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公開番号
2025036214
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-14
出願番号
2024139943
出願日
2024-08-21
発明の名称
半導体装置
出願人
三星電子株式会社
,
Samsung Electronics Co.,Ltd.
代理人
弁理士法人共生国際特許事務所
主分類
H10D
30/60 20250101AFI20250306BHJP()
要約
【課題】素子性能及び信頼性を改善できる半導体装置を提供する。
【解決手段】第1方向D1に延長される下部パターンBP1と、その上に配置され第2方向D2に離隔した複数の第1シートパターンNS1を含む第1チャネルパターンCH1、下部パターン上に配置され第2方向に離隔した複数の第2シートパターンNS2を含み第1チャネルパターンと第1方向に離隔した第2チャネルパターンCH2、第1シートパターンを囲み第1ゲート電極120及び第1ゲート絶縁膜130を含む第1ゲート構造体GS1、第2シートパターンを囲み第2ゲート電極220及び第2ゲート絶縁膜230を含む第2ゲート構造体GS2、第1ゲート構造体上の第1ゲートキャッピングパターン145及び第2ゲート構造体上の第2ゲートキャッピングパターン245を有し、第1、第2シートパターンの個数は異なり、第2方向への第1、第2ゲートキャッピングパターンの厚厚さは異なる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
第1方向に延長される下部パターンと、
前記下部パターン上に配置され、前記第1方向と異なる第2方向に離隔した複数の第1シートパターンを含む第1チャネルパターンと、
前記下部パターン上に配置され、前記第2方向に離隔した複数の第2シートパターンを含み、前記第1チャネルパターンと前記第1方向に離隔した第2チャネルパターンと、
前記第1シートパターンを囲み、第1ゲート電極及び第1ゲート絶縁膜を含む第1ゲート構造体と、
前記第2シートパターンを囲み、第2ゲート電極及び第2ゲート絶縁膜を含む第2ゲート構造体と、
前記第1ゲート構造体上の第1ゲートキャッピングパターンと、
前記第2ゲート構造体上の第2ゲートキャッピングパターンと、を有し、
前記第1シートパターンの個数は、前記第2シートパターンの個数と異なり、
前記第2方向への前記第1ゲートキャッピングパターンの厚さは、前記第2方向への前記第2ゲートキャッピングパターンの厚さと異なることを特徴とする半導体装置。
続きを表示(約 2,300 文字)
【請求項2】
前記第1シートパターンの個数は、前記第2シートパターンの個数より多く、
前記第1ゲートキャッピングパターンの厚さは、前記第2ゲートキャッピングパターンの厚さより小さいことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第1チャネルパターンと前記第2方向に重畳する部分で前記第1ゲートキャッピングパターンの厚さは、前記第2チャネルパターンと前記第2方向に重畳する部分で前記第2ゲートキャッピングパターンの厚さと異なることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記下部パターン上に配置され、前記第1チャネルパターン及び前記第2チャネルパターンと電気的に接続されるソース/ドレインパターンをさらに有し、
前記ソース/ドレインパターンは、前記第1シートパターンの各々及び前記第2シートパターンの各々と接触することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記第1ゲート構造体は、前記第1チャネルパターンの上面上に配置される第1アウター(outer)ゲート構造体を含み、
前記第2ゲート構造体は、前記第2チャネルパターンの上面上に配置される第2アウターゲート構造体を含み、
前記第1アウターゲート構造体の前記第1ゲート絶縁膜は、前記ソース/ドレインパターンから離隔し、
前記第2アウターゲート構造体の前記第2ゲート絶縁膜は、前記ソース/ドレインパターンと接触することを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
【請求項6】
第1方向に延長される下部パターンと、
前記下部パターン上に配置され、前記第1方向と異なる第2方向に離隔した複数の第1シートパターンを含む第1チャネルパターンと、
前記下部パターン上に配置され、前記第2方向に離隔した複数の第2シートパターンを含み、前記第1チャネルパターンと前記第1方向に離隔した第2チャネルパターンと、
前記第1シートパターンを囲む第1ゲート電極と、
前記第2シートパターンを囲む第2ゲート電極と、
前記第1ゲート電極上の第1ゲートキャッピングパターンと、
前記第2ゲート電極上の第2ゲートキャッピングパターンと、
前記第1ゲートキャッピングパターン内に延長され、前記第1ゲート電極と電気的に接続される第1ゲートコンタクトと、
前記第2ゲートキャッピングパターン内に延長され、前記第2ゲート電極と電気的に接続される第2ゲートコンタクトと、を有し、
前記第1シートパターンの個数は、前記第2シートパターンの個数と異なり、
前記第1ゲート電極は、前記第1チャネルパターンと前記第2方向に重畳する第1ゲート電極の第1部分を含み、
前記第2ゲート電極は、前記第2チャネルパターンと前記第2方向に重畳する第2ゲート電極の第1部分を含み、
前記下部パターンの上面から前記第1ゲート電極の第1部分の上面までの距離は、前記下部パターンの上面から前記第2ゲート電極の第1部分の上面までの距離と異なることを特徴とする半導体装置。
【請求項7】
前記第1シートパターンの個数は、前記第2シートパターンの個数より多く、
