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公開番号
2025056718
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2024123422
出願日
2024-07-30
発明の名称
イメージセンサ
出願人
三星電子株式会社
,
Samsung Electronics Co.,Ltd.
代理人
弁理士法人共生国際特許事務所
主分類
H10F
39/18 20250101AFI20250331BHJP()
要約
【課題】変換利得(CG)を向上させ、ピクセルトランジスタの配置効率及びサイズを増加させ、メタル配線層を減少させるイメージセンサを提供する。
【解決手段】本発明のイメージセンサは、第1方向の両側に配置された2個のフォトダイオード(PD)を備えたピクセルと、ピクセル内の2個のPDを互いに分離して第1方向に直交する第2方向に延びる内部深いトレンチ分離(DTI)構造、及びピクセルを互いに分離して第1方向又は第2方向に延びる外部DTI構造を備えたDTI構造と、第1方向に延びる外部DTI構造の中央部分と内部DTI構造のエッジとの間に配置されたフローティング拡散(FD)領域と、FD領域に隣接して配置されてPDに少なくとも1つずつ配置された伝送ゲート(TG)と、を備え、ピクセル内の2個のPDは、FD領域を共有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
イメージセンサであって、
第1方向の両側に配置された2個のフォトダイオード(PD:Photo Diode)を備えたピクセルと、
前記ピクセル内の2個の前記PDを互いに分離して前記第1方向に直交する第2方向に延びる内部深いトレンチ分離(DTI:Deep Trench Isolation)構造、及び前記ピクセルを互いに分離して前記第1方向又は前記第2方向に延びる外部DTI構造を備えたDTI構造と、
前記第1方向に延びる前記外部DTI構造の中央部分と前記内部DTI構造のエッジとの間に配置されたフローティング拡散(FD:Floating Diffusion)領域と、
前記FD領域に隣接して配置されて前記PDに少なくとも1つずつ配置された伝送ゲート(TG:Transfer Gate)と、を備え、
前記ピクセル内の2個の前記PDは、前記FD領域を共有することを特徴とするイメージセンサ。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記第2方向に互いに隣接する2個の前記ピクセルは、サブ共有ピクセルを構成し、
前記第1方向に互いに隣接する2個の前記サブ共有ピクセルは、共有ピクセルを構成し、
前記共有ピクセルは、前記第1方向及び第2方向に沿って2次元アレイ状に配置されることを特徴とする請求項1に記載のイメージセンサ。
【請求項3】
前記FD領域は、前記サブ共有ピクセルの2個の前記ピクセル間に配置され、
前記サブ共有ピクセルの4個の前記PDは、前記FD領域を共有することを特徴とする請求項2に記載のイメージセンサ。
【請求項4】
前記サブ共有ピクセルは、グラウンドコンタクト領域を含み、
前記グラウンドコンタクト領域は、
前記共有ピクセルにおいて、前記第1方向の外郭部分及び前記第2方向の中央部分に隣接して配置された第1配置構造と、
前記共有ピクセルにおいて、前記第1方向及び前記第2方向の中央部分に隣接して配置された第2配置構造と、
前記共有ピクセルにおいて、前記第1方向及び前記第2方向の外郭部分に隣接して配置された第3配置構造と、のうちのいずれか1つに配置されることを特徴とする請求項3に記載のイメージセンサ。
【請求項5】
前記PDに対応するアクティブ領域及びゲートは、前記第2方向の前記ピクセルの外郭部分に配置され、
前記第3配置構造において、前記グラウンドコンタクト領域は、前記PDに対応するアクティブ領域に前記ゲートの代わりに配置され、
前記第3配置構造における前記ゲートの前記第1方向の長さは、前記第1配置構造又は前記第2配置構造における前記ゲートの前記第1方向の長さよりも長いことを特徴とする請求項4に記載のイメージセンサ。
【請求項6】
前記FD領域は、前記サブ共有ピクセルの中央部分に配置され、
前記サブ共有ピクセルの2個の前記内部DTI構造は、前記FD領域によって前記第2方向に互いに離隔され、
前記第1方向に延びる前記外部DTI構造は、前記FD領域によって前記中央部分で2個の部分に分離されることを特徴とする請求項3に記載のイメージセンサ。
【請求項7】
