TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025037177
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-17
出願番号
2023143990
出願日
2023-09-05
発明の名称
導風具
出願人
ミドリ安全株式会社
代理人
弁護士法人クレオ国際法律特許事務所
主分類
A41D
13/005 20060101AFI20250310BHJP(衣類)
要約
【課題】上衣に取り付けられた送風ファンによって上衣に取り込まれた空気を、下衣の内部に効率よく導風させることができる導風具を提供すること。
【解決手段】着用者とズボンのウエスト部との間に挟み込まれ、上衣に取り付けられた送風ファンによって上衣内に取り込まれた空気をズボン内に流入させる導風具1であって、身幅方向Xに沿って隙間Sをあけて並んだ複数の筒部10と、可撓性を有する材質によって形成されて、複数の筒部10を連結する連結部20と、を備え、筒部10は、身丈方向Yに延びると共に上端11a及び下端11bが開放した通風路11を内部に有し、外周面に着用者に面当たりする接触面部15が形成されている構成とした。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
着用者と、前記着用者が下半身に着る下衣のウエスト部との間に挟み込まれ、前記着用者が上半身に着る上衣に取り付けられた送風ファンによって前記上衣内に取り込まれた空気を前記下衣内に流入させる導風具であって、
身幅方向に沿って隙間をあけて並んだ複数の筒部と、
可撓性を有する材質によって形成されて、複数の前記筒部を連結する連結部と、を備え、
前記筒部は、身丈方向に延びると共に上端及び下端が開放した通風路を内部に有し、外周面に前記着用者に面当たりする接触面部が形成されている
ことを特徴とする導風具。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
請求項1に記載された導風具において、
前記筒部は、装着時に前記下衣に臨む外側壁部と、前記通風路を挟んで前記外側壁部の反対側に位置すると共に装着時に前記着用者に臨む面に前記接触面部を有する内側壁部と、前記外側壁部と前記内側壁部とを連結すると共に前記身幅方向に沿って並ぶ一対の側壁部と、を有し、
前記外側壁部と前記内側壁部とが平行に延びると共に、前記外側壁部及び前記内側壁部に対し前記側壁部が直交する
ことを特徴とする導風具。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載された導風具において、
前記筒部は、装着時に前記下衣に臨む外側壁部と、前記通風路を挟んで前記外側壁部の反対側に位置すると共に装着時に前記着用者に臨む面に前記接触面部を有する内側壁部と、前記外側壁部と前記内側壁部とを連結すると共に前記身幅方向に沿って並ぶ一対の側壁部と、を有し、
前記外側壁部の下端部は、前記内側壁部の下端部よりも下方に延びている
ことを特徴とする導風具。
【請求項4】
請求項3に記載された導風具において、
前記一対の側壁部は、下端部が斜めに傾斜している
ことを特徴とする導風具。
【請求項5】
請求項1又は請求項2に記載された導風具において、
装着時に前記下衣に臨む位置に、前記ウエスト部の縁に引っ掛け可能なフック部が形成されている
ことを特徴とする導風具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、導風具に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、夏季の屋外等の高温環境下で作業を行う作業者のための暑熱対策用品として、送風ファン付き衣服が知られている。送風ファン付き衣服は、ジャケットやベスト等の着用者が上半身に着る上衣に送風ファンを装着するものが主流であるが、ズボン等の下半身に着る下衣に送風ファンを装着した衣服も考案されている。
【0003】
ここで、下衣に送風ファンを装着する場合、足の動きに対して電源ケーブルが邪魔になることを防止するため、バッテリー一体型の送風ファンを下衣に取り付けることが知られている。しかしながら、バッテリー一体型の送風ファンは重量が重いため、着用者に重量感を与えてしまう。また、下衣内のみに空気が取り込まれるため、必要に応じて上衣側にも送風ファンを装着する必要があり、さらに重量が増加してしまう。
【0004】
