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公開番号2025031852
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2024226106,2021170021
出願日2024-12-23,2021-10-18
発明の名称加熱調理器及び加熱調理システム
出願人三菱電機株式会社,三菱電機ホーム機器株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H05B 6/12 20060101AFI20250228BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】音声入力可能で、外部から調理条件データも取得できる、ユーザーに利便性の高い加熱調理器と加熱調理システムを提供する。
【解決手段】加熱手段と、入力操作部と、通信部と、報知部と、制御装置と、を備え、入力操作部にはタッチ式の入力キーを有し、入力操作部は、入力キーのタッチ状態に応じて音声入力モード対応信号を制御装置に送信し、制御装置は、表示部を起動した後に、表示部に待機時初期画面を表示し、待機時初期画面を表示している期間中に、入力操作部から音声入力モード対応信号を受けた場合、通信部を介してレシピデータの取得を可能にし、レシピデータのための、制御条件の設定指令を受け付け、入力操作部から音声入力モード対応信号を受けた場合、待機時初期画面に代えて、1つの加熱調理モードに対応した特定画面を表示し、音声入力モードに設定されていることを示す情報を報知する。
【選択図】図38
特許請求の範囲【請求項1】
加熱手段と、
ユーザーの指令を受ける入力操作部と、
外部からレシピデータを受信する通信部と、
表示部を有した報知部と、
制御装置と、を備え、
前記入力操作部には、調理内容を選択するタッチ式の入力キーを有し、
前記入力操作部は、前記入力キーのタッチ状態に応じて音声入力モード対応信号を前記制御装置に送信し、
前記制御装置は、前記表示部を起動した後に、当該表示部に待機時初期画面を表示し、
前記制御装置は、前記待機時初期画面を表示している期間中に、前記入力操作部から前記音声入力モード対応信号を受けた場合、前記通信部を介して前記レシピデータの取得を可能にし、かつ、当該レシピデータのための、制御条件の設定指令を受け付け、
前記制御装置は、前記入力操作部から前記音声入力モード対応信号を受けた場合、前記待機時初期画面に代えて、1つの加熱調理モードに対応した特定画面を表示し、
前記特定画面には、前記音声入力モードに設定されていることを示す情報を報知することを特徴とする加熱調理器。
続きを表示(約 2,400 文字)【請求項2】
前記制御装置は、前記音声入力モード対応信号を受けた場合、前記入力操作部にある前記第1入力キー~第3入力キーの、少なくとも何れか1つからの、タッチ操作による入力は受け付けないことを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
【請求項3】
前記制御装置は、前記音声入力モード対応信号を受けたあと、前記スタートキーからの入力を受け付けて加熱調理動作を開始した場合、前記音声入力モードを解除することを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
【請求項4】
第1の加熱手段と、
第2の加熱手段と、
前記第1の加熱手段に関してユーザーの指令を受ける第1入力操作部と、
前記第2の加熱手段に関してユーザーの指令を受ける第2入力操作部と、
外部からレシピデータを受信する通信部と、
表示部を有した報知部と、
制御装置と、を備え、
前記第1入力操作部には、調理内容を選択するタッチ式の入力キーAを有し、
前記第2入力操作部には、調理内容を選択するタッチ式の入力キーBを有し、
前記1入力操作部は、前記入力キーAのタッチ状態に応じて音声入力モードの開始を前記制御装置に指令し、
前記2入力操作部は、前記入力キーBのタッチ状態に応じて音声入力モードの開始を前記制御装置に指令し、
前記制御装置は、前記第2入力操作部から前記音声入力モードの開始指令を受けた場合、前記通信部を介して前記第2の加熱手段に関するレシピデータの取得を可能にし、かつ、当該レシピデータのための、制御条件の設定指令を受け付け、
前記レシピデータを使用した加熱調理の開始を前記第2入力操作部から指令した場合、前記第2入力操作部に関する前記音声入力モードの設定を解除すること、
を特徴とする加熱調理器。
【請求項5】
前記制御装置は、前記第2入力操作部に関する前記音声入力モードの開始指令と、前記第1入力操作部に関する前記音声入力モードの開始指令とを、同時に受け付けないことを特徴とする請求項4に記載の加熱調理器。
【請求項6】
前記制御装置は、前記入力キーA又は前記入力キーBの、何れか早い方のタッチ入力を有効とし、加熱調理モード又は制御モードの制御条件の入力を終えて、スタートキーによる操作で加熱調理開始指令を受けるまで、他方の入力キーによる入力工程は開始しないことを特徴とする請求項4又は5に記載の加熱調理器。
【請求項7】
被加熱物を加熱する加熱調理器と、
前記加熱調理器と無線通信で接続されるクラウドサーバー又は情報処理端末器と、を備えており、
前記情報処理端末器又は前記クラウドサーバーは、前記加熱調理器に対してレシピデータを送信する機能を有し、
前記加熱調理器は、待機時初期画面が表示された後、前記レシピデータを前記情報処理端末器又は前記クラウドサーバーから取得する機能を有し、
前記加熱調理器は、タッチ式入力キーのタッチ状態に応じて、タッチ入力モードから音声入力モードに自動的に切り替える機能を有し、
前記加熱調理器1は、前記音声入力モードの状態で、取得した前記レシピデータに関する制御条件の、入力を受け付けること、
