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公開番号
2025033253
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023138837
出願日
2023-08-29
発明の名称
連結部材及び連結構造体
出願人
古河電気工業株式会社
,
古河AS株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02G
3/06 20060101AFI20250306BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】簡易な構造で、様々な態様の長尺体を容易に保護できる連結部材、及び複数の保護部材を連結部材で連結させた連結構造体を提供することを目的とする。
【解決手段】連結部材20は、ワイヤーハーネスWHが挿通される内部空間Sと外部とを連通する太径スリット113及び細径スリット123を有する断面環状の太径コルゲート11及び細径コルゲート12の太径スリット113及び細径スリット123に装着し、太径コルゲート11及び細径コルゲート12を挟持する複数の第一挟持体30及び第二挟持体40が設けられている。第一挟持体30は、太径コルゲート11における長手方向Lの前方側Lfの一部を挟持し、第二挟持体40は細径コルゲート12における長手方向Lの後方側Lbの一部を挟持する。そして、第一挟持体30に挟持される太径コルゲート11と、第二挟持体40に挟持される細径コルゲート12とを連結する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
長尺状である長尺体が挿通される内部空間と外部とを連通するスリットを有する断面環状の保護部材の前記スリットに装着し、前記保護部材を挟持する複数の挟持部が設けられ、
前記保護部材のうち、前記長尺体の配索方向の一方側に配置される前記保護部材を第一保護部材とするとともに、前記配索方向の他方側に配置される前記保護部材を第二保護部材とし、
複数の前記挟持部のうち、前記第一保護部材における前記配索方向の他方側の一部を挟持する前記挟持部を第一挟持部とするとともに、前記第二保護部材における前記配索方向の一方側の一部を挟持する前記挟持部を第二挟持部とし、
前記第一挟持部に挟持される前記第一保護部材と、前記第二挟持部に挟持される前記第二保護部材とを連結する
連結部材。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
前記第一挟持部と、前記第一保護部材よりも細径の前記第二保護部材を挟持する前記第二挟持部とを、前記保護部材の板厚方向に沿って接続する接続部が備えられた
請求項1に記載の連結部材。
【請求項3】
前記接続部は、
前記第一挟持部と前記第二挟持部との少なくとも一部が、前記板厚方向に重なるように接続する
請求項2に記載の連結部材。
【請求項4】
前記接続部が可撓性を有する
請求項2又は請求項3に記載の連結部材。
【請求項5】
一つの前記第一挟持部と複数の前記第二挟持部とが設けられ、
複数の前記第二挟持部を保持する保持部が備えられ、
複数の前記第二挟持部は、前記保持部を介して前記接続部に接続された
請求項2に記載の連結部材。
【請求項6】
複数の前記第二挟持部は、
前記第一保護部材に挿通された前記長尺体の周方向に沿って、所定の間隔を隔てて配置された
請求項5に記載の連結部材。
【請求項7】
複数の前記第二挟持部は、
前記配索方向と交差する交差方向に所定の間隔を隔てて配置された
請求項5に記載の連結部材。
【請求項8】
前記第二挟持部を前記保持部に対して相対回転可能に支持する回転支持部が設けられた
請求項5乃至請求項7のうちいずれか一項に記載の連結部材。
【請求項9】
前記配索方向に沿って互いに離間するように配置された二つの前記保護部材の間において、前記配索方向と交差する交差方向に配置される前記保護部材を交差保護部材とし、
前記交差保護部材を挟持する前記挟持部である交差挟持部が設けられ、
前記交差挟持部が、互いに離間するように配置された二つの前記保護部材を挟持する挟持部同士の間に配置された
請求項1に記載の連結部材。
【請求項10】
前記挟持部に前記保護部材が装着された状態において、前記長尺体を覆う被覆部が設けられ、
前記被覆部は、
前記交差方向における前記交差挟持部が設けられた側の反対側に設けられた
