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公開番号2025112272
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-31
出願番号2025005031
出願日2025-01-14
発明の名称キャパシタ構造体及びこれを含む半導体パッケージ
出願人三星電子株式会社,Samsung Electronics Co.,Ltd.
代理人弁理士法人共生国際特許事務所
主分類H10D 1/68 20250101AFI20250724BHJP()
要約【課題】向上した耐圧特性及び/又は増加した静電容量を有するキャパシタ構造体、及びこれを含む半導体パッケージを提供する。
【解決手段】本発明によるキャパシタ構造体は、ベース基板と、ベース基板を貫通して垂直方向に延長される貫通ビアと、ベース基板の下面の下で、貫通ビアと電気的に接続される第1下部電極と、第1上部電極と、第1下部電極と第1上部電極との間に介在する第1キャパシタ誘電膜と、からなる第1サブキャパシタ構造体と、ベース基板の上面の上で、貫通ビアと電気的に接続される第2下部電極と、第2上部電極と、第2下部電極と第2上部電極との間に介在する第2キャパシタ誘電膜と、からなる第2サブキャパシタ構造体と、を有する。
【選択図】図1J
特許請求の範囲【請求項1】
ベース基板と、
前記ベース基板を貫通して垂直方向に延長される貫通ビアと、
前記ベース基板の下面の下で、前記貫通ビアと電気的に接続される第1下部電極と、第1上部電極と、前記第1下部電極と前記第1上部電極との間に介在する第1キャパシタ誘電膜と、からなる第1サブキャパシタ構造体と、
前記ベース基板の上面の上で、前記貫通ビアと電気的に接続される第2下部電極と、第2上部電極と、前記第2下部電極と前記第2上部電極との間に介在する第2キャパシタ誘電膜と、からなる第2サブキャパシタ構造体と、を有することを特徴とするキャパシタ構造体。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記第1サブキャパシタ構造体と前記第2サブキャパシタ構造体は、前記垂直方向に互いに対称構造を有することを特徴とする請求項1に記載のキャパシタ構造体。
【請求項3】
前記第2上部電極上に配置され、前記第2上部電極と電気的に接続される第1バンプ構造体をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のキャパシタ構造体。
【請求項4】
前記貫通ビアは、前記ベース基板の上面から下面へ行くほど水平幅が増加するテーパ形状を有することを特徴とする請求項3に記載のキャパシタ構造体。
【請求項5】
接続バンプをさらに有し、
前記ベース基板は、第1ベース基板及び前記第1ベース基板の上に配置される第2ベース基板を含み、
前記貫通ビアは、前記接続バンプを介して互いに電気的に接続され、前記第1ベース基板を貫通する第1貫通ビア及び前記第2ベース基板を貫通する第2貫通ビアを含み、
前記第1貫通ビア及び前記第2貫通ビアは、前記接続バンプを中心として互いに対称構造を有することを特徴とする請求項3に記載のキャパシタ構造体。
【請求項6】
前記第1貫通ビア及び前記第2貫通ビアそれぞれは、前記接続バンプへ近づくほど水平幅が減少するテーパ形状を有することを特徴とする請求項5に記載のキャパシタ構造体。
【請求項7】
前記第1貫通ビア及び前記第2貫通ビアそれぞれは、前記接続バンプへ近づくほど水平幅が増加するテーパ形状を有することを特徴とする請求項5に記載のキャパシタ構造体。
【請求項8】
前記第1下部電極は、第1ベース導電層及び前記第1ベース導電層の下面に接続されて水平方向に互いに離隔する複数の第1導電性ピラーを含み、
前記第2下部電極は、第2ベース導電層及び前記第2ベース導電層の上面に接続されて水平方向に互いに離隔する複数の第2導電性ピラーを含むことを特徴とする請求項1に記載のキャパシタ構造体。
【請求項9】
前記貫通ビアの下面は、前記第1ベース導電層の上面と接し、前記貫通ビアの上面は、前記第2ベース導電層の下面と接することを特徴とする請求項8に記載のキャパシタ構造体。
【請求項10】
ベース基板と、
前記ベース基板の下面の下に配置され、第1下部電極と、第1上部電極と、前記第1下部電極と前記第1上部電極との間に介在する第1キャパシタ誘電膜と、からなる第1サブキャパシタ構造体と、
前記ベース基板の下面の下で、前記第1サブキャパシタ構造体を取り囲む第1モールド層と、
前記ベース基板の上面の上に配置され、第2下部電極と、第2上部電極と、前記第2下部電極と前記第2上部電極との間に介在する第2キャパシタ誘電膜と、からなる第2サブキャパシタ構造体と、
