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公開番号
2025026037
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023131370
出願日
2023-08-10
発明の名称
農業用ハウスの温度制御システム
出願人
インビスタ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A01G
9/24 20060101AFI20250214BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】ヒートポンプ装置の吸熱と排熱をハウス二室の冷暖房用として同時に利用してヒートポンプ装置の効率性を高める。
【解決手段】農作物を栽培する農業用ハウス100、200の庫内温度をヒートポンプ装置30によって制御する温度制御システムであって、当該温度制御システムは、圧縮機と膨張弁を有するヒートポンプ装置本体に第1の熱交換器31と第2の熱交換器31が接続され、第1の熱交換機31は第1のハウス100に配設されると共に第2の熱交換機31は第2のハウス200に配設され、ヒートポンプ装置30の作動により第1のハウス100と第2のハウス200を交互に低温制御・高温制御することを特徴とする温度制御システム。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
農作物を栽培する農業用ハウスの庫内温度をヒートポンプ装置によって制御する温度制御システムであって、当該温度制御システムは、
圧縮機と膨張弁を有するヒートポンプ装置本体に第1の熱交換器と第2の熱交換器が接続され、前記第1の熱交換機は第1のハウスに配設されると共に前記第2の熱交換機は第2のハウスに配設され、ヒートポンプ装置の作動により前記第1のハウスと前記第2のハウスを交互に低温制御・高温制御することを特徴とする温度制御システム。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記第1のハウスと前記第2のハウスの低温制御・高温制御を、半日ごとに切替えることを特徴とする請求項1の温度制御システム。
【請求項3】
請求項1又は2の温度制御システムが、前記第1のハウスと前記第2のハウスの換気装置と、前記第1のハウスと前記第2のハウスの庫外温度を検知する庫外温度センサと、培地温度を検知する培地温度センサと、前記庫外温度センサと前記培地温度センサの検知結果に基づいて、前記換気装置と前記ヒートポンプ装置を制御する制御部とを有し、当該制御部は、前記培地温度が高温適合範囲と低温適合範囲を所定時間ずつ持続した後に高温適合範囲と低温適合範囲に交互に切り替わるように、
前記培地温度を昇温する際は、前記庫外温度センサの検知温度が、前記高温適合範囲の温度に所定温度を加算した値よりも高い場合は、前記換気装置を、前記培地温度が前記高温適合範囲又は前記低温適合範囲に至るまで所定時間駆動すると共に、当該所定時間経過しても前記培地温度が前記高温適合範囲又は前記低温適合範囲に至らない場合は、前記ヒートポンプ装置を、前記換気装置と共に、前記培地温度が前記高温適合範囲又は前記低温適合範囲に至るまで駆動し、前記庫外温度センサの検知温度が、前記高温適合範囲の温度に所定温度加算した値よりも高くない場合は、前記ヒートポンプ装置を、前記培地温度が前記高温適合範囲又は前記低温適合範囲に至るまで駆動し、
前記培地温度を降温する際は、前記庫外温度センサの検知温度が、前記高温適合範囲の温度から所定温度を減算した値よりも低い場合は、前記換気装置を、前記培地温度が前記高温適合範囲又は前記低温適合範囲に至るまで所定時間駆動すると共に、当該所定時間経過しても前記培地温度が前記高温適合範囲又は前記低温適合範囲に至らない場合は、前記ヒートポンプ装置を、前記換気装置と共に、前記培地温度が前記高温適合範囲又は前記低温適合範囲に至るまで駆動し、前記庫外温度センサの検知温度が、前記高温適合範囲の温度から所定温度減算した値よりも低くない場合は、前記ヒートポンプ装置を、前記培地温度が前記高温適合範囲又は前記低温適合範囲に至るまで駆動する、
ことを特徴とする温度制御システム。
【請求項4】
前記第1のハウスと前記第2のハウスが暖房用のボイラ装置を備え、
前記培地温度を昇温する際、前記庫外温度センサの検知温度が、前記高温適合範囲の温度に所定温度を加算した値よりも高くない場合は、前記ヒートポンプ装置を、前記培地温度が前記高温適合範囲又は前記低温適合範囲に至るまで所定時間駆動すると共に、当該所定時間経過しても前記培地温度が前記高温適合範囲又は前記低温適合範囲に至らない場合は、前記ボイラ装置を、前記ヒートポンプ装置と共に、前記培地温度が前記高温適合範囲又は前記低温適合範囲に至るまで駆動する、ことを特徴とする請求項3の温度制御システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は農業用ハウスの温度制御システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、農業用ハウスの温度制御システムとして、例えば特許文献1に記載されている温度制御システムが知られている。この温度制御システムはヒートポンプ装置や暖房機を使用し、庫内の温度センサや湿度センサの検知結果に基づいて農作物の最適生育環境を提供しようとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6686492号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の技術はヒートポンプ装置の吸熱と排熱のいずれか一方を冷房用か暖房用で利用するだけのため、ヒートポンプ装置の効率性を改善する余地があった。
【0005】
そこで本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、ヒートポンプ装置の吸熱と排熱をハウス二室の冷暖房用として同時に利用してヒートポンプ装置の効率性を高めることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するため、本発明に係る農業用ハウスの温度制御システムは、農作物を栽培する農業用ハウスの庫内温度をヒートポンプ装置によって制御する温度制御システムであって、当該温度制御システムは、圧縮機と膨張弁を有するヒートポンプ装置本体に第1の熱交換器と第2の熱交換器が接続され、前記第1の熱交換機は第1のハウスに配設されると共に前記第2の熱交換機は第2のハウスに配設され、ヒートポンプ装置の作動により前記第1のハウスと前記第2のハウスを交互に低温制御・高温制御することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
ヒートポンプ装置の吸熱と排熱をハウス二室の冷暖房用として同時に利用することで冷暖房の効率性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係る農業用ハウスの温度制御システムの概略図である。
培地温度の制御例を示す図である。
換気扇フル稼働時の庫内気流を示す模式図である。
換気扇ハーフ稼働時の庫内気流を示す模式図である。
ヒートポンプ装置によるハウス二室の温度制御フローチャートである。
培地温度を高温適合範囲に制御するフローチャートである。
培地温度を低温適合範囲に制御するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は、農業用ハウスとしての椎茸栽培ハウス(ハウス1_100、ハウス2_200)を、2棟同時に制御する温度制御システムの概略を示すものである。この温度制御システムにより、ハウス100内の培地20に温度刺激(高温刺激と低温刺激)を与えて菌糸の成長を促進する。
【0010】
各ハウス100、200の庫内に置き棚10が複数列で配置されている。この置き棚10に複数の椎茸用培地20が搭載されている。
(【0011】以降は省略されています)
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