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公開番号
2025024755
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023128994
出願日
2023-08-08
発明の名称
車両用制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人明成国際特許事務所
主分類
B60W
30/00 20060101AFI20250214BHJP(車両一般)
要約
【課題】運転モードに適した暖機制御を行う技術を提供する。
【解決手段】車両用制御装置は、車両の駆動力源の暖機を行う暖機制御の実施内容を変更可能であり、自動運転モードでは、暖機制御の実施内容を手動運転モードから変更する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
運転モードとして自動運転モードと手動運転モードを有する車両に用いられる車両用制御装置であって、
前記車両用制御装置は、前記車両の駆動力源の暖機を行う暖機制御の実施内容を変更可能であり、前記自動運転モードでは、前記暖機制御の実施内容を前記手動運転モードから変更する、車両用制御装置。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の車両用制御装置であって、
前記車両用制御装置は、前記自動運転モードにおける前記車両の走行計画に応じて、前記暖機制御の実施内容を前記手動運転モードよりも強化又は弱化する、車両用制御装置。
【請求項3】
請求項2に記載の車両用制御装置であって、
前記車両用制御装置は、前記走行計画として、走行予定距離と走行予定時間と車速計画の少なくとも一つを用いる、車両用制御装置。
【請求項4】
請求項1に記載の車両用制御装置であって、
前記車両用制御装置は、前記自動運転モードにおける走行予定距離又は走行予定時間が予め設定された閾値よりも小さい場合には、前記暖機を行わない、車両用制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、自動運転モードと手動運転モードを有する車両に用いられる車両用制御装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、車両において、エンジンの冷却水温や触媒温度に基づいて、エンジンの暖機の要否を判定する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-182335号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、本開示の発明者は、車両が手動運転モードで走行する場合と自動運転モードで走行する場合では、暖機の必要性が変わることを見出した。そこで、運転モードに適した暖機制御を行うことが望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(1)本開示の一形態によれば、運転モードとして自動運転モードと手動運転モードを有する車両に用いられる車両用制御装置が提供される。前記車両用制御装置は、前記車両の駆動力源の暖機を行う暖機制御の実施内容を変更可能であり、前記自動運転モードでは、前記暖機制御の実施内容を前記手動運転モードから変更する。
この車両用制御装置によれば、運転モードを考慮した暖機制御を行うことができる。
(2)前記車両用制御装置は、前記自動運転モードにおける前記車両の走行計画に応じて、前記暖機制御の実施内容を前記手動運転モードよりも強化又は弱化するものとしてもよい。
この車両用制御装置によれば、自動運転モードの走行計画に応じて暖機制御を強化したり弱化したりできる。
(3)前記車両用制御装置は、前記走行計画として、走行予定距離と走行予定時間と車速計画の少なくとも一つを用いるものとしてもよい。
この車両用制御装置によれば、走行計画を考慮した暖機制御を行うことができる。
(4)前記車両用制御装置は、前記自動運転モードにおける走行予定距離又は走行予定時間が予め設定された閾値よりも小さい場合には、前記暖機を行わないものとしてもよい。
この車両用制御装置によれば、暖機を省略して燃費を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
車両の動力伝達システムの構成を示す説明図。
変速線図とその暖機補正の例を示す説明図。
実施形態における暖機制御の処理手順を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0007】
図1は、車両100の動力伝達システムの構成を示す説明図である。この車両100は、運転モードとして自動運転モードと手動運転モードを有する。車両100は、内燃機関であるエンジン10と、変速装置30と、差動装置40と、複数の駆動輪50と、車両用制御装置80とを備えている。エンジン10の駆動軸11は、変速装置30の入力軸31に接続されている。変速装置30の出力軸32は、差動装置40に接続されている。
【0008】
アクセルペダル61には、アクセル開度ACCを測定するアクセル開度センサ71が設けられている。ブレーキペダル62には、ブレーキペダル62の踏み込み量BRAを測定するブレーキペダルセンサ72が設けられている。シフトレバー63には、シフトポジションLPを測定するシフトポジションセンサ73が設けられている。エンジン10には、その冷却水温Twを測定する水温センサ74が設けられている。変速装置30には、その油圧回路の油温Toを測定する油温センサ75が設けられている。駆動輪50にはそれぞれ車輪速センサ76が設けられている。各種のセンサ71~76で測定された測定値は、車両用制御装置80に入力される。
【0009】
車両用制御装置80は、車両制御部81と、自動運転制御部82と、運転モード設定部83と、暖機制御部84とを備える。車両用制御装置80は、1つ以上のECU(Electronic Control Unit)を用いて構成することができる。ECUはプロセッサとRAMとROMとを有しており、ROMにはコンピュータプログラムが格納されている。各部81~84の機能は、不揮発性記憶媒体に格納されたコンピュータプログラムをプロセッサが実行することによって実現することができる。なお、これらの各部81~84の機能の一部をハードウェア回路で実現するようにしてもよい。
【0010】
車両制御部81は、車両100の運転のために、駆動制御や、ブレーキ制御、操舵角制御などの各種の制御を実行する。車両制御部81は、自動運転と手動運転のいずれの場合にも利用される。
(【0011】以降は省略されています)
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