TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025025431
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023130176
出願日
2023-08-09
発明の名称
車両後部構造
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類
B60S
1/48 20060101AFI20250214BHJP(車両一般)
要約
【課題】ウォッシャホースをより適切に配策できる車両後部構造を提供する。
【解決手段】車両後部構造は、Dピラー20と、Cピラー22と、リアウォッシャ40から前記Cピラー22の上部まで延びた後、車両下方に屈曲し、前記Cピラー22に沿って車両下方に延びるウォッシャホース42と、前記Cピラー22に締結されるとともに、前記ウォッシャホース42を保持する1以上のホース用クリップ60と、を備え、前記1以上のホース用クリップ60それぞれは、前記Cピラー22に締結される締結部62と、前記締結部62より車両後側に延びる連結部64と、前記連結部64の末端において前記ウォッシャホース42を保持する保持部66と、を含み、前記ウォッシャホース42は、屈曲部の前後において、上流ホース44uと下流ホース44dとに分割されており、前記上流ホース44uおよび前記下流ホース44dが、略L字形のジョイント46で連結されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の側面と背面との境界に位置する後端ピラーと、
クォータガラスを挟んで前記後端ピラーより前側に位置する中間ピラーと、
リアウォッシャにウォッシャ液を導くウォッシャホースであって、前記リアウォッシャから前記中間ピラーの上部まで延びた後、車両下方に屈曲し、前記中間ピラーに沿って車両下方に延びるウォッシャホースと、
前記中間ピラーに締結されるとともに、前記ウォッシャホースを保持する1以上のホース用クリップと、
を備え、
前記1以上のホース用クリップそれぞれは、前記中間ピラーに締結される締結部と、前記締結部より車両後側に延びる連結部と、前記連結部の末端において前記ウォッシャホースを保持する保持部と、を含み、
前記ウォッシャホースは、屈曲部の前後において、上流ホースと下流ホースとに分割されており、
前記上流ホースおよび前記下流ホースが、略L字形のジョイントで連結されている、
ことを特徴とする車両後部構造。
続きを表示(約 880 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の車両後部構造であって、
前記中間ピラーには、1以上のトリム用クリップが取り付けられており、
前記1以上のホース用クリップは、第一ホース用クリップと、前記第一ホース用クリップよりも車両下側に位置する第二ホース用クリップと、を含み、
前記第一ホース用クリップの保持部と前記第二ホース用クリップの保持部とを結ぶ直線は、前記1以上のトリム用クリップよりも、車両後側にオフセットしている、
ことを特徴とする車両後部構造。
【請求項3】
請求項2に記載の車両後部構造であって、
前記1以上のトリム用クリップは、第一トリム用クリップと、前記第一トリム用クリップより車両下側に位置する第二トリム用クリップと、を含み、
前記第一ホース用クリップは、前記第二ホース用クリップよりも前記第一トリム用クリップに近い位置に配置され、
前記第二ホース用クリップは、前記第一ホース用クリップよりも前記第二トリム用クリップに近い位置に配置される
ことを特徴とする車両後部構造。
【請求項4】
請求項3に記載の車両後部構造であって、
前記第一ホース用クリップの前記連結部の後端は、前記第一トリム用クリップに近づく方向に屈曲し、
前記第二ホース用クリップの前記連結部の後端は、前記第二トリム用クリップに近づく方向に屈曲している、
ことを特徴とする車両後部構造。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか1項に記載の車両後部構造であって、
さらに、前記中間ピラーの上部を通り、車両前後方向に延びるカーテンシールドエアバッグを備え、
前記クォータガラスの上角は、鋭角であり、
前記ウォッシャホースは、前記カーテンシールドエアバッグの車両下側に配置され、
前記ウォッシャホースは、前記クォータガラスの上角に沿うように鋭角または略90度に屈曲している、
ことを特徴とする車両後部構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書は、車両の後部構造を開示する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
リアウォッシャは、車両のバックドアガラスにウォッシャ液を噴射する装置である。かかるリアウォッシャには、ウォッシャホースが接続されており、当該ウォッシャホースを介して、リアウォッシャにウォッシャ液が供給される。
【0003】
従来、このウォッシャホースを、後端ピラーに沿って配策していた。後端ピラーは、車両の背面と側面との境界に位置するピラーである。従来、リアホースは、ウォッシャホースから後端ピラーまで延びた後、後端ピラーに沿って車両下方に延び、さらに、その後、車両前方に向かって延びる。
【0004】
