TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025034246
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023140520
出願日
2023-08-30
発明の名称
制御システム、制御装置、機器制御方法およびプログラム
出願人
三菱電機株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F24F
11/54 20180101AFI20250306BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】建物内の環境を利用者にとって快適な環境で維持できる制御システム、制御装置、機器制御方法およびプログラムを提供する
【解決手段】制御システムは、空気調和機2A、換気扇2Bと冷暖房機器とが設置された建物内の温度、CO
2
濃度、湿度を示す環境情報を取得する環境情報取得部111と、空気調和機2A、換気扇2Bの運転状態を示す運転状態情報を取得する運転状態取得部113と、環境情報と運転状態情報とに基づいて、空気調和機2A、換気扇2Bを制御するときの冷暖房機器の運転状態に応じた制御モードを決定する制御決定部114と、決定された制御モードに基づいて空気調和機2A、換気扇2Bを制御するための制御情報を生成して空気調和機2A、換気扇2Bへ送信する機器制御部115と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
第1機器と前記第1機器とは異なる第2機器とが設置された領域の環境パラメータを示す環境情報を取得する環境情報取得部と、
前記第1機器の運転状態を示す運転状態情報を取得する運転状態取得部と、
前記環境情報と前記運転状態情報とに基づいて、前記第1機器を制御するときの前記第2機器の運転状態に応じた制御モードを決定する制御決定部と、
決定された前記制御モードに基づいて前記第1機器を制御するための制御情報を生成して前記第1機器へ送信する機器制御部と、を備える、
制御システム。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前記環境情報は、前記領域の温度を示す温度情報を含み、
前記制御決定部は、前記温度情報が示す温度の単位時間当たりの変化量が予め設定された第1基準変化量以下であるか否かに応じて、前記制御モードを決定する、
請求項1に記載の制御システム。
【請求項3】
前記環境情報は、前記領域の温度を示す温度情報を含み、
前記温度情報が示す温度が時間とともに上昇しており、前記温度の単位時間当たりの変化量が前記第1基準変化量よりも大きい第2基準変化量よりも大きい場合、異常通知情報を生成する異常通知部を更に備える、
請求項2に記載の制御システム。
【請求項4】
前記第1機器および前記第2機器で消費される電力を示す電力情報を取得する電力情報取得部を更に備え、
前記制御決定部は、前記環境情報と前記運転状態情報とともに、前記電力情報に基づいて、前記制御モードを決定する、
請求項1から3のいずれか1項に記載の制御システム。
【請求項5】
前記環境情報は、前記領域のCO
2
濃度を示すCO
2
濃度情報を含み、
前記制御決定部は、前記CO
2
濃度情報が示すCO
2
濃度の単位時間当たりの変化量が予め設定された第3基準変化量以下であるか否かに応じて、前記制御モードを決定する、
請求項2または3に記載の制御システム。
【請求項6】
前記第1機器は、換気扇であり、
前記制御決定部は、前記CO
2
濃度情報が示すCO
2
濃度が予め設定された基準CO
2
濃度よりも大きく且つ前記第1機器が停止している場合、前記第1機器を起動するよう指令する制御指令情報を前記機器制御部に通知し、
前記機器制御部は、通知された前記制御指令情報に基づいて、前記第1機器を起動するための前記制御情報を生成する、
請求項5に記載の制御システム。
【請求項7】
前記環境情報は、前記領域の湿度を示す湿度情報を含み、
前記制御決定部は、前記湿度情報が示す湿度の単位時間当たりの変化量が予め設定された第4基準変化量以下であるか否かに応じて、前記制御モードを決定する、
請求項1から3のいずれか1項に記載の制御システム。
【請求項8】
前記環境情報は、前記領域における複数箇所それぞれの温度を示す温度情報を含み、
前記第1機器は、空気調和機であり、
前記制御決定部は、前記温度情報が示す前記複数箇所それぞれの温度の温度差が予め設定された基準温度差よりも大きい場合、前記複数箇所それぞれにおける温度差を低減するように前記第1機器を制御するよう指令する制御指令情報を前記機器制御部に通知し、