請求項9に記載の連結部材。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、長尺体を挿通して保護する複数の保護部材を連結する連結部材、及び、複数の保護部材を連結部材で連結させた連結構造体に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車には、電装品を電気的に接続するワイヤーハーネスや、通信に用いられる光ファイバーのような通信ケーブル、ウォッシャー液を挿通させるウォッシャーホースなどの長尺体が搭載されているが、これらの長尺体は、他部材などと干渉して損傷することのないように保護されていることがある。例えば、ワイヤーハーネスは、周辺に配置されている他部材と衝突して損傷することを防止するため、保護部材の内部に挿通されている。このような保護部材の一例として、湾曲可能な蛇腹構造の構成されたコルゲートチューブがある。
【0003】
このようなコルゲートチューブには、ワイヤーハーネスを挿通させるためのスリットが長手方向に沿って設けられている。しかしながら、スリットが開いている場合には、スリットからワイヤーハーネスが抜け出すおそれがあるため、スリットを塞ぐ装着部材が、特許文献1に開示されている。
【0004】
詳述すると、特許文献1に記載の装着部材は、コルゲートチューブと同じ曲率を有する保護プレートから突出する突起部を有し、コルゲートチューブのスリットに突起部を装着させることで、スリットを塞ぐことができる。これにより、ワイヤーハーネスがスリットからはみ出て他部材と衝突し、損傷することを防止できるとされている。
【0005】
近年、初期状態として車両に搭載される電装品が増加していることや、オプション機器を後から車両に搭載することが増加していることなどにより、配索経路の途中でワイヤーハーネスなどの長尺体の外径が変化する、又は、長尺体が分岐するなど、長尺体の配索態様も多様化している。また、電装品の増加により、ワイヤーハーネスの端部に接続されたコネクタから導出する導出部分が他部材と干渉するおそれもある。このような様々な態様の長尺体を適切に保護することが一層求められている。一方で、作業性の観点から、このように様々な態様で配索された長尺体を簡易な構造で容易に保護することが求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2002-64917号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
この発明は、簡易な構造で、様々な態様の長尺体を容易に保護できる連結部材、及び複数の保護部材を連結部材で連結させた連結構造体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明は、長尺状である長尺体が挿通される内部空間と外部とを連通するスリットを有する断面環状の保護部材の前記スリットに装着し、前記保護部材を挟持する複数の挟持部が設けられ、前記保護部材のうち、前記長尺体の配索方向の一方側に配置される前記保護部材を第一保護部材とするとともに、前記配索方向の他方側に配置される前記保護部材を第二保護部材とし、複数の前記挟持部のうち、前記第一保護部材における前記配索方向の他方側の一部を挟持する前記挟持部を第一挟持部とするとともに、前記第二保護部材における前記配索方向の一方側の一部を挟持する前記挟持部を第二挟持部とし、前記第一挟持部に挟持される前記第一保護部材と、前記第二挟持部に挟持される前記第二保護部材とを連結する連結部材であることを特徴とする。
【0009】
またこの発明は、長尺状である長尺体が挿通される内部空間と外部とを連通するスリットを有する断面環状の複数の保護部材と、複数の前記保護部材を前記長尺体の配索方向に沿って連結する連結部材とが備えられ、前記連結部材は、前記スリットに装着されて前記保護部材を挟持する複数の挟持部が設けられ、前記保護部材のうち、前記配索方向の一方側に配置される前記保護部材を第一保護部材とするとともに、前記配索方向の他方側に配置される前記保護部材を第二保護部材とし、複数の前記挟持部のうち、前記第一保護部材における前記配索方向の他方側の一部を挟持する前記挟持部を第一挟持部とするとともに、前記第二保護部材における前記配索方向の一方側の一部を挟持する前記挟持部を第二挟持部とし、前記第一挟持部に挟持される前記第一保護部材と、前記第二挟持部に挟持される前記第二保護部材とを連結する連結構造体であることを特徴とする。
【0010】
前記長尺体は、保護対象部材であり、例えば、複数の被覆電線を束ねて形成されるワイヤーハーネスや単体の被覆電線、情報を伝達する光ファイバーケーブルなどの通信ケーブル、あるいは通信ケーブルの束、ウォッシャー液などの流体を流通させる環状体、熱を伝導させるための環状あるいは中実状の熱伝導体などを含む。また、ワイヤーハーネスや通信ケーブルの端部には、電装品と接続するための端子やコネクタなどが備えられていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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