前記ベース基板の上面の上で、前記第2サブキャパシタ構造体を取り囲む第2モールド層と、
前記ベース基板を貫通して垂直方向に延長される少なくとも2個の貫通ビアと、
前記第2上部電極上に配置され、前記第2上部電極と電気的に接続される第1バンプ構造体と、
前記第2モールド層上に配置される第2バンプ構造体と、を有し、
前記少なくとも2個の貫通ビアの内の一つは、前記第1下部電極と前記第2下部電極とを電気的に接続されることを特徴とするキャパシタ構造体。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、キャパシタ構造体及びこれを含む半導体パッケージに関し、特に、向上した耐圧特性及び増加した静電容量を有するキャパシタ構造体、及びこれを含む半導体パッケージに関する。
続きを表示(約 4,100 文字)【背景技術】
【0002】
電子産業の飛躍的な発展及びユーザの要求に応じて、電子機器はさらに高性能化と共に小型化され、これにより、半導体チップも高性能化と共に小型化されつつある。
これにより、半導体チップを含む半導体パッケージに、エネルギー保存、信号カップリング/デカップリング、及び電子フィルタリングなどの多様な目的で使われるキャパシタ構造体が取り付けられている。
【0003】
従って、上述のようなキャパシタ構造体の特性等の向上が求められている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は上記従来のキャパシタ構造体における課題に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、向上した耐圧特性及び/又は増加した静電容量を有するキャパシタ構造体、及びこれを含む半導体パッケージを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するためになされた本発明によるキャパシタ構造体は、ベース基板と、前記ベース基板を貫通して垂直方向に延長される貫通ビアと、前記ベース基板の下面の下で、前記貫通ビアと電気的に接続される第1下部電極と、第1上部電極と、前記第1下部電極と前記第1上部電極との間に介在する第1キャパシタ誘電膜と、からなる第1サブキャパシタ構造体と、前記ベース基板の上面の上で、前記貫通ビアと電気的に接続される第2下部電極と、第2上部電極と、前記第2下部電極と前記第2上部電極との間に介在する第2キャパシタ誘電膜と、からなる第2サブキャパシタ構造体と、を有することを特徴とする。
【0006】
また、上記目的を達成するためになされた本発明によるキャパシタ構造体は、ベース基板と、前記ベース基板の下面の下に配置され、第1下部電極と、第1上部電極と、前記第1下部電極と前記第1上部電極との間に介在する第1キャパシタ誘電膜と、からなる第1サブキャパシタ構造体と、前記ベース基板の下面の下で、前記第1サブキャパシタ構造体を取り囲む第1モールド層と、前記ベース基板の上面の上に配置され、第2下部電極と、第2上部電極と、前記第2下部電極と前記第2上部電極との間に介在する第2キャパシタ誘電膜と、からなる第2サブキャパシタ構造体と、前記ベース基板の上面の上で、前記第2サブキャパシタ構造体を取り囲む第2モールド層と、前記ベース基板を貫通して垂直方向に延長される少なくとも2個の貫通ビアと、前記第2上部電極上に配置され、前記第2上部電極と電気的に接続される第1バンプ構造体と、前記第2モールド層上に配置される第2バンプ構造体と、を有し、前記少なくとも2個の貫通ビアの内の一つは、前記第1下部電極と前記第2下部電極とを電気的に接続されることを特徴とする。
【0007】
上記目的を達成するためになされた本発明による半導体パッケージは、基板ベースと、前記基板ベースの上面に配置される複数の上面パッドと、前記基板ベースの下面に配置される複数の下面接続パッド及び少なくとも2個の受動素子接続パッドと、を含むパッケージ基板と、前記パッケージ基板の上面に配置され、前記複数の上面パッドを介して前記パッケージ基板と電気的に接続される半導体チップと、前記パッケージ基板の上面上で、前記メイン半導体チップを覆い包む封止材と、前記複数の下面接続パッドに配置される複数の外部接続端子と、前記パッケージ基板の下面に配置されるキャパシタ構造体と、を有し、前記キャパシタ構造体は、ベース基板と、前記ベース基板の下面の下に順次に配置される第1ベース導電層と、前記第1ベース導電層の下面に接続され水平方向に互いに離隔する複数の第1導電性ピラーと、前記第1ベース導電層及び前記複数の第1導電性ピラーを覆う第1キャパシタ誘電膜と、前記第1キャパシタ誘電膜を覆う第1上部電極と、からなる第1サブキャパシタ構造体と、前記ベース基板の上面の上に順次