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公開番号
2025039052
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-21
出願番号
2023145814
出願日
2023-09-08
発明の名称
ポンプ装置およびポンプシステム
出願人
株式会社荏原製作所
代理人
個人
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個人
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個人
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個人
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個人
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個人
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個人
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個人
,
個人
主分類
F04B
53/00 20060101AFI20250313BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約
【課題】 腐食性を有する液体燃料材料を汲み上げるポンプ装置においても、軸受の劣化を適切に検知できるポンプ装置およびポンプシステムを提供する。
【解決手段】 ポンプ装置3は、腐食性を有する液体燃料材料が溜められるタンク2の内部に設置され、前記液体燃料材料を汲み上げるポンプ装置3であって、前記液体燃料材料に対して耐腐食性を有する材料で構成されたポンプケーシング4と、前記ポンプケーシング4内に設置され、前記ポンプ装置3の駆動力を発生させるモータ6と、前記ポンプケーシング5内に設置され、前記モータ6の駆動力によって回転される回転シャフト7と、前記ポンプケーシング5内に設置され、前記回転シャフト7を回転可能に軸支する軸受8と、前記ポンプケーシング5の外側に設けられ、前記軸受8の劣化を検知可能な第1センサ9と、前記第1センサ9を覆う保護部材15と、を備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
腐食性を有する液体燃料材料が溜められるタンクの内部に設置され、前記液体燃料材料を汲み上げるポンプ装置であって、
前記液体燃料材料に対して耐腐食性を有する材料で構成されたポンプケーシングと、
前記ポンプケーシング内に設置され、前記ポンプ装置の駆動力を発生させるモータと、
前記ポンプケーシング内に設置され、前記モータの駆動力によって回転される回転シャフトと、
前記ポンプケーシング内に設置され、前記回転シャフトを回転可能に軸支する軸受と、
前記ポンプケーシングの外側に設けられ、前記軸受の劣化を検知可能な第1センサと、
前記第1センサを覆う保護部材と、を備えるポンプ装置。
続きを表示(約 880 文字)
【請求項2】
前記保護部材は、前記第1センサが前記液体燃料材料に晒されて腐食するのを抑制する、請求項1に記載のポンプ装置。
【請求項3】
前記第1センサに接続されて当該ポンプ装置の外部まで延びるセンサケーブルを備え、
前記センサケーブルは、前記液体燃料材料に対して耐腐食性を有する材料でメッキされている、請求項1または2に記載のポンプ装置。
【請求項4】
前記保護部材は、前記第1センサおよび前記センサケーブルを覆っており、
前記保護部材内に不活性ガスが充填される、請求項3に記載のポンプ装置。
【請求項5】
前記保護部材の内部に前記液体燃料材料から気化した燃料ガスが混入したことを検知可能な第2センサを備える、請求項1または2に記載のポンプ装置。
【請求項6】
前記第2センサは、圧力センサである、請求項5に記載のポンプ装置。
【請求項7】
前記第1センサは、加速度センサ、変位センサまたは温度センサである、請求項1または2に記載のポンプ装置。
【請求項8】
前記液体燃料材料は、液体アンモニアである、請求項1または2に記載のポンプ装置。
【請求項9】
腐食性を有する液体燃料材料が溜められるタンクと、
前記タンクの内部に設置され、前記液体燃料材料を汲み上げポンプ装置と、を備え、
前記ポンプ装置は、
前記液体燃料材料に対して耐腐食性を有する材料で構成されたポンプケーシングと、
前記ポンプケーシング内に設置され、前記ポンプ装置の駆動力を発生させるモータと、
前記ポンプケーシング内に設置され、前記モータの駆動力によって回転される回転シャフトと、
前記ポンプケーシング内に設置され、前記回転シャフトを回転可能に軸支する軸受と、
前記ポンプケーシングの外側に設けられ、前記軸受の劣化を検知可能な第1センサと、
前記第1センサを覆う保護部材と、を備える、ポンプシステム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体アンモニアなどの腐食性を有する液体燃料材料を汲み上げるためのポンプ装置およびポンプシステムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、液体燃料材料を汲み上げるポンプ装置として、キャンドモータポンプが用いられている(例えば特許文献1参照)。従来のキャンドモータポンプには、ポンプの状態監視として羽根車の回転駆動力を発生させるモータの回転シャフトの軸受の摩耗状況を検知するための電気的検出手段(センサ)が設けられている。従来のキャンドモータポンプは、液化天然ガス(LNG)や液化水素を汲み上げるために用いられる。また従来のキャンドモータポンプは陸上で用いられ、外面は大気に接触している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-304180号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、液体燃料材料として、燃焼しても二酸化炭素を排出しない液体アンモニアが注目されている。また液体アンモニアでは特許文献1と異なりキャンドモータポンプの外部まで取り扱い液に接する構造が必要とされている。液体アンモニアは、液化天然ガス(LNG)や液化水素と異なり、腐食性を有する。そのため、ポンプの状態を監視する装置を構成する部品(例えば、軸受の劣化状況を検知するための電気的検出手段(センサ)とケーブル類)が腐食してしまうおそれがある。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたもので、腐食性を有する液体燃料材料を汲み上げるポンプ装置およびポンプシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のポンプ装置は、腐食性を有する液体燃料材料が溜められるタンクの内部に設置され、前記液体燃料材料を汲み上げるポンプ装置であって、前記液体燃料材料に対して耐腐食性を有する材料で構成されたポンプケーシングと、前記ポンプケーシング内に設置され、前記ポンプ装置の駆動力を発生させるモータと、前記ポンプケーシング内に設置され、前記モータの駆動力によって回転される回転シャフトと、前記ポンプケーシング内に設置され、前記回転シャフトを回転可能に軸支する軸受と、前記ポンプケーシングの外側に設けられ、前記軸受の劣化を検知可能な第1センサと、前記第1センサを覆う保護部材と、を備える。
【0007】
この構成によれば、ポンプケーシングの外側に設けられる第1センサを保護部材によって覆う。そのため、第1センサが液体燃料材料によって腐食するのを抑制でき、また、ポンプケーシングの振動から保護できる。これにより、軸受の摩耗を適切に検知できる。
【0008】
また、本発明のポンプ装置において、前記保護部材は、前記第1センサが前記液体燃料材料に晒されて腐食するのを抑制するのが望ましい。
【0009】
また、本発明のポンプ装置は、前記第1センサに接続されて当該ポンプ装置の外部まで延びるセンサケーブルを備え、前記センサケーブルは、前記液体燃料材料に対して耐腐食性を有する材料でメッキされるのが望ましい。
【0010】
この構成によれば、センサケーブルがメッキされるため、センサケーブルが液体燃料材料によって腐食するのを抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)
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