシュの頂点の位置を球面点群に分布させ、分布において、表面メッシュの隣接頂点を維持する、こと、を含む。
(【0011】以降は省略されています)
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