に配置される第2ベース導電層と、前記第2ベース導電層の上面に接続され水平方向に互いに離隔する複数の第2導電性ピラーと、前記第2ベース導電層及び前記複数の第2導電性ピラーを覆う第2キャパシタ誘電膜と、前記第2キャパシタ誘電膜を覆う第2上部電極と、からなる第2サブキャパシタ構造体と、前記ベース基板を貫通して垂直方向に延長され、前記第1ベース導電層と前記第2ベース導電層とを電気的に接続する貫通ビアと、前記少なくとも2個の受動素子接続パッドに配置される少なくとも2個のバンプ構造体と、を含み、前記少なくとも2個のバンプ構造体の内の一つのバンプ構造体は、前記第2上部電極上に配置されて前記第2上部電極と電気的に接続され、前記第1サブキャパシタ構造体と前記第2サブキャパシタ構造体は、前記垂直方向に互いに対称構造を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一実施形態に係るキャパシタ構造体によれば、貫通ビアを介して互いに接続される第1サブキャパシタ構造体と第2サブキャパシタ構造体を含み、第1サブキャパシタ構造体と第2サブキャパシタ構造体は、垂直方向に互いに重畳し、また第1サブキャパシタ構造体と第2サブキャパシタ構造体は、ベース基板及び貫通ビアを中心として互いに対称構造を有する。
従って、第1サブキャパシタ構造体と第2サブキャパシタ構造体との間の電気的接続方法によって、キャパシタ構造体の耐圧特性が向上するか、増加した静電容量を有することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態によるキャパシタ構造体の製造方法を説明するための断面図である。
本発明の実施形態によるキャパシタ構造体の製造方法を説明するための断面図である。
本発明の実施形態によるキャパシタ構造体の製造方法を説明するための断面図である。
本発明の実施形態によるキャパシタ構造体の製造方法を説明するための断面図である。
本発明の実施形態によるキャパシタ構造体の製造方法を説明するための断面図である。
本発明の実施形態によるキャパシタ構造体の製造方法を説明するための断面図である。
本発明の実施形態によるキャパシタ構造体の製造方法を説明するための断面図である。
本発明の実施形態によるキャパシタ構造体の製造方法を説明するための断面図である。
本発明の実施形態によるキャパシタ構造体の製造方法を説明するための断面図である。
本発明の実施形態によるキャパシタ構造体の製造方法を説明するための断面図である。
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本発明の実施形態によるキャパシタ構造体の製造方法を説明するための断面図である。
本発明の実施形態によるキャパシタ構造体の製造方法を説明するための断面図である。
本発明の実施形態によるキャパシタ構造体の製造方法を説明するための断面図である。
本発明の実施形態によるキャパシタ構造体の製造方法を説明するための断面図である。
本発明の実施形態によるキャパシタ構造体の製造方法を説明するための断面図である。
本発明の実施形態によるキャパシタ構造体の製造方法を説明するための断面図である。
本発明の実施形態によるキャパシタ構造体の製造方法を説明するための断面図である。
本発明の実施形態によるキャパシタ構造体の製造方法を説明するための断面図である。
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本発明の実施形態によるキャパシタ構造体の概略構成を示す断面図である。
本発明の実施形態によるキャパシタ構造体の概略構成を示す断面図である。
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本発明の実施形態によるキャパシタ構造体の概略構成を示す断面図である。
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本発明の実施形態によるキャパシタ構造体の概略構成を示す断面図である。
本発明の実施形態によるキャパシタ構造体を含む半導体パッケージの概略構成を示す断面図である。
本発明の実施形態によるキャパシタ構造体を含む半導体パッケージの概略構成を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
次に、本発明に係るキャパシタ構造体及びこれを含む半導体パッケージを実施するための形態の具体例を図面を参照しながら説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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