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公開番号
2025022786
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2024118609
出願日
2024-07-24
発明の名称
イメージセンサー
出願人
三星電子株式会社
,
Samsung Electronics Co.,Ltd.
代理人
弁理士法人共生国際特許事務所
主分類
H04N
25/70 20230101AFI20250206BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】自動焦点機能のために受信される位相信号と、イメージ生成のために受信されるカラー信号との間の信号干渉を最小化するイメージセンサーを提供する。
【解決手段】2×2に配列された第1~第4ピクセルを含む第1ピクセルグループと、2×2に配列された第5~第8ピクセルを含み第1ピクセルグループと第1方向に隣接するように配置される第2ピクセルグループと、第1及び第2ピクセルと対応するように形成される第1レンズと、第3及び第4ピクセルと対応するように形成される第2レンズと、第1及び第2ピクセルグループを電気的に分離させる素子分離パターンと、第1~第8ピクセルと電気的に接続される読出し回路とを有し、読出し回路は、第1、第2レンズ及び第1ピクセルグループの中の一部のピクセルを通じて受信した位相信号に基づいて位相データを出力し、第2ピクセルグループの中の一部のピクセルから受信したカラー信号に基づいてイメージデータを出力する。
【選択図】図4A
特許請求の範囲
【請求項1】
イメージセンサーであって、
2×2に配列された第1ピクセル、第2ピクセル、第3ピクセル、及び第4ピクセルを含む第1ピクセルグループと、
2×2に配列された第5ピクセル、第6ピクセル、第7ピクセル、及び第8ピクセルを含み、前記第1ピクセルグループと第1方向に隣接するように配置される第2ピクセルグループと、
前記第1ピクセル及び前記第2ピクセルと対応するように形成される第1レンズと、
前記第3ピクセル及び前記第4ピクセルと対応するように形成される第2レンズと、
前記第1ピクセルグループと前記第2ピクセルグループを電気的に分離させる素子分離パターンと、
前記第1乃至第8ピクセルと電気的に接続される読出し回路と、を有し、
前記読出し回路は、
前記第1レンズ、前記第2レンズ、及び前記第1ピクセルグループの中の少なくとも一部のピクセルを通じて受信した位相信号に基づいて、位相データを出力し、
前記第2ピクセルグループの中の少なくとも一部のピクセルから受信したカラー信号に基づいて、イメージデータを出力することを特徴とするイメージセンサー。
続きを表示(約 2,300 文字)
【請求項2】
前記素子分離パターンは、前記第1ピクセルグループに含まれるピクセル間に形成され、前記第1ピクセル、前記第2ピクセル、前記第3ピクセル、及び前記第4ピクセルを互いに電気的に分離させる複数の部分を含み、
前記複数の部分の各々は、前記第1ピクセルグループの中心と離隔されるように形成されることを特徴とする請求項1に記載のイメージセンサー。
【請求項3】
前記読出し回路は、
前記第1レンズと、前記第1ピクセル及び前記第2ピクセルの中の少なくとも一部を通じて第1位相信号を取得し、
前記第2レンズと、前記第3ピクセル及び前記第4ピクセルの中の少なくとも一部を通じて第2位相信号を取得し、
前記第1位相信号及び前記第2位相信号に基づいて、前記位相データを出力することを特徴とする請求項1に記載のイメージセンサー。
【請求項4】
2×2に配列された第9乃至第12ピクセルを含み、前記第1ピクセルグループと前記第1方向と垂直である第2方向に隣接する第3ピクセルグループと、
2×2に配列された第13乃至第16ピクセルを含み、前記第2ピクセルグループと前記第2方向に隣接する第4ピクセルグループと、をさらに有し、
前記読出し回路は、前記第2ピクセルグループ乃至前記第4ピクセルグループに含まれるピクセルからカラー信号を受信して、前記イメージデータを出力することを特徴とする請求項1に記載のイメージセンサー。
【請求項5】
前記複数の部分は、
前記第1ピクセルと前記第2ピクセルとの間で前記第1方向と垂直である第2方向に延長される第1部分と、
前記第2ピクセルと前記第4ピクセルとの間で前記第1方向の逆方向に延長される第2部分と、
前記第3ピクセルと前記第4ピクセルとの間で前記第2方向の逆方向に延長される第3部分と、
前記第1ピクセルと前記第3ピクセルとの間で前記第1方向に延長される第4部分と、を含み、