前記下部パターンの上面から前記第1ゲート電極の第1部分の上面までの距離は、前記下部パターンの上面から前記第2ゲート電極の第1部分の上面までの距離より大きいことを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記下部パターンの上面から前記第1ゲートコンタクトの底面までの距離は、前記下部パターンの上面から前記第2ゲートコンタクトの底面までの距離と同一であることを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記第1ゲート電極は、前記第1ゲート電極の第1部分と電気的に接続され、前記第1チャネルパターンと前記第2方向に重畳しない第1ゲート電極の第2部分を含み、
前記下部パターンの上面から前記第1ゲート電極の第1部分の上面までの距離は、前記下部パターンの上面から前記第1ゲート電極の第2部分の上面までの距離より小さいことを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
【請求項10】
下部パターンと、
前記下部パターン上に配置され、複数の第1シートパターンを含む第1チャネルパターンと、
前記下部パターン上に配置され、複数の第2シートパターンを含む第2チャネルパターンと、
ここで、前記第2チャネルパターンに含まれる前記第2シートパターンの個数は、前記第1チャネルパターンに含まれた前記第1シートパターンの個数より少なく、
前記下部パターン上に配置され、前記第1チャネルパターン及び前記第2チャネルパターンと電気的に接続されるソース/ドレインパターンと、
断面図において、前記第1シートパターンを囲む第1ゲート電極と、
断面図において、前記第2シートパターンを囲む第2ゲート電極と、
前記第1ゲート電極上の第1ゲートキャッピングパターンと、
前記第2ゲート電極上の第2ゲートキャッピングパターンと、を有し、
断面図において、前記下部パターンの上面から前記第1ゲート電極の上面までの距離は、前記下部パターンの上面から前記第2ゲート電極の上面までの距離より大きいことを特徴とする半導体装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体装置に関し、特に、MBCFET(登録商標)(Multi-Bridge Channel Field Effect Transistor)を含む半導体装置に関する。
続きを表示(約 3,800 文字)
【背景技術】
【0002】
半導体装置の密度を高めるためのスケーリング(scaling)技術の一つとして、基板上にフィン(fin)又はナノワイヤ(nanowire)形状の多チャネルアクティブパターン(又はシリコンボディ)を形成し、多チャネルアクティブパターンの表面の上にゲートを形成するマルチゲートトランジスタ(multi gate transistor)が提案された。
【0003】
このようなマルチゲートトランジスタは、3次元のチャネルを用いるので、スケーリングが容易である。
また、マルチゲートトランジスタのゲートの長さを増加させなくても、電流制御能力を向上させることができる。
のみならず、ドレイン電圧によってチャネル領域の電位が影響を受けるSCE(short channel effect)を効果的に抑制することができる。
【0004】
しかしながら、多チャネルアクティブパターンの表面の上にゲートを形成するマルチゲートトランジスタでは、ナノシート(Nanosheet:NS)の大きさに関連し、ゲート電極の性能劣化が発生する可能性がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は上記従来のマルチゲートトランジスタにおける問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、素子性能及び信頼性を改善できる半導体装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するためになされた本発明による半導体装置は、第1方向に延長される下部パターンと、前記下部パターン上に配置され、前記第1方向と異なる第2方向に離隔した複数の第1シートパターンを含む第1チャネルパターンと、前記下部パターン上に配置され、前記第2方向に離隔した複数の第2シートパターンを含み、前記第1チャネルパターンと前記第1方向に離隔した第2チャネルパターンと、前記第1シートパターンを囲み、第1ゲート電極及び第1ゲート絶縁膜を含む第1ゲート構造体と、前記第2シートパターンを囲み、第2ゲート電極及び第2ゲート絶縁膜を含む第2ゲート構造体と、前記第1ゲート構造体上の第1ゲートキャッピングパターンと、前記第2ゲート構造体上の第2ゲートキャッピングパターンと、を有し、前記第1シートパターンの個数は、前記第2シートパターンの個数と異なり、前記第2方向への前記第1ゲートキャッピングパターンの厚さは、前記第2方向への前記第2ゲートキャッピングパターンの厚さと異なることを特徴とする。
【0007】
また、上記目的を達成するためになされた本発明による半導体装置は、第1方向に延長される下部パターンと、前記下部パターン上に配置され、前記第1方向と異なる第2方向に離隔した複数の第1シートパターンを含む第1チャネルパターンと、前記下部パターン上に配置され、前記第2方向に離隔した複数の第2シートパターンを含み、前記第1チャネルパターンと前記第1方向に離隔した第2チャネルパターンと、前記第1シートパターンを囲む第1ゲート電極と、前記第2シートパターンを囲む第2ゲート電極と、前記第1ゲート電極上の第1ゲートキャッピングパターンと、前記第2ゲート電極上の第2ゲートキャッピングパターンと、前記第1ゲートキャッピングパターン内に延長され、前記第1ゲート電極と電気的に接続される第1ゲートコンタクトと、前記第2ゲートキャッピングパターン内に延長され、前記第2ゲート電極と電気的に接続される第2ゲートコンタクトと、を有し、前記第1シートパターンの個数は、前記第2シートパターンの個数と異なり、前記第1ゲート電極は、前記第1チャネルパターンと前記第2方向に重畳する第1ゲート電極の第1部分を含み、前記第2ゲート電極は、前記第2チャネルパターンと前記第2方向に重畳する第2ゲート電極の第1部分を含み、前記下部パターンの上面から前記第1ゲート電極の第1部分の上面までの距離は、前記下部パターンの上面から前記第2ゲート電極の第1部分の上面までの距離と異なることを特徴とする。