前記第2方向の2個の前記内部DTI構造の間の離隔距離と前記第1方向の前記外部DTI構造の2部分間の離隔距離とは、変更されることを特徴とする請求項6に記載のイメージセンサ。
【請求項8】
前記内部DTI構造の前記第1方向の幅と前記外部DTI構造の前記第1方向又は第2方向の幅とは、変更されることを特徴とする請求項2に記載のイメージセンサ。
【請求項9】
前記共有ピクセルの前記ピクセルのうちのいずれか1つに配置されて前記共有ピクセルの外郭部分に配置されたリセットゲート(RG:Reset Gate)と、
前記共有ピクセルの前記ピクセルのうちの少なくとも他の1つに配置されて前記共有ピクセルの外郭部分の前記RGに隣接して配置されたソースフォロワゲート(SF:Source Follower gate)と、を更に含み、
前記サブ共有ピクセルには、2個の前記ピクセルに対応して2個の前記FD領域が配置されるか、又は2個の前記ピクセルが共有する1個の前記FD領域が配置され、
前記共有ピクセルの2個又は4個の前記FD領域は、配線を介して前記SFに連結されることを特徴とする請求項2に記載のイメージセンサ。
【請求項10】
前記サブ共有ピクセルには、2個の前記ピクセルに対応して2個の前記FD領域が配置され、
前記共有ピクセルにおいて、前記第1方向の外郭部分及び前記第2方向の中央部分に隣接して前記ピクセルのグラウンドコンタクト領域が配置されることを特徴とする請求項2に記載のイメージセンサ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、イメージセンサに係り、より詳細には、2フォトダイオード(PD:Photo Diode)ピクセル構造を含むイメージセンサに関する。
続きを表示(約 3,200 文字)
【背景技術】
【0002】
イメージセンサは、複数個の単位ピクセルが2次元アレイ状に配列されて構成される。一般的に、単位ピクセルは、1つのフォトダイオード及び複数のピクセルトランジスタで構成される。ここで、ピクセルトランジスタは、例えば伝送トランジスタ(Transfer Transistor)、リセットトランジスタ(Reset Transistor)、ソースフォロワトランジスタ(Source Follower Transistor)、及び選択トランジスタ(Selection Transistor)を含む。最近、ピクセルサイズの微細化が進められることにより、フォトダイオードの面積を広げるためにピクセルトランジスタを複数のピクセルに共有させた、いわゆる共有ピクセル構造がイメージセンサに採用されている。そのような共有ピクセル構造において、それぞれのピクセルは、深いトレンチ分離(Deep Trench Isolation:DTI)構造によって互いに分離される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第9609250号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上記従来技術に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、ピクセルトランジスタの配置効率及びサイズを増加させたイメージセンサを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するためになされた本発明の一態様によるイメージセンサは、第1方向の両側に配置された2個のフォトダイオード(PD:Photo Diode)を備えたピクセルと、前記ピクセル内の2個の前記PDを互いに分離して前記第1方向に直交する第2方向に延びる内部深いトレンチ分離(DTI:Deep Trench Isolation)構造、及び前記ピクセルを互いに分離して前記第1方向又は前記第2方向に延びる外部DTI構造を備えたDTI構造と、前記第1方向に延びる前記外部DTI構造の中央部分と前記内部DTI構造のエッジとの間に配置されたフローティング拡散(FD:Floating Diffusion)領域と、前記FD領域に隣接して配置されて前記PDに少なくとも1つずつ配置された伝送ゲート(TG:Transfer Gate)と、を備え、前記ピクセル内の2個の前記PDは、前記FD領域を共有する。
【0006】