前記第1乃至第4ピクセルと電気的に接続されるフローティング拡散ノードをさらに有することを特徴とする請求項2に記載のイメージセンサー。
【請求項6】
前記第1乃至第4部分は、前記フローティング拡散ノードと離隔されるように形成され、
前記フローティング拡散ノードは、前記第1ピクセルグループの中心と対応する位置に形成され、
前記第1ピクセル、前記第2ピクセル、前記第3ピクセル、及び前記第4ピクセルは、前記フローティング拡散ノードと電気的に接続されることを特徴とする請求項5に記載のイメージセンサー。
【請求項7】
複数のピクセルを含むイメージセンサーであって、
各々2×2に配列されたピクセルを含み、2×2に配列される第1ピクセルグループ乃至第4ピクセルグループと、
2×2に配列されたピクセルを含み、前記第4ピクセルグループと隣接するように配置される第5ピクセルグループと、
前記複数のピクセルと電気的に接続される読出し回路と、を有し、
前記読出し回路は、
第1モードで、前記第1ピクセルグループの中の少なくとも一部のピクセルから取得した第1位相信号及び第2位相信号に基づいて位相データを出力し、
第2モードで、前記第1ピクセルグループの中の少なくとも一部のピクセルから取得した第3位相信号、及び前記第5ピクセルグループの中の少なくとも一部のピクセルから取得した第4位相信号に基づいて、前記位相データを出力することを特徴とするイメージセンサー。
【請求項8】
前記読出し回路は、
前記第1モードで、前記第2ピクセルグループ乃至前記第4ピクセルグループに含まれる複数のピクセルから複数のピクセルの各々に対して割り当てられた第1カラー信号を受信して、イメージデータを出力し、
前記第2モードで、前記第2ピクセルグループ乃至前記第4ピクセルグループからピクセルグループの各々に対して割り当てられた第2カラー信号を受信して、前記イメージデータを出力することを特徴とする請求項7に記載のイメージセンサー。
【請求項9】
前記第1ピクセルグループは、第1ピクセル、第2ピクセル、第3ピクセル、及び第4ピクセルを含み、
前記第1ピクセル及び前記第2ピクセルと対応するように形成される第1レンズと、
前記第3ピクセル及び前記第4ピクセルと対応するように形成される第2レンズと、をさらに有し、
前記読出し回路は、
前記第1モードで、前記第1レンズ、前記第1ピクセル、及び前記第2ピクセルの中の少なくとも一部を通じて、前記第1位相信号を取得し、
前記第2レンズ、前記第3ピクセル、及び前記第4ピクセルの中の少なくとも一部を通じて、前記第2位相信号を取得することを特徴とする請求項7に記載のイメージセンサー。
【請求項10】
前記第5ピクセルグループの中の各々2つのピクセルと対応するように形成される第3レンズ及び第4レンズをさらに有し、
前記読出し回路は、
第2モードで、前記第1レンズ又は前記第2レンズ、及び前記第1ピクセルグループの中の少なくとも一部のピクセルから前記第3位相信号を取得し、
前記第3レンズ又は前記第4レンズ、及び前記第5ピクセルグループの中の少なくとも一部のピクセルから前記第4位相信号を取得することを特徴とする請求項9に記載のイメージセンサー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、イメージセンサーに関し、特に、自動焦点機能のために受信される位相信号と、イメージ生成のために受信されるカラー信号との間の信号干渉を最小化するイメージセンサーに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
イメージセンサーは、光を受けて電気信号を生成する半導体基盤のセンサーとして、複数の単位ピクセルを有するピクセルアレイと、ピクセルアレイを駆動し、イメージを生成するための回路等を含む。
複数の単位ピクセルは、外部の光に反応して電荷を生成するフォトダイオードを含む。
【0003】
但し、隣接するピクセルのフォトダイオードの間の信号干渉でよって、イメージセンサーの性能が減少する可能性がある。
この場合、複数のフォトダイオードの間にDTI(deep trench isolation)を形成してクロストーク(crosstalk)現象を防止する。
一方、イメージセンサー分野で、少なくとも2つ以上のピクセルから受信された信号間の位相差に基づいて、自動に被写体の焦点を把握する自動焦点(auto focus)機能が活発に活用されている。
【0004】
しかし、近年、単位ピクセル間の一部領域にDTIが形成されなかったことによって、自動焦点機能に活用されるフォトダイオードと隣接するダイオード間に信号干渉が発生する可能性がある。
したがって、イメージセンサーの自動焦点機能の性能が減少する可能性がある。
