TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025030427
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023135710
出願日2023-08-23
発明の名称タイヤ
出願人住友ゴム工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B60C 11/13 20060101AFI20250228BHJP(車両一般)
要約【課題】 操縦安定性能の悪化を抑制しながら、車外騒音を低減することができる。
【解決手段】 ショルダーブロック列4を含むタイヤ1である。ショルダーブロック列4は、複数のショルダー横溝6と、複数のショルダーブロック7とが交互に配されている。複数のショルダーブロック6のそれぞれは、分割溝8によってタイヤ軸方向の外側のブロック片9と、タイヤ軸方向の内側のブロック片10とに区分されている。ショルダー横溝6には、溝底6sを局所的に隆起させたタイバー12が設けられている。タイバー12は、ショルダー横溝6に面する4つのブロック片9、10のうち少なくとも3つのブロック片9、10を繋いでいる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
トレッド部を有するタイヤであって、
前記トレッド部は、ショルダーブロック列を含み、
前記ショルダーブロック列は、複数のショルダー横溝と、複数のショルダーブロックとがタイヤ周方向に交互に配されており、
前記複数のショルダーブロックのそれぞれは、タイヤ周方向に延びる分割溝によってタイヤ軸方向の外側のブロック片と、タイヤ軸方向の内側のブロック片とに区分されており、
前記複数のショルダー横溝の少なくとも1つのショルダー横溝には、溝底を局所的に隆起させたタイバーが設けられており、
前記タイバーは、前記少なくとも1つのショルダー横溝に面する4つのブロック片のうち少なくとも3つのブロック片を繋ぐ、
タイヤ。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記分割溝の溝深さは、前記ショルダー横溝の溝深さよりも小さい、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項3】
前記タイバーは、前記少なくとも1つのショルダー横溝に面する4つのブロック片を繋ぐ、請求項1又は2に記載のタイヤ。
【請求項4】
前記タイバーは、前記少なくとも1つのショルダー横溝に面する2つの前記内側のブロック片と1つの前記外側のブロック片とを繋ぐ内側部分を含む、請求項3に記載のタイヤ。
【請求項5】
前記内側部分は、タイヤ半径方向の外側を向く内側頂面を有し、
前記内側頂面は、第1タイヤ周方向に向かって下降する、請求項4に記載のタイヤ。
【請求項6】
前記タイバーは、前記少なくとも1つのショルダー横溝に面する2つの前記外側のブロック片と1つの前記内側のブロック片とを繋ぐ外側部分を含む、請求項4に記載のタイヤ。
【請求項7】
前記外側部分は、タイヤ半径方向の外側を向く外側頂面を有し、
前記外側頂面は、第2タイヤ周方向に向かって下降する、請求項6に記載のタイヤ。
【請求項8】
前記複数のショルダーブロックのそれぞれの踏面の面積において、前記外側部分が繋ぐ前記2つの外側のブロック片と前記1つの内側のブロック片との和は、前記内側部分が繋ぐ前記2つの内側のブロック片と前記1つの外側のブロック片との和の80%~120%である、請求項6に記載のタイヤ。
【請求項9】
前記外側部分の最大隆起高さは、前記内側部分の最大隆起高さよりも大きい、請求項6に記載のタイヤ。
【請求項10】
前記タイバーは、前記内側部分及び前記外側部分を一体に具える、請求項6に記載のタイヤ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、第1トレッド端からタイヤ赤道側に向かって傾斜する第1傾斜溝と、第2トレッド端からタイヤ赤道側に向かって傾斜する第2傾斜溝と、タイヤ周方向で隣り合う前記第1傾斜溝の間を連通する第1縦溝とを含むタイヤが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-1120号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、環境問題への関心の高まりに合わせて、車外騒音を低減すること、とりわけ、ピッチ音を低減することが望まれている。ピッチ音は、トレッド部にタイヤ周方向の不連続部分であるブロックが接地時に衝撃を受け、この衝撃力によって、トレッド部やサイドウォール部が振動して音を放射することにより生じる。特に、トレッド部のショルダー陸部は、ピッチ音への寄与が大きいとされている。
【0005】
ピッチ音を低減するために、例えば、ショルダー陸部に配されるショルダーブロックの剛性を低下させることが考えられる。しかしながら、単にショルダー陸部の剛性を低下させると、操縦安定性能が悪化するという問題がある。
