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公開番号2025023540
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-17
出願番号2023127753
出願日2023-08-04
発明の名称空調システム
出願人日本キヤリア株式会社
代理人弁理士法人サトー
主分類F24F 11/72 20180101AFI20250207BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】本実施形態は、居室内の湿度環境の向上やシステム全体としてのエネルギー効率の向上を図ることができる空調システムを提供する。
【解決手段】本実施形態に係る空調システムは、空気を導入する空気導入部と、前記空気導入部に導入された空気を除湿する除湿部と、前記除湿部に冷水を供給する冷水供給部と、前記除湿部により除湿された空気を居室内に供給する給気部と、前記居室内の湿度を検知する湿度検知部と、前記冷水供給部から前記除湿部への冷水の供給を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記湿度検知部が検知する湿度に基づいて、前記冷水供給部から前記除湿部へ供給される冷水の温度と供給量のうち少なくとも何れか一方を制御することにより、前記居室内の湿度を調整する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
空気を導入する空気導入部と、
前記空気導入部に導入された空気を除湿する除湿部と、
前記除湿部に冷水を供給する冷水供給部と、
前記除湿部により除湿された空気を居室内に供給する給気部と、
前記居室内の湿度を検知する湿度検知部と、
前記冷水供給部から前記除湿部への冷水の供給を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記湿度検知部が検知する湿度に基づいて、前記冷水供給部から前記除湿部へ供給される冷水の温度と供給量のうち少なくとも何れか一方を制御することにより、前記居室内の湿度を調整する空調システム。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
前記空気導入部は、空気の導入量を変更可能であり、
前記制御部は、前記冷水供給部から前記除湿部へ供給される冷水の温度と供給量を一定に制御した状態で前記空気導入部に導入する空気の導入量を変更することにより、前記居室内の湿度を調整する請求項1に記載の空調システム。
【請求項3】
前記冷水供給部は、前記除湿部に供給する冷水の温度の設定を変更可能であり、
前記制御部は、前記冷水供給部において設定されている冷水の温度を変更することにより、前記居室内の湿度を調整する請求項1に記載の空調システム。
【請求項4】
前記冷水供給部と前記除湿部との間で冷水を循環する循環水路と、
前記循環水路における冷水の循環量を制御する制御バルブと、
をさらに備え、
前記制御部は、前記制御バルブの開度を変更することにより、前記居室内の湿度を調整する請求項1に記載の空調システム。
【請求項5】
前記冷水供給部と前記除湿部との間で冷水を循環する循環水路と、
前記循環水路において前記冷水供給部を経由せずに冷水を循環するバイパス水路と、
をさらに備え、
前記制御部は、前記バイパス水路を流れる冷水の流量を変更することにより、前記居室内の湿度を調整する請求項1に記載の空調システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、空調システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、外調機と内調機を備える空調システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-86246号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の空調システムによれば、外調機と内調機は、それそれ独立して制御されている。そのため、従来の空調システムでは、居室内の湿度環境を向上できない状況や、外調機と内調機を含むシステム全体としてのエネルギー効率を向上できない状況が発生する。
【0005】
本実施形態は、居室内の湿度環境の向上やシステム全体としてのエネルギー効率の向上を図ることができる空調システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本実施形態に係る空調システムは、空気を導入する空気導入部と、前記空気導入部に導入された空気を除湿する除湿部と、前記除湿部に冷水を供給する冷水供給部と、前記除湿部により除湿された空気を居室内に供給する給気部と、前記居室内の湿度を検知する湿度検知部と、前記冷水供給部から前記除湿部への冷水の供給を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記湿度検知部が検知する湿度に基づいて、前記冷水供給部から前記除湿部へ供給される冷水の温度と供給量のうち少なくとも何れか一方を制御することにより、前記居室内の湿度を調整する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係る空調システムの構成例を概略的に示す図
第2実施形態に係る空調システムの構成例を概略的に示す図
第3実施形態に係る空調システムの構成例を概略的に示す図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、空調システムに係る複数の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、複数の実施形態において実質的に同一の要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0009】
(第1実施形態)
図1に例示する空調システム100は、いわゆるエアハンドリングユニットなどと称される空調システムであり、外調機101と内調機102を備えている。外調機101は、その内部に図示しない送風機を備えており、外部から空気を導入可能であるとともに、その導入した空気を居室103内に供給可能である。外調機101は、空気導入部の一例である。外調機101は、送風機の駆動を制御するインバータ104を備えている。以下、インバータ104を単に「INV104」と称する場合がある。
【0010】
外調機101は、その内部に冷却器105を備えており、この冷却器105により、外調機101内に導入された空気を除湿可能である。よって、居室103内には、冷却器105により除湿された空気が供給される。冷却器105は、除湿部の一例である。なお、外調機101は、その内部に図示しない加熱器を備え、この加熱器により、外調機101内に導入された空気を加熱可能な構成としてもよい。外調機101は、その内部に図示しない加湿器を備え、この加湿器により、外調機101内に導入された空気を加湿可能な構成としてもよい。外調機101は、その内部に図示しないエアフィルタを備え、このエアフィルタにより、外調機101内に導入された空気に含まれている例えば塵埃などといった異物を捕獲可能な構成としてもよい。外調機101は、その内部に図示しないエリミネータを備え、図示しない加湿器により噴霧された水滴を分散したり除去したりすることが可能な構成としてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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