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公開番号2025024939
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023129332
出願日2023-08-08
発明の名称スティック製品絞り出し具
出願人KISCO株式会社
代理人個人,個人
主分類A01K 5/00 20060101AFI20250214BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】ペットフード等のスティック製品の絞り出し操作を、片手で簡単に行うことでき、しかも、中身を最後までキレイに絞り出すことができるスティック製品絞り出し具を提供することを課題とする。
【解決手段】基盤1と、基盤1上に適宜間隔を保持して設置されるフリーローラー2とから成り、基盤1にはその上面を横切るように横桟6が設けられ、フリーローラー2は横桟6上に、スティック製品21の端部を噛み込む間隔を保持して設置される。基盤1の前端部の一半部が曲線状に切り欠かれ、基盤1の裏面に指掛け部14が突設される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
基盤と、前記基盤上に適宜間隔を保持して設置されるフリーローラーとから成り、
前記基盤にはその上面を横切るように横桟が配設され、前記フリーローラーは前記横桟上に、スティック製品の端部を噛み込む間隔を保持して設置されることを特徴とするスティック製品絞り出し具。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記基盤の前端部一半部が曲線状に切り欠かれている、請求項1に記載のスティック製品絞り出し具。
【請求項3】
前記基盤の裏面に指掛け部が突設されている、請求項1に記載のスティック製品絞り出し具。
【請求項4】
前記横桟に、前記フリーローラーとの間隔が徐々に狭まるガイド桟が連設されている、請求項1に記載のスティック製品絞り出し具。
【請求項5】
前記基盤の両側にガイド壁が形成されている、請求項1に記載のスティック製品絞り出し具。
【請求項6】
前記ガイド桟から前記横桟を越えて前記基盤の後端まで延びる縦桟が形成されている、請求項4又は5に記載のスティック製品絞り出し具。
【請求項7】
前記フリーローラーの回転に伴って鳴動する機構を含む、請求項1に記載のスティック製品絞り出し具。
【請求項8】
前記フリーローラーの周面は難滑性素材で被覆されている、請求項1に記載のスティック製品絞り出し具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スティック製品絞り出し具に関するものであり、より詳細には、ペットフードやベビーフード等のゲル状物を充填したスティック製品に対し、中身を簡単な操作で残らず無駄なく絞り出すことができるスティック製品絞り出し具に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近時ペットフード、特におやつ用のペットフードとして、長方形状の比較的平坦なスティック容器に充填したタイプのペットフードが普及している。これは、ゲル状のペットフードをスティック容器に封入したもので、前端部に細径化された絞り出し口が形成され、その絞り出し口を開口してペットに咥えさせた状態で、一方の手で容器の後端部を押さえ、他方の手の指先で容器をしごいて、食べる速度に合わせて少しずつ中身を絞り出して食べさせるものである。また、最近ではペットの写真をSNSにアップする人が増え、スティックタイプのペットフードを与えながらペットの顔写真を撮ることも増えている。
【0003】
ところで、上記構成のスティック製品の場合、一方の手でスティック容器を押え、他方の手で絞り出し操作をするため、片手での操作ができないだけでなく、最後までキレイに絞り出すには反復操作が必要となり、絞り出し口をペットの口元に向けた状態で迅速に操作し、安定した状態で最後まで絞り出すことは容易なことではない。また、絞り出しの最終段階において、指が中身に触れて汚れるおそれがある。
【0004】
そこで、手を汚すことなく中身を容易に絞り出すことができ、中身がペットフードの場合、餌皿を必要としない絞り出し器が提案されている(実用新案登録第3218518号公報)。この絞り出し器は、先端側に受け皿部を設けた本体の後端部に、スライダーを装着したもので、スティック製品を本体に載せ、その後端をスライダーの内側に差し込み、スライダーを容器をしごくように摺動させることで、中身を受け皿部に絞り出すことができるようにしたものである。
【0005】
しかし、このスライダー構造の場合、スライダーのスライド操作に伴って容器がスライダーのスライド方向に動きやすいので、片方の手で容器を押さえ、もう片方の手でスライダーを動かすことを余儀なくされ、どうしても両手が必要となる。また、スライダーの場合、摩擦抵抗を考慮すると、スライダーと本体との間にある程度の隙間を設ける必要があるが、スライダーの力の入れ具合でその隙間が変化するために、中味が残りやすく、また、力を入れ過ぎるとスライダーが動かしにくくなるといった問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
実用新案登録第3218518号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上述したように、従来提案されているスティック製品絞り出し器の場合、一方の手で容器を押え、他方の手で絞り出し操作をするため、片手での操作ができず、ペットにフードを与えながらの写真撮影は困難であり、また、中身を最後までキレイに絞り出すことが難しいといった問題があった。そこで本発明は、ペットフード等のスティック製品の絞り出し操作を、片手で簡単に行うことでき、しかも、中身を最後までキレイに絞り出すことができるスティック製品絞り出し具を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、基盤と、前記基盤上に適宜間隔を保持して設置されるフリーローラーとから成り、
前記基盤にはその上面を横切るように横桟が配設され、前記フリーローラーは前記横桟上に、スティック製品の端部を噛み込む間隔を保持して設置されることを特徴とするスティック製品絞り出し具である。
【0009】
一実施形態においては、前記基盤の前端部一半部が曲線状に切り欠かれ、また、前記基盤の裏面に指掛け部が突設されている。
【0010】
一実施形態においては、前記横桟に、前記フリーローラーとの間隔が徐々に狭まるガイド桟が連設され、また、前記基盤の両側にガイド壁が形成され、また、前記ガイド桟から前記横桟を越えて前記基盤の後端まで延びる縦桟が形成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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