上記目的を達成するためになされた本発明の他の態様によるイメージセンサは、第1方向の両側に配置された2個のフォトダイオード(PD)をそれぞれ備えた4個のピクセルで構成された共有ピクセルと、前記ピクセル内の2個の前記PDを互いに分離して前記第1方向に直交する第2方向に延びる内部深いトレンチ分離(DTI)構造、及び前記ピクセルを互いに分離して前記第1方向又は前記第2方向に延びる外部DTI構造を備えたDTI構造と、前記第1方向に延びる前記外部DTI構造の中央部分と前記内部DTI構造のエッジとの間に配置されたフローティング拡散(FD)領域と、前記FD領域に隣接して配置されて前記PDに少なくとも1つずつ配置された伝送ゲート(TG)と、前記共有ピクセルの前記ピクセルのうちのいずれか1つに配置されて前記共有ピクセルの外郭部分に配置されたリセットゲート(RG:reset gate)と、前記共有ピクセルの前記ピクセルのうちの少なくとも他の1つに配置されて前記共有ピクセルの外郭部分の前記RGに隣接して配置されたソースフォロワゲート(SF:source follower gate)と、を備え、前記ピクセル内の2個の前記PDは、前記FD領域を共有する。
【0007】
上記目的を達成するためになされた本発明の更に他の態様によるイメージセンサは、第1方向の両側に配置された2個のフォトダイオード(PD)をそれぞれ備えた4個のピクセルで構成された共有ピクセルと、前記ピクセル内の2個の前記PDを互いに分離して前記第1方向に直交する第2方向に延びる内部深いトレンチ分離(DTI)構造、及び前記ピクセルを互いに分離して前記第1方向又は前記第2方向に延びる外部DTI構造を備えたDTI構造と、前記第1方向に延びる前記外部DTI構造の中央部分と前記内部DTI構造のエッジとの間に配置されたフローティング拡散(FD)領域と、前記FD領域に隣接して配置されて前記PDに少なくとも1つずつ配置された伝送ゲート(TG)と、を備え、前記第2方向に互いに隣接する2個の前記ピクセルは、サブ共有ピクセルを構成し、前記共有ピクセルは、前記第1方向に互いに隣接する2個の前記サブ共有ピクセルを備え、前記FD領域は、前記サブ共有ピクセルの2個の前記ピクセル間に配置され、前記サブ共有ピクセルの4個の前記PDは、前記FD領域を共有する。
【発明の効果】
【0008】
本発明のイメージセンサによれば、変換利得(CG)を向上させ、ピクセルトランジスタの配置効率及びサイズを増加させ、メタル配線層を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態によるイメージセンサの共有ピクセルに対応する等価回路図である。
図1のイメージセンサの共有ピクセルの第1例を示す平面図である。
比較例のイメージセンサにおけるFD領域の配線ルーチンを示す平面図である。
図1のイメージセンサにおけるFD領域の配線ルーチンを示す平面図である。
本発明の一実施形態によるイメージセンサの共有ピクセルの第2例を示す平面図である。
本発明の一実施形態によるイメージセンサの共有ピクセルの第3例を示す平面図である。
本発明の一実施形態によるイメージセンサの共有ピクセルの第4例を示す平面図である。
本発明の一実施形態による伝送ゲート部分の一例を示す断面図である。
本発明の一実施形態による伝送ゲート部分の他の例を示す断面図である。
本発明の一実施形態によるイメージセンサの共有ピクセルの第5例を示す平面図である。
本発明の一実施形態によるFD領域の配線ルーチンを示す平面図である。
本発明の一実施形態によるイメージセンサの共有ピクセルの第6例を示す平面図である。
本発明の一実施形態によるイメージセンサの共有ピクセルのマイクロレンズの配置の一例を示す平面図である。
本発明の一実施形態によるイメージセンサの共有ピクセルのマイクロレンズの配置の他の例を示す平面図である。
本発明の一実施形態によるイメージセンサの共有ピクセルのDTI構造の隔離距離を示す平面図である。
本発明の一実施形態によるイメージセンサの共有ピクセルのDTI構造の幅を示す平面図である。
本発明の一実施形態によるイメージセンサの共有ピクセルの第3例の変形例を示す平面図である。
図2のイメージセンサの共有ピクセルが2次元アレイ状に配列された構造を示す平面図である。
本発明の一実施形態によるイメージセンサ全体を示すブロック構造図である。
本発明の一実施形態によるイメージセンサを含む電子装置を示すブロック構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための形態の具体例を、図面を参照しながら詳細に説明する。図面において、同じ構成要素については、同じ参照符号を付し、それらについての重複説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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