ところで、車両の中には、後輪の近傍に、充電ユニットが配置される場合がある。例えば、電気自動車(以下「BEV」と略す)およびプラグインハイブリッド電気自動車(以下「PHEV」と呼ぶ)の場合、外部からの電力供給を受け付けるために、充電ユニットが搭載されている。かかる充電ユニットは、後端ピラーと後端ピラーより前側に位置する中間ピラーとの間に、配置される。一方、ガソリンエンジン車両およびハイブリッド電気自動車(以下「HEV」と略す)には、充電ユニットは搭載されない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2004-123064号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ここで、上述した通り、従来のウォッシャホースは、後端ピラーに沿って下方に延びた後、車両前方に向かって延びる。かかる場合において、車両に充電ユニットが搭載されている場合、ウォッシャホースが充電ユニットに干渉しないように、その経路を変更する必要がある。その結果、充電ユニットの有無によって、ウォッシャホースの経路が異なり、ひいては、充電ユニットの有無によって、ウォッシャホースの配策に使用する種類が異なる。結果として、製造現場で管理すべき、部品種類が多くなり、煩雑であった。
【0007】
そこで、ウォッシャホースを、後端ピラーではなく、中間ピラーに沿って配策することが考えられる。しかし、中間ピラーの周辺には、トリムを車体に取り付けるためのトリム用クリップや、カーテンシールドエアバッグ等の部品が存在している。そのため、単に、中間ピラーに沿ってウォッシャホースを配策しただけの場合、ウォッシャホースがトリム用クリップ等の部品と干渉したり、ウォッシャホースが閉塞したりするおそれがあった。
【0008】
なお、特許文献1には、Cピラーにドレンホースを通すことが開示されている。しかし、特許文献1では、上述したような部品との干渉防止については何ら検討されていない。
【0009】
そこで、本明細書では、ウォッシャホースをより適切に配策できる車両後部構造を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本明細書で開示する車両後部構造は、車両の側面と背面との境界に位置する後端ピラーと、クォータガラスを挟んで前記後端ピラーより前側に位置する中間ピラーと、リアウォッシャにウォッシャ液を導くウォッシャホースであって、前記リアウォッシャから前記中間ピラーの上部まで延びた後、車両下方に屈曲し、前記中間ピラーに沿って車両下方に延びるウォッシャホースと、前記中間ピラーに締結されるとともに、前記ウォッシャホースを保持する1以上のホース用クリップと、を備え、前記1以上のホース用クリップそれぞれは、前記中間ピラーに締結される締結部と、前記締結部より車両後側に延びる連結部と、前記連結部の末端において前記ウォッシャホースを保持する保持部と、を含み、前記ウォッシャホースは、屈曲部の前後において、上流ホースと下流ホースとに分割されており、前記上流ホースおよび前記下流ホースが、略L字形のジョイントで連結されている、ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
トヨタ自動車株式会社
方法
1日前
トヨタ自動車株式会社
方法
1日前
トヨタ自動車株式会社
車両
2日前
トヨタ自動車株式会社
充電方法
1日前
トヨタ自動車株式会社
連結構造
5日前
トヨタ自動車株式会社
分離装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
接合装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電セル
1日前
トヨタ自動車株式会社
電気自動車
1日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
2日前
トヨタ自動車株式会社
レーダ装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
駐車支援装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
車両制御装置
5日前
トヨタ自動車株式会社
自動運転装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
後退支援装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
電池システム
2日前
トヨタ自動車株式会社
車両の除電器
1日前
トヨタ自動車株式会社
運転支援装置
5日前
トヨタ自動車株式会社
樹脂溶解装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
管理システム
1日前
トヨタ自動車株式会社
V型内燃機関
2日前
トヨタ自動車株式会社
排気浄化装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
異音解析方法
1日前
トヨタ自動車株式会社
車両制御装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
エンジン装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
充電制御装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
給電システム
1日前
トヨタ自動車株式会社
車両制御装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
1日前
続きを見る
他の特許を見る