を特徴とする加熱調理システム。
【請求項8】
前記加熱調理器は、加熱手段を制御し、かつ入力操作部から指令を受ける制御装置を有し、
前記制御装置は、主電源が供給開始された後、待機時初期画面を表示し、前記レシピデータを前記情報処理端末器又は前記クラウドサーバーから取得した場合、当該レシピデータに対応した特定画面を表示し、
前記特定画面には、前記音声入力モードにおいて、当該音声入力モードに設定されていることを示す情報A又は選択できる制御条件の範囲に関する情報Bの、少なくとも何れか1つを表示することを特徴とする請求項7に記載の加熱調理システム。
【請求項9】
前記クラウドサーバーは、前記加熱調理器と通信可能な第1サーバーと、前記第1サーバーと通信可能な第2サーバーと、を備えており、
前記情報処理端末器は、前記第2サーバーと通信可能であり、入力を受け付ける表示操作部と、指令内容を音声で入力する機能と、を有し、
前記情報処理端末器は、前記レシピデータの制御条件に関する入力内容を、前記第2サーバー経由で前記第1サーバーに送信する機能を有していることを特徴とする請求項8に記載の加熱調理システム。
【請求項10】
被加熱物を加熱する加熱手段と、
ユーザーの指令を受ける入力操作部と、
ユーザーの発声による指令を受ける音声信号受信部と、
外部からレシピデータを受信する通信部と、
表示部を有した報知部と、
制御装置と、を備え、
前記入力操作部には、複数の加熱調理モードの中から1つを選択するタッチ式の入力キーを複数個有し、
前記入力操作部は、前記入力キーのタッチ状態に対応した検知信号を前記制御装置に送信し、
前記制御装置は、前記表示部を起動した後に、当該表示部に待機時初期画面を表示し、
前記制御装置は、前記表示部を起動した後に、当該表示部に前記加熱調理モードに対応したタッチ式の入力キーを特定する情報を、案内画面において一覧状態で表示し、
前記制御装置は、前記入力キーによって、前記加熱調理モードの1つが選択された場合、前記検知信号から、音声入力モードの切り替えを決定し、
前記制御装置は、取得された前記レシピデータのために、音声による制御条件の設定指令を受け付けること、
を特徴とする加熱調理器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、例えば、トッププレートの上に置かれた鍋等の被加熱物を加熱する加熱調理器及びその加熱調理器を使用する加熱調理システムに関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
一般的に、加熱調理器は、使用される環境から見て、大きく分けて3種類ある。
その内の1つは、キッチンカウンター等の厨房家具の中に設置される、所謂「ビルトイン式(組込式)」である。2つ目は、厨房家具の所定の位置に、ガスコンロ(「ガス燃焼式テーブル」ともいう)等のように置かれて使用される「据置式」である。3つ目は、食卓等の上の任意の位置に置かれて使用される、小型で可搬式の「卓上式」である。
【0003】
「ビルトイン式」の加熱調理器は、複数種類の加熱源を備えた複合型加熱調理器が多く存在し、各種調理に対応できるものとして人気がある。しかし、厨房家具の中に設置されるため、一般的な厨房家具の規格に合わせて外形寸法を設計しなければならず、「据置式」や「卓上式」のものに比較して設計の自由度は格段に少なく、実用的な製品にするための難易度は高い。
【0004】
調理の幅を拡大できる代表的な複合型加熱調理器として、本体の内部に加熱源で加熱されるグリル庫(「オーブン室」又は「加熱室」ともいうが、以下、統一的に「加熱室」という)を具備し、その加熱室にマイクロ波加熱源からのマイクロ波を導入する構成のものが提案された(特許文献1参照)。
【0005】
この特許文献1に示された複合型加熱調理器では、例えば、トッププレートの上方(第1の場所)と、加熱室の内部空間(第2の場所)で、それぞれ異なった種類の加熱手段で加熱調理できる。そのため、色々な種類の被調理物に対応できる利点がある。この加熱調理器では、ユーザーの希望する被調理物の調理条件データ(レシピデータ)が、ネットワークや通信端末器経由で外部から取得できると更に利便性が向上する。
【0006】
一方、従来から、スマートフォン等の通信端末器と加熱調理器との間で通信を行い、通信端末器で選択された調理レシピに対応したレシピデータを、当該通信端末器から加熱調理器に送信して、加熱調理を行うようにした加熱調理システムが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【0007】
特許文献2は、複合型加熱調理器ではないが、複数の加熱部(例えば、右コンロ、左コンロ、後ろコンロ)を備え、通信機能を有する加熱調理器(ガス燃焼式加熱調理器)であり、使用者が通信端末器を操作して調理メニューの内、特定のレシピを選択すると、複数の加熱部の加熱条件データを、加熱調理器が一括して取得する構成を提案している。
【0008】
更に、特許文献3には、ユーザーに適する栄養素を含有し、かつ既存の食材で作成可能で健康的な献立の作成を効率的に支援する献立作成支援装置が提案されている。
【0009】
更に、特許文献4には、ネットワークに接続されたサーバー装置と、クライアント装置(パーソナルコンピュータ等)と、を含む栄養成分表示システムが提案されている。これは、食材毎の栄養成分量を、ユーザーの入力に応じてその都度分析し、表示するというシステムである。
【0010】
更に、特許文献5には、1つのボタンを押すと音声入力状態になり、そのボタンを離すと音声入力状態が終了する音声認識装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
(【0011】以降は省略されています)

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