また、イメージセンサーを通じて生成されるイメージの画質が減少する可能性がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
米国特許第11,075,236号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は上記従来のイメージセンサーにおける問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、自動焦点機能のために受信される位相信号と、イメージ生成のために受信されるカラー信号との間の信号干渉を最小化するイメージセンサーを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するためになされた本発明によるイメージセンサーは、2×2に配列された第1ピクセル、第2ピクセル、第3ピクセル、及び第4ピクセルを含む第1ピクセルグループと、2×2に配列された第5ピクセル、第6ピクセル、第7ピクセル、及び第8ピクセルを含み、前記第1ピクセルグループと第1方向に隣接するように配置される第2ピクセルグループと、前記第1ピクセル及び前記第2ピクセルと対応するように形成される第1レンズと、前記第3ピクセル及び前記第4ピクセルと対応するように形成される第2レンズと、前記第1ピクセルグループと前記第2ピクセルグループを電気的に分離させる素子分離パターンと、前記第1乃至第8ピクセルと電気的に接続される読出し回路と、を有し、前記読出し回路は、前記第1レンズ、前記第2レンズ、及び前記第1ピクセルグループの中の少なくとも一部のピクセルを通じて受信した位相信号に基づいて、位相データを出力し、前記第2ピクセルグループの中の少なくとも一部のピクセルから受信したカラー信号に基づいて、イメージデータを出力することを特徴とする。
【0008】
また、上記目的を達成するためになされた本発明によるイメージセンサーは、複数のピクセルを含むイメージセンサーであって、各々2×2に配列されたピクセルを含み、2×2に配列される第1ピクセルグループ乃至第4ピクセルグループと、2×2に配列されたピクセルを含み、前記第4ピクセルグループと隣接するように配置される第5ピクセルグループと、前記複数のピクセルと電気的に接続される読出し回路と、を有し、前記読出し回路は、第1モードで、前記第1ピクセルグループの中の少なくとも一部のピクセルから取得した第1位相信号及び第2位相信号に基づいて位相データを出力し、第2モードで、前記第1ピクセルグループの中の少なくとも一部のピクセルから取得した第3位相信号、及び前記第5ピクセルグループの中の少なくとも一部のピクセルから取得した第4位相信号に基づいて、前記位相データを出力することを特徴とする。
【0009】
また、本発明の実施形態による複数のピクセルを含むイメージセンサーは、2×2に配列された第1乃至第4ピクセルを含む第1ピクセルグループ、2×2に配列された第5乃至第8ピクセルを含み、前記第1ピクセルグループと隣接するように配置される第2ピクセルグループ、前記第1ピクセル乃至前記第8ピクセルの中の少なくとも2以上のピクセルと対応されるように形成される第1レンズ、前記複数のピクセルを電気的に分離させる素子分離パターン、及び前記複数のピクセルと電気的に接続される読出し回路を有し、前記素子分離パターンは、前記第1ピクセルグループに含まれるピクセル間に形成され、前記第1ピクセル、前記第2ピクセル、前記第3ピクセル、及び前記第4ピクセルを互いに電気的に分離させる複数の部分を含み、前記複数の部分の各々は、前記第1ピクセルグループの中心と離隔されるように形成され、前記読出し回路は、前記第1レンズを通じて受信した位相信号に基づいて、位相データを出力し、前記複数のピクセルの中の前記第1レンズと対応するピクセルを除いたピクセルから受信したカラー信号に基づいて、イメージデータを出力することができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係るイメージセンサーによれば、読出し回路がピクセルアレイを通じて、受信した光量に基づいて互いに異なるモードでカラー信号を受信し、照度環境の変化にしたがって、互いに異なるモードで受信したカラー信号を利用してイメージデータを生成することで生成されるイメージデータの画質及び/又は解像度を増加させることができ、また、ピクセルグループ内のフローティング拡散ノードを通じて発生する位相信号の間の信号干渉を最小化することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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