【0006】
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、操縦安定性能の悪化を抑制しながら、車外騒音を低減することが可能なタイヤを提供することを主たる目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、トレッド部を有するタイヤであって、前記トレッド部は、ショルダーブロック列を含み、前記ショルダーブロック列は、複数のショルダー横溝と、複数のショルダーブロックとがタイヤ周方向に交互に配されており、前記複数のショルダーブロックのそれぞれは、タイヤ周方向に延びる分割溝によってタイヤ軸方向の外側のブロック片と、タイヤ軸方向の内側のブロック片とに区分されており、前記複数のショルダー横溝の少なくとも1つのショルダー横溝には、溝底を局所的に隆起させたタイバーが設けられており、
前記タイバーは、前記少なくとも1つのショルダー横溝に面する4つのブロック片のうち少なくとも3つのブロック片を繋ぐ、タイヤである。
【発明の効果】
【0008】
本発明のタイヤは、上記の構成を採用することで、操縦安定性能の悪化を抑制しながら、車外騒音を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明のタイヤの一実施形態を示すトレッド部の部分平面図である。
図1の斜視断面図である。
(A)は、ショルダーブロック列の平面図、(B)は、(A)のA-A線断面図である。
ショルダーブロック列の平面図である。
ショルダーブロック列の平面図である。
トレッド部の平面図である。
他の実施形態のショルダーブロック列の斜視断面図である。
さらに他の実施形態のショルダーブロック列の平面図である。
(A)は、図8のショルダーブロック列の斜視断面図、図9(B)は、図8のB-B線断面図である。
さらに他の実施形態のショルダーブロック列の斜視断面図である。
さらに他の実施形態のトレッド部の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。図面は、本発明の理解を助けるために、誇張表現や、実際の構造の寸法比とは異なる表現が含まれている。また、複数の実施形態がある場合、明細書を通して、同一又は共通する要素については同一の符号が付されており、重複する説明が省略される。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

住友ゴム工業株式会社
タイヤ
16日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
16日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
2日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
2日前
住友ゴム工業株式会社
ゴルフボール
23日前
住友ゴム工業株式会社
ゴルフボール
23日前
住友ゴム工業株式会社
ゴルフボール
23日前
住友ゴム工業株式会社
空気入りタイヤ
2日前
住友ゴム工業株式会社
重荷重用タイヤ
20日前
住友ゴム工業株式会社
重荷重用タイヤ
23日前
住友ゴム工業株式会社
ソリッドタイヤ
2日前
住友ゴム工業株式会社
ソリッドタイヤ
2日前
住友ゴム工業株式会社
空気入りタイヤ
2日前
住友ゴム工業株式会社
ローカバー成形装置
23日前
住友ゴム工業株式会社
ゴム組成物の製造方法
10日前
住友ゴム工業株式会社
重荷重用空気入りタイヤ
2日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ用ゴム組成物及びタイヤ
9日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ用ゴム組成物及びタイヤ
17日前
住友ゴム工業株式会社
減衰性ゴム組成物および粘弾性ダンパ
16日前
住友ゴム工業株式会社
ローカバー成形装置、および、タイヤの製造方法
20日前
住友ゴム工業株式会社
ゴム組成物の耐摩耗性を評価する方法及びゴム組成物
23日前
住友ゴム工業株式会社
生タイヤ成型装置、及び、これを用いて製造されたタイヤ
23日前
住友ゴム工業株式会社
ゴルフクラブヘッド及びゴルフクラブ
9日前
個人
車両
3か月前
個人
飛行自動車
20日前
個人
眼科手術車
1か月前
個人
授乳用車両
1か月前
個人
自動車運転補助装置
3か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
個人
キャンピングトレーラー
2か月前
個人
台車用車輪止め具
2か月前
個人
謝意シグナル装着車
2か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
3か月前
続きを見る