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公開番号
2025030326
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023135524
出願日
2023-08-23
発明の名称
カメラモジュールおよびその製造方法
出願人
日本ケミコン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
7/02 20210101AFI20250228BHJP(光学)
要約
【課題】ケースと撮像ユニットの固定強度を高め、撮像ユニットのピント調整による撮像ユニットのユニット長の影響を回避する。
【解決手段】レンズユニット(14)に光軸(O)と直交させたフランジ部(23)を備え、前記レンズユニットを保持するフォルダ(レンズフォルダ16)を含む撮像ユニット(4)と、前記レンズユニットが固定されるフロントケース(6)と、前記レンズユニットを前記フランジ部で支持する支柱部(第1支柱部36-1、第2支柱部36-2)を備え、支柱部と前記フロントケースとの間に挟み込まれた前記フランジ部で前記撮像ユニットが固定され、前記撮像ユニットのユニット長を吸収する緩衝領域(緩衝空間部38)を備えるリアケース(8)とを含む。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
レンズユニットに光軸と直交させたフランジ部を備え、前記レンズユニットを保持するフォルダを備えた撮像ユニットと、
前記レンズユニットが固定されるフロントケースと、
前記レンズユニットを前記フランジ部で支持する支柱部を備え、前記支柱部と前記フロントケースとの間に挟み込まれた前記フランジ部で前記撮像ユニットが固定され、前記撮像ユニットのユニット長を吸収する緩衝領域を備えるリアケースと、
を含む、カメラモジュール。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記フロントケースのレンズ窓の周囲にフランジ配置部を備え、このフランジ配置部と前記リアケースの前記支柱部との間に前記フランジ部を挟み込んで前記レンズユニットとともに前記撮像ユニットが固定される、請求項1に記載のカメラモジュール。
【請求項3】
前記レンズユニットに備えた前記フランジ部と前記フロントケースに備えられたフランジ配置部との間に設置した第1封止リングと、
前記フロントケースと前記リアケースとの間に設置した第2封止リングと、
を含み、
前記第1封止リングおよび前記第2封止リングが圧縮状態であること、
を含む、請求項1に記載のカメラモジュール。
【請求項4】
前記支柱部は、異なる第1支柱部および第2支柱部を備え、前記第1支柱部または/および前記第2支柱部と前記撮像ユニットとの係合により前記撮像ユニットの配置位置が特定される、請求項1に記載のカメラモジュール。
【請求項5】
前記光軸を中点または中心にして複数の前記支柱部が配置された、請求項1に記載のカメラモジュール。
【請求項6】
ケース内空間部の熱を放熱する放熱部を前記リアケースに備える、請求項1に記載のカメラモジュール。
【請求項7】
レンズユニットの光軸と直交させたフランジ部を備える前記レンズユニットをフォルダに取り付けて撮像ユニットを形成する工程と、
前記レンズユニットのピント調整工程と、
リアケースの支柱部に前記フランジ部で前記レンズユニットを支持させ、前記フランジ部を前記支柱部とフロントケースとの間に挟み込んで前記レンズユニットを固定し、前記撮像ユニットの後端部を前記支柱部で高さが設定された緩衝領域に配置する工程と、
前記フロントケースおよび前記リアケースのケース間連結工程と、
を含む、カメラモジュールの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示はたとえば、車載カメラ装置などに用いられるカメラモジュールおよびその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車などの車両ではCCDカメラなどのカメラ装置が搭載され、死角領域の撮像を車室内の表示装置に表示させることは既に知られている。
【0003】
このような車載カメラ装置に関し、レンズフォルダに対してレンズユニットを軸方向に移動させても、広角レンズと遮光部との位置関係を一定に保持し、視野範囲の移動や隙間の発生を防止する構造が知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-323079号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、車載カメラ装置にはカメラモジュールが搭載される。このカメラモジュールは、レンズユニットとセンサを備え、レンズフォルダにレンズユニットを固定する際、レンズユニットを合焦状態に調整してレンズフォルダに固定することが必要である。この合焦調整はレンズユニットを光軸上で移動させることが必要である。
【0006】
各レンズユニットの焦点距離は製品によって固体差があり、ばらつきがある。このため、ピント調整された撮像ユニットのユニット長はレンズユニットの焦点距離によって異なる傾向がある。つまり、レンズ部先端からセンサ基盤の底面までの長さが異なる。
【0007】
このため、撮像ユニットを収容するケースは撮像ユニットのユニット長の変動を考慮した内容積および形状が求められるが、余裕度を想定すれば、撮像ユニットが小さい方にばらついた場合、レンズユニットの周囲に隙間が生じ塵埃や水分がモジュール内部に侵入という課題や、狭小化させたフロントケースとリアケースの場合、これらを合体する際に撮像ユニットに応力を加え、レンズユニットの合焦状態を損ない、さらにはケースの堅牢化を低下させるといった課題がある。
【0008】
特許文献1には斯かる課題の開示や示唆はなく、また、開示された構成では斯かる課題を解決することができない。
【0009】
そこで、本開示の目的は、ケースと撮像ユニットの固定強度を高め、撮像ユニットのピント調整による撮像ユニットのユニット長の影響を回避することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するため、本開示のカメラモジュールの一側面によれば、レンズユニットに光軸と直交させたフランジ部を備え、前記レンズユニットを保持するフォルダを備えた撮像ユニットと、前記レンズユニットが固定されるフロントケースと、前記レンズユニットを前記フランジ部で支持する支柱部を備え、前記支柱部と前記フロントケースとの間に挟み込まれた前記フランジ部で前記撮像ユニットが固定され、前記撮像ユニットのユニット長を吸収する緩衝領域を備えるリアケースとを含む。
(【0011】以降は省略されています)
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