前記機器制御部は、通知された前記制御指令情報に基づいて、前記第1機器を起動するための前記制御情報を生成する、
請求項1から3のいずれか1項に記載の制御システム。
【請求項9】
第1機器と前記第1機器とは異なる第2機器とが設置された領域の環境パラメータを示す環境情報を取得する環境情報取得部と、
前記第1機器の運転状態を示す運転状態情報を取得する運転状態取得部と、
前記環境情報と前記運転状態情報とに基づいて、前記第1機器を制御するときの前記第2機器の運転状態に応じた制御モードを決定する制御決定部と、
決定された前記制御モードに基づいて前記第1機器を制御するための制御情報を生成して前記第1機器へ送信する機器制御部と、を備える、
制御装置。
【請求項10】
制御システムが、第1機器と前記第1機器とは異なる第2機器とが設置された領域の環境パラメータを示す環境情報を取得するステップと、
前記制御システムが、前記第1機器の運転状態を示す運転状態情報を取得するステップと、
前記制御システムが、前記環境情報と前記運転状態情報とに基づいて、前記第1機器を制御するときの前記第2機器の運転状態に応じた制御モードを決定するステップと、
前記制御システムが、決定された前記制御モードに基づいて前記第1機器を制御するための制御情報を生成して前記第1機器へ送信するステップと、を含む、
機器制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、制御システム、制御装置、機器制御方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
室内に配置される空気調和機と、室内に配置される送風機と、空気調和機と送風機との間で通信を行う通信手段と、を備え、空気調和機が、人感センサ、温度センサ、湿度センサ、風向センサ、風量センサ等からなるセンサ部と、当該センサ部により検出された室内の各種情報に基づいて送風機を制御する制御部と、を有する空気調和システムが提案されている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-184218号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載された空気調和システムにおいて、空気調和機と通信する機能が無いいわゆるスタンドアローンな空調設備と一緒に使用される場合がある。この場合、空気調和機において、センサ部で検出される各種情報に基づいて、空気調査システムと一緒に使用されるスタンドアローンな空調設備の性能に応じた制御が行われることで、効率的に室内の環境を利用者にとって快適な環境で維持することが要請されている。
【0005】
本開示は、上記事由に鑑みてなされたもので、建物内の環境を利用者にとって快適な環境で維持できる制御システム、制御装置、機器制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示に係る制御システムは、
第1機器と前記第1機器とは異なる第2機器とが設置された領域の環境パラメータを示す環境情報を取得する環境情報取得部と、
前記第1機器の運転状態を示す運転状態情報を取得する運転状態取得部と、
前記環境情報と前記運転状態情報とに基づいて、前記第1機器を制御するときの前記第2機器の運転状態に応じた制御モードを決定する制御決定部と、
決定された前記制御モードに基づいて前記第1機器を制御するための制御情報を生成して前記第1機器へ送信する機器制御部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、制御決定部が、環境情報と運転状態情報とに基づいて、第1機器を制御するときの第2機器の運転状態に応じた制御モードを決定する。そして、機器制御部が、決定された制御モードで第1機器を制御する。これにより、環境情報と電力情報と運転状態から推測される第2機器の運転状態に応じて、第1機器を制御することができるので、第1機器と第2機器とが設置された領域の環境を、効率的に利用者にとって快適な環境に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の実施の形態に係る制御システムの構成の一例を示す図
実施の形態に係る制御システムのハードウェア構成を示すブロック図
実施の形態に係る制御装置の機能構成を示すブロック図
(A)は実施の形態に係るクラウドサーバの環境情報記憶部が記憶する情報の一例を示す図、(B)は実施の形態に係るクラウドサーバの運転状態記憶部が記憶する情報の一例を示す図
実施の形態に係るクラウドサーバの判定基準記憶部が記憶する情報の一例を示す図
