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公開番号2025026627
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2024215041,2020146864
出願日2024-12-10,2020-09-01
発明の名称商品販売データ処理システム及びプログラム
出願人株式会社寺岡精工
代理人個人,個人
主分類G07G 1/12 20060101AFI20250214BHJP(チェック装置)
要約【課題】回収が必要なクーポン券を確実に回収できる商品販売データ処理システムを提供すること。
【解決手段】商品を登録する登録手段(ステップ1-3)と、クーポンを取得する取得手段(ステップ1-5)と、取得手段で取得したクーポンの回収が必要であるか否かを判定する判定手段(ステップ1-8)と、判定手段でクーポンの回収が必要であると判定されると、クーポンの回収が必要である旨を出力する出力手段(ステップ1-9)とを有する券売機システム1-1である。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項１】
商品を登録する登録手段と、
クーポンを取得する取得手段と、
前記取得手段で取得したクーポンの回収が必要であるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段でクーポンの回収が必要であると判定されると、クーポンの回収が必要である旨を出力する出力手段と、
を有することを特徴とする商品販売データ処理システム。
続きを表示（約 610 文字）【請求項２】
前記出力手段として、可搬性の媒体を印字する印字手段を有し、
前記出力手段は、前記判定手段でクーポンの回収が必要であると判定されると、当該可搬性の媒体に、クーポンの回収が必要である旨を印字することを特徴とする請求項１に記載の商品販売データ処理システム。
【請求項３】
前記出力手段は、顧客向けに印字する第１の印字手段と、店員向けに印字する第２の印字手段であって、
前記第１の印字手段と前記第２の印字手段とで、出力内容を異ならせる
ことを特徴とする請求項１又は２に記載の商品販売データ処理システム。
【請求項４】
前記出力手段として、顧客に向けられた表示手段を有し、
前記表示手段は、前記登録された商品の会計完了までの間にクーポンの回収が必要である旨を表示する
ことを特徴とする請求項１に記載の商品販売データ処理システム。
【請求項５】
前記出力手段として、店員が携帯するハンディ端末、またはテーブルに設置されているテーブル端末を有することを特徴とする請求項１に記載の商品販売データ処理システム。
【請求項６】
前記出力手段は、前記判定手段でクーポンの回収が必要であると判定すると、店員の操作するＰＯＳ装置に行く旨を報知することを特徴とする請求項１乃至５の内の何れかに記載の商品販売データ処理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、飲食店などで用いて好適な商品販売データ処理システムに関するものである。
続きを表示（約 2,500 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、飲食店などの店舗では、各種クーポンが利用可能となっているが、クーポンには各種種類があり、その利用に手間取ったりすることがあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００６－２９３７９８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本発明の目的は、クーポン券の利用をスムーズに行うことができる商品販売データ処理システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本発明にかかる商品販売データ処理システムは、商品を登録する登録手段と、クーポンを取得する取得手段と、前記取得手段で取得したクーポンの回収が必要であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段でクーポンの回収が必要であると判定されると、クーポンの回収が必要である旨を出力する出力手段と、を有することを特徴としている。
【図面の簡単な説明】
【０００６】
券売機システム１－１の概略構成図である。
券売機２０の一例を示す斜視図である。
券売機２０のシステム構成の一例を示す図である。
厨房端末６０のシステム構成の一例を示す図である。
商品ファイルの一例を示す図である。
クーポンファイルの一例を示す図である。
券売機２０が実行する発券処理の一例を示す動作フロー図である。
商品選択画面Ｇ１の一例を示す図である。
クーポン選択画面Ｇ２の一例を示す図である。
商品選択画面Ｇ３の一例を示す図である。
非現金決済用画面Ｇ４の一例を示す図である。
精算完了画面Ｇ５の一例を示す図である。
チケット（食券）１５０－１，２，３の一例を示す図である。
調理指示シート２００の一例を示す図である。
レシート２５０の一例を示す図である。
飲食店システム１－２の概略構成図である。
管理装置３１０のシステム構成の一例を示す図である。
ＰＯＳ装置３２０のシステム構成の一例を示す図である。
セルフ精算装置３４０のシステム構成の一例を示す図である。
ハンディ端末４４０の概略動作フロー図である。
セルフ精算機３４０の概略動作フロー図である。
ＰＯＳ装置３２０の概略動作フロー図である。
クーポン入力済み画面Ｇ６とクーポン回収要望伝達画面Ｇ７を示す図である。
会計札読込指示画面Ｇ８と有人レジ誘導画面Ｇ９を示す図である。
回収指示画面Ｇ１０を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００７】
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。ここでは、本発明にかかる商品販売データ処理システムを、券売機２０（さらには券売機システム１－１）に用いた実施形態（第１実施形態）と、ハンディ端末４４０（またはテーブル端末４１０）を使用した飲食店システム１－２に用いた実施形態（第２実施形態）について説明する。
【０００８】
〔券売機による第１実施形態〕
図１は本発明の第１実施形態にかかる券売機システム（商品販売データ処理システム）１－１の概略構成図である。同図に示すように、券売機システム１－１は、管理装置（上位装置、ストアコントローラとも称する）１０と、券売機（商品販売データ処理装置）２０と、厨房端末（キッチンプリンタやキッチンモニタ）６０と、アクセスポイント９０と、アクセスポイント９０を介して無線接続される店員用のハンディ端末９５とを具備し、各機器を通信可能に接続して構成されている。券売機システム１－１は、例えば飲食店に設置される。管理装置１０と券売機２０と厨房端末６０とアクセスポイント９０は、互いに、ＬＡＮ８０を介して接続されている。ＬＡＮ接続の形態は、有線であっても良いし、無線であっても良い。
【０００９】
管理装置１０は、券売機システム１－１全体を制御（管理）する装置（例えばサーバ）である。例えば、管理装置１０は、制御部の他、記憶部を備え、種々のファイル（例えば、商品マスタファイル、クーポンマスタファイル、印字フォーマットファイル、注文データファイル、会計ファイル等）を記憶（管理）する。商品マスタファイルは、例えば図５に示すように、各商品の商品コード、商品名、価格等の各種商品情報からなっている。クーポンマスタファイルは、例えば図６に示すように、各種クーポンのクーポン番号、クーポン名称、割引金額、割引率、その他のサービス内容、クーポン回収の有無、対象商品コード、有効期限等の各種クーポン情報からなっている。クーポンには、商品券、割引き値引きなどの金券、商品引換券、株主優待券などがある。また例えば、管理装置１０は、通信部を備え、記憶部内のファイル（又はファイル上のデータ）を必要に応じて他の装置に送信する。また例えば、管理装置１０は、集計部を備え、店員からの指示に応じて又は予め定めた所定時刻に、記憶部に記憶している情報等に基づいて、集計情報（例えば、日計レポート等の売上実績情報）を生成する。
【００１０】
券売機２０は、客が商品（例えば調理メニュー）に対応する食券を購入するために設置される。図２は券売機２０の一例を示す斜視図である。同図に示すように、券売機２０の正面上部には入力用のキー操作部となるタッチパネル２１が設置されている。タッチパネル２１には客が商品購入をはじめとする所定の操作を行うための画面（商品選択画面など）が表示される。客はタッチパネル２１に表示されている商品の絵やボタン等の商品選択画面を指でタッチ（押下）することで、所望の商品の食券を購入することができる。即ち、タッチパネル２１は、表示手段であると同時に入力手段であり、また発券する商品を選択する選択手段でもある。
（【００１１】以降は省略されています）

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