そこで、上衣に装着した送風ファンによって上衣内に取り込んだ空気を、下衣へと導風し、下衣に送風ファンを取り付けることなく冷却効果を得ることが考えられ、例えば、ズボンのウエスト部の内側で着用者の身体に巻き付けられ、ズボン内の熱気を外部へ排出する身体装身具として、ゴム材によって形成されると共に、上下方向に貫通する角筒状貫通孔が身幅方向に沿って連続して多数並んだ身体装身具が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、衣服の内面に着脱可能な通気性シートからなる袋部と、袋部に収容されて衣服と着用者との間に空気の流通路を形成する通気性部材と、を備えた衣服が知られている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2009-228191号公報
特許第5970087号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の従来の身体装身具では、ゴム材によって形成された角筒状貫通孔が身幅方向に連続して並んでいる。そのため、特許文献1に記載の従来の身体装身具は、着用者の身体に沿って湾曲しにくく、体の動きや形状への追従性が悪い。これにより、身体装身具と身体や衣服との間に不要な隙間が生じたり、適切な導風路を確保できなかったりして、上衣の空気を下衣内へと効率的に流入させることが難しいという問題がある。また、特許文献2に記載の従来の衣服では、袋部に通気性部材を収納した構成である。そのため、通気性部材の一部をズボンに収容しても、着用者の動きによって通気性部材が変形し、上衣の内部と下衣の内部を連通する身丈方向に延びる風路を規定できないおそれがある。
【0007】
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、上衣に取り付けられた送風ファンによって上衣に取り込まれた空気を、下衣の内部に効率よく導風させることができる導風具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本発明は、着用者と、前記着用者が下半身に着る下衣のウエスト部との間に挟み込まれ、前記着用者が上半身に着る上衣に取り付けられた送風ファンによって前記上衣内に取り込まれた空気を前記下衣内に流入させる導風具であって、身幅方向に沿って隙間をあけて並んだ複数の筒部と、可撓性を有する材質によって形成されて、複数の前記筒部を連結する連結部と、を備え、前記筒部は、身丈方向に延びると共に上端及び下端が開放した通風路を内部に有し、外周面に前記着用者に面当たりする接触面部が形成されている構成とした。
【発明の効果】
【0009】
これにより、本発明の導風具は、上衣に取り付けられた送風ファンによって上衣内に取り込まれた空気を、下衣の内部に効率よく導風させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例1の導風具を示す斜視図である。
実施例1の導風具を示す斜視図である。
図1におけるA-A断面図である。
図1におけるB-B断面図である。
実施例1の導風具をズボンに装着する際の説明図である。
実施例1の導風具を装着したときの空気の流れを示す説明図である。
実施例1の導風具を装着したときの形状を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
二部式袍
2か月前
個人
靴下
3か月前
個人
衣装
今日
個人
簡単帯
3か月前
個人
健康靴下
4か月前
個人
シャツ改造方法
今日
個人
作業補助ミトン
2か月前
個人
手首穴付き手袋
4か月前
個人
ショーツ
3か月前
個人
足首用サポーター
1か月前
株式会社聖
手足保護具
3か月前
個人
手袋
22日前
有限会社原電業
指手袋
4か月前
興和株式会社
マスク
1か月前
個人
和装下着の半衿カバー
4か月前
サンコー株式会社
衣服
4か月前
西垣靴下株式会社
靴下
3か月前
豊鷹株式会社
冷却装置
1か月前
個人
ワイヤー付き衣類
3か月前
LUDO合同会社
手袋
15日前
個人
ヘアアクセサリー
3か月前
個人
防水マスク
3か月前
株式会社カネカ
収納物
1か月前
個人
気分コントロール支援装置
2か月前
個人
茶道稽古用エプロン
1か月前
ハイドサイン株式会社
衣服
3日前
株式会社ベルエスプリ
衣服
2か月前
ハイドサイン株式会社
衣服
3か月前
個人
セパレート着物
3か月前
山田辰株式会社
作業服
1か月前
株式会社アイリス
膝サポータ
2か月前
オンヨネ株式会社
機能性衣服
28日前
株式会社ユタカメイク
履物類
28日前
株式会社昭和商会
温度調節衣服
2日前
グンゼ株式会社
カップ付き衣類
4か月前
大王製紙株式会社
マスク
3か月前
続きを見る
他の特許を見る