実施の形態に係るクラウドサーバの制御モード記憶部が記憶する情報の一例を示す図
(A)は実施の形態に係る制御システムの動作説明図、(B)は実施の形態に係るクラウドサーバの他の動作説明図
実施の形態に係る制御システムの動作を説明するためのシーケンス図
実施の形態に係る制御システムの動作を説明するためのシーケンス図
実施の形態に係る制御システムの動作を説明するためのシーケンス図
実施の形態に係る制御システムの動作を説明するためのシーケンス図
実施の形態に係る制御システムの動作を説明するためのシーケンス図
実施の形態に係る制御システムの動作を説明するためのシーケンス図
実施の形態に係るクラウドサーバが実行する機器制御処理の流れの一例を示すフローチャート
実施の形態に係るクラウドサーバが実行する機器制御処理の流れの一例を示すフローチャート
実施の形態に係るクラウドサーバが実行する機器制御処理の流れの一例を示すフローチャート
実施の形態に係る制御システムの動作説明図
変形例に係る制御システムのハードウェア構成を示すブロック図
変形例に係る制御装置の機能構成を示すブロック図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施の形態に係る制御システムについて図面を参照しながら説明する。本実施の形態に係る制御システムは、第1機器と第1機器とは異なる第2機器とが設置された領域の環境パラメータを示す環境情報を取得する環境情報取得部と、第1機器の運転状態を示す運転状態情報を取得する運転状態取得部と、環境情報と運転状態情報とに基づいて、第1機器を制御するときの第2機器の運転状態に応じた制御モードを決定する制御決定部と、決定された制御モードに基づいて第1機器を制御するための制御情報を生成して第1機器へ送信する機器制御部と、を備える。
【0010】
本実施の形態に係る制御システムは、図1に示すように、建物H内に設置された空気調和機2Aおよび換気扇2Bと、建物H内に設置された温度センサ3A、CO
2
センサ3B、湿度センサ3Cおよび赤外線センサ3Dと、端末装置5と、クラウドサーバ1と、を備える。空気調和機2Aおよび換気扇2Bと、温度センサ3A、CO
2
センサ3B、湿度センサ3Cおよび赤外線センサ3Dと、は、それぞれ、建物H内に構築された局所ネットワークNW2に接続されている。そして、建物H内には、局所ネットワークNW2に接続されていないいわゆるスタンドアローンな冷暖房機器9が設置されている。この冷暖房機器9としては、例えば石油ストーブ、ガスストーブ等のいわゆる燃焼系の暖房機器、電気ストーブのような非燃焼系の暖房機器等が挙げられる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
三菱電機株式会社
送風機器
1日前
三菱電機株式会社
照明器具
20日前
三菱電機株式会社
送風装置
今日
三菱電機株式会社
照明器具
20日前
三菱電機株式会社
照明装置
20日前
三菱電機株式会社
照明装置
20日前
三菱電機株式会社
照明器具
13日前
三菱電機株式会社
照明装置
13日前
三菱電機株式会社
半導体装置
6日前
三菱電機株式会社
空気清浄機
1日前
三菱電機株式会社
同軸フィルタ
10日前
三菱電機株式会社
超電導電磁石
今日
三菱電機株式会社
換気システム
今日
三菱電機株式会社
電力変換装置
6日前
三菱電機株式会社
電力変換装置
14日前
三菱電機株式会社
空調システム
今日
三菱電機株式会社
ゲート駆動装置
6日前
三菱電機株式会社
稟議決裁システム
今日
三菱電機株式会社
RFリミッタ回路
13日前
三菱電機株式会社
保護リレーシステム
6日前
三菱電機株式会社
防災灯点検システム
1日前
三菱電機株式会社
作業状態推測システム
今日
三菱電機株式会社
電気機器の扉取替昇降機
10日前
三菱電機株式会社
室外機、及び空気調和機
20日前
三菱電機株式会社
表示ユニット及び表示装置
6日前
三菱電機株式会社
照明器具及び照明システム
13日前
三菱電機株式会社
設備プレート及び照明システム
10日前
三菱電機株式会社
給電システム、および給電方法
6日前
三菱電機株式会社
通電加熱装置および通電加熱方法
今日
三菱電機株式会社
通信システムおよび光遅延補正方法
6日前
三菱電機株式会社
データ処理装置およびデータ処理方法
1日前
三菱電機株式会社
半導体装置及び半導体装置の製造方法
20日前
三菱電機株式会社
機器管理システムおよび機器管理方法
13日前
三菱電機株式会社
半導体装置および半導体装置の製造方法
6日前
三菱電機株式会社
飛行制御システム、および飛行制御方法
6日前
三菱電機株式会社
サービス提供システム、サービス提供方法
10日前
続きを見る
他の特許を見る