【0008】
また、上記目的を達成するためになされた本発明による半導体装置は、下部パターンと、前記下部パターン上に配置され、複数の第1シートパターンを含む第1チャネルパターンと、前記下部パターン上に配置され、複数の第2シートパターンを含む第2チャネルパターンと、ここで、前記第2チャネルパターンに含まれる前記第2シートパターンの個数は、前記第1チャネルパターンに含まれた前記第1シートパターンの個数より少なく、前記下部パターン上に配置され、前記第1チャネルパターン及び前記第2チャネルパターンと電気的に接続されるソース/ドレインパターンと、断面図において、前記第1シートパターンを囲む第1ゲート電極と、断面図において、前記第2シートパターンを囲む第2ゲート電極と、前記第1ゲート電極上の第1ゲートキャッピングパターンと、前記第2ゲート電極上の第2ゲートキャッピングパターンと、を有し、断面図において、前記下部パターンの上面から前記第1ゲート電極の上面までの距離は、前記下部パターンの上面から前記第2ゲート電極の上面までの距離より大きいことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る半導体装置によれば、ナノシート(NS)の幅ではなくナノシートの数を変更することで、製造プロセス中に発生する可能性のあるプロセス欠陥を排除でき、さらに、外側ゲートの体積を減らすことにより、メタルゲートとコンタクト間の静電容量を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態による半導体装置の概略構成を説明するための例示的な平面図である。
図1のA-A線に沿って切断した断面図である。
図1のB-B線、C-C線、及びD-D線に沿って切断した断面図である。
図1のE-E線、F-F線、及びG-G線に沿って切断した断面図である。
図3のP領域を拡大して示す断面図である。
図3のQ領域を拡大して示す断面図である。
図3のR領域を拡大して示す断面図である。
本発明の他の実施形態による半導体装置の概略構成を説明するための断面図である。
本発明の他の実施形態による半導体装置の概略構成を説明するための断面図である。
本発明の他の実施形態による半導体装置の概略構成を説明するための断面図である。
本発明の他の実施形態による半導体装置の概略構成を説明するための断面図である。
本発明の他の実施形態による半導体装置の概略構成を説明するための図である。
本発明の他の実施形態による半導体装置の概略構成を説明するための断面図である。
本発明の他の実施形態による半導体装置の概略構成を説明するための断面図である。
本発明の他の実施形態による半導体装置の概略構成を説明するための断面図である。
本発明の他の実施形態による半導体装置の概略構成を説明するための断面図である。
本発明の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための中間段階断面図である。
本発明の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための中間段階断面図である。
本発明の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための中間段階断面図である。
本発明の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための中間段階断面図である。
本発明の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための中間段階断面図である。
本発明の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための中間段階断面図である。
本発明の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための中間段階断面図である。
本発明の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための中間段階断面図である。
本発明の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための中間段階断面図である。
本発明の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための中間段階断面図である。
本発明の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための中間段階断面図である。
本発明の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための中間段階断面図である。
本発明の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための中間段階断面図である。
本発明の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための中間段階断面図である。
本発明の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための中間段階断面図である。
本発明の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための中間段階断面図である。
本発明の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための中間段階断面図である。
本発明の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための中間段階断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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