特許ウォッチ

公開番号2025023754
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-17
出願番号2023128174
出願日2023-08-04
発明の名称負荷時タップ切換器の切換開閉器および負荷時タップ切換器
出願人株式会社東芝,東芝エネルギーシステムズ株式会社
代理人弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類H01F 29/04 20060101AFI20250207BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】コストを抑制することができる負荷時タップ切換器の切換開閉器および負荷時タップ切換器を提供することである。
【解決手段】実施形態の負荷時タップ切換器の切換開閉器は、真空バルブと、開閉機構と、付勢部材と、を持つ。開閉機構は、真空バルブを開極および閉極する。付勢部材は、真空バルブを開極する方向に付勢する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
真空バルブと、
前記真空バルブを開極および閉極する開閉機構と、
前記真空バルブを開極する方向に付勢する付勢部材と、を有する、
負荷時タップ切換器の切換開閉器。
続きを表示（約 490 文字）【請求項２】
前記真空バルブは、
固定電極および可動電極と、
前記固定電極および前記可動電極を収容し、内部が真空に保持されるケースと、
前記可動電極から前記ケースの外部に伸びる電極軸と、
を有し、
前記開閉機構は、前記電極軸に接続される導体接続部を支持する導体を有し、
前記付勢部材は、前記ケースと前記導体との間に配置される、
請求項１に記載の負荷時タップ切換器の切換開閉器。
【請求項３】
前記付勢部材は、コイルバネである、
請求項１または２に記載の負荷時タップ切換器の切換開閉器。
【請求項４】
前記導体接続部は、円柱状に形成され、
前記付勢部材は、前記電極軸および前記導体接続部に外挿されるコイルバネである、
請求項２に記載の負荷時タップ切換器の切換開閉器。
【請求項５】
請求項１または２に記載の負荷時タップ切換器の切換開閉器と、
前記切換開閉器を収容し、内部に絶縁ガスを封入可能な槽体と、を有する、
負荷時タップ切換器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明の実施形態は、負荷時タップ切換器の切換開閉器および負荷時タップ切換器に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
負荷時タップ切換器は、変圧器の運転中にタップを切り換える。負荷時タップ切換器の切換開閉器は、選択されたタップに回路を切り換える。負荷時タップ切換器の切換開閉器および負荷時タップ切換器には、コストを抑制することが求められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１８－２００９６２号公報
特開２０１９－２１２８２１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本発明が解決しようとする課題は、コストを抑制することができる負荷時タップ切換器の切換開閉器および負荷時タップ切換器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
実施形態の態様１の負荷時タップ切換器の切換開閉器は、真空バルブと、開閉機構と、付勢部材と、を持つ。開閉機構は、真空バルブを開極および閉極する。付勢部材は、真空バルブを開極する方向に付勢する。
【０００６】
実施形態の態様２では、態様１の負荷時タップ切換器の切換開閉器において、真空バルブが、固定電極および可動電極と、ケースと、電極軸と、を有する。ケースは、固定電極および可動電極を収容し、内部が真空に保持される。電極軸は、可動電極からケースの外部に伸びる。開閉機構は、電極軸に接続される導体接続部を支持する導体を有する。付勢部材は、ケースと導体との間に配置される。
【０００７】
実施形態の態様３では、態様１または２の負荷時タップ切換器の切換開閉器において、付勢部材が、コイルバネである。
実施形態の態様４では、態様２の負荷時タップ切換器の切換開閉器において、導体接続部が、円柱状に形成される。付勢部材は、電極軸および導体接続部に外挿されるコイルバネである。
【０００８】
実施形態の態様５の負荷時タップ切換器は、態様１から４のいずれか一つに記載の負荷時タップ切換器の切換開閉器と、槽体と、を有する。槽体は、切換開閉器を収容し、内部に絶縁ガスを封入可能である。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
実施形態の負荷時タップ切換器の断面図。
実施形態の切換開閉器の側面図。
切換開閉器の側面断面図の一部。
真空バルブユニットの分解斜視図。
真空バルブユニットの側面図。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、実施形態の負荷時タップ切換器の切換開閉器および負荷時タップ切換器を、図面を参照して説明する。
図１は、実施形態の負荷時タップ切換器１の断面図である。負荷時タップ切換器１は、変圧器の運転中にタップを切り換える。負荷時タップ切換器１は、タップ選択器２と、切換開閉器１０と、槽体８と、を有する。切換開閉器１０は、後述される真空バルブ２１（図４参照）を有する。
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許