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公開番号
2025025957
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023131250
出願日
2023-08-10
発明の名称
栽培ハウス
出願人
三菱重工業株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
A01G
9/24 20060101AFI20250214BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】栽培植物の生産性を向上することができる栽培ハウスを提供する。
【解決手段】栽培ハウスは、光を透過する建屋と、建屋の内部に配置され、平面視で第1方向に長手となるように形成され、栽培対象となる植物を収容し、平面視で第1方向に交差する第2方向に複数配置される栽培棚と、栽培棚に設けられ、植物の側方を囲う囲い部材と、囲い部材で囲まれる空間に温調気体を供給する温調装置とを備え、少なくとも1つの栽培棚において、囲い部材は、植物の側方のうち第2方向の一方を開放する側方開放部を有し、第1方向の側面の両方及び第2方向の側面の他方側の三方を囲うように形成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
光を透過する建屋と、
前記建屋の内部に配置され、平面視で第1方向に長手となるように形成され、栽培対象となる植物を収容し、平面視で前記第1方向に交差する第2方向に複数配置される栽培棚と、
前記栽培棚に設けられ、前記植物の側方を囲う囲い部材と、
前記囲い部材で囲まれる空間に温調気体を供給する温調装置と
を備え、
少なくとも1つの前記栽培棚において、前記囲い部材は、前記植物の側方のうち前記第2方向の一方を開放する側方開放部を有し、前記第1方向の側面の両方及び前記第2方向の側面の他方側の三方を囲うように形成される
栽培ハウス。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記側方開放部は、複数の前記栽培棚に設けられ、
前記側方開放部を有するそれぞれの前記栽培棚において、前記側方開放部は、前記第2方向の同一側に配置される
請求項1に記載の栽培ハウス。
【請求項3】
複数の前記栽培棚は、前記第2方向に移動可能である
請求項1に記載の栽培ハウス。
【請求項4】
前記側方開放部を有する前記囲い部材である第1囲い部材と、当該第1囲い部材に対して前記側方開放部が配置される前記第2方向の側方の一方に隣り合う前記囲い部材である第2囲い部材を近接させた状態で前記第1囲い部材と前記第2囲い部材との間に生じる隙間部分をなくすように前記側方開放部の下部に第1方向に沿って配置される隙間埋め部材を更に備える
請求項1に記載の栽培ハウス。
【請求項5】
前記隙間埋め部材は、シート状に形成され、可撓性を有する
請求項4に記載の栽培ハウス。
【請求項6】
前記囲い部材は、前記栽培棚の下方に、当該囲い部材の内部をそれぞれ前記第1方向に延びる上部空間と下部空間とに仕切る仕切り部材を有し、
前記仕切り部材は、前記上部空間と前記下部空間とを接続する貫通部を有し、
前記温調装置は、
前記下部空間に接続される配管と、
前記配管を介して前記下部空間に温調気体を流通させる供給装置と
を有する
請求項1に記載の栽培ハウス。
【請求項7】
前記建屋は、複数の前記栽培棚を収容する内張と、前記内張を収容する外張とを有し、
前記供給装置は、前記内張の外側かつ前記外張の内側に配置される
請求項6に記載の栽培ハウス。
【請求項8】
前記外張は、前記供給装置に対応して配置される遮光部及び断熱部の少なくとも一方を有する
請求項7に記載の栽培ハウス。
【請求項9】
前記供給装置は、前記内張の内部に接続される吸引管を有し、前記吸引管を介して前記内張の内部の空気を吸引し、吸引した前記内張の内部の空気を前記下部空間に供給する
請求項7に記載の栽培ハウス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、栽培ハウスに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
植物を栽培する栽培ハウスとして、例えばビニール、ガラス等で形成される建屋の内部にトンネル状の小ハウスを構成して植物を配置し、小ハウスの内部に温調気体を流通させることで、小ハウスの内部で植物に対して温調を行う構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6861883号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような栽培ハウスでは、温調に要する動力や栽培棚の製作にかかるコストの削減、内部における作業者の作業効率向上、栽培スペースの拡大などによる生産性の向上が課題である。
【0005】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであり、栽培スペースへの入熱を抑制し、温調装置の負荷を下げて動力を低減させ、冷気囲いを簡易な構造と安価な素材にしてコストを削減し、内部における作業者の作業効率が向上する構造を提供し栽培スペースを拡大して生産性を向上可能な栽培ハウスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る栽培ハウスは、光を透過する建屋と、前記建屋の内部に配置され、平面視で第1方向に長手となるように形成され、栽培対象となる植物を収容し、平面視で前記第1方向に交差する第2方向に複数配置される栽培棚と、前記栽培棚に設けられ、前記植物の側方を囲う囲い部材と、前記囲い部材で囲まれる空間に温調気体を供給する温調装置とを備え、少なくとも1つの前記栽培棚において、前記囲い部材は、前記植物の側方のうち前記第2方向の一方を開放する側方開放部を有し、前記第1方向の側面の両方及び前記第2方向の側面の他方側の三方を囲うように形成される。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、栽培植物の生産性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施形態に係る栽培ハウスの一例を示す正面図である。
図2は、栽培ハウスの内部構成の一例を示す平面図である。
図3は、囲い部材の一例を示す図である。
図4は、囲い部材の一例を示す図である。
図5は、囲い部材の一例を示す図である。
図6は、囲い部材の一例を示す図である。
図7は、囲い部材の一例を示す図である。
図8は、囲い部材の一例を示す図である。
図9は、本実施形態に係る栽培ハウスの内部構成についての他の例を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示に係る栽培ハウスの実施形態を図面に基づいて説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
図1は、本実施形態に係る栽培ハウス100の一例を示す正面図である。図2は、栽培ハウス100の内部構成の一例を示す平面図である。図1及び図2に示す栽培ハウス100は、例えば屋外の地表G上に建てられ、主として太陽光等の自然光を取り入れることで植物Pの栽培を行う。植物Pとしては、例えばイチゴ等が挙げられるが、イチゴに限定されず、他の種類の植物であってもよい。栽培ハウス100は、建屋10と、栽培棚20と、囲い部材30と、温調装置40と、隙間埋め部材50とを備える。
(【0011】以降は省略されています)
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