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公開番号
2025124039
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-25
出願番号
2024160018
出願日
2024-09-17
発明の名称
半導体装置
出願人
エイブリック株式会社
代理人
主分類
H10D
89/60 20250101AFI20250818BHJP()
要約
【課題】MOSトランジスタの特性差の発生を低減し、アナログ回路の性能低下の発生を抑制することができる半導体装置の提供。
【解決手段】本発明の半導体装置100は、半導体基板101と、半導体基板101の表面に形成されたトランジスタ110と、トランジスタ110の上層に形成された第1絶縁膜131と、第1絶縁膜131の上層に形成された第2絶縁膜132と、第2絶縁膜132の上層に形成され、平面視した際に少なくともトランジスタ110の全体を覆う一体の金属膜161と、平面視において、前記トランジスタ110の周囲に立設され、金属膜161に電気的に接続された側壁部150と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
半導体基板と、
前記半導体基板の表面に形成されたトランジスタと、
前記トランジスタの上層に形成された第1絶縁膜と、
前記第1絶縁膜及の上層に形成された第2絶縁膜と、
前記第2絶縁膜の上層に形成され、平面視した際に少なくとも前記トランジスタの全体を覆う一体の金属膜と、
平面視において、前記トランジスタの周囲に立設され、前記金属膜に電気的に接続された側壁部と、
を有することを特徴とする半導体装置。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
前記第1絶縁膜に形成された第1接続孔と、
前記第2絶縁膜に形成された第2接続孔と、
前記第1絶縁膜の上層に形成された配線層と、
を更に有し、
前記側壁部は、前記配線層、前記第1接続孔に埋め込まれた金属および第2接続孔に埋め込まれた金属で形成されている請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記側壁部は、前記第1絶縁膜及び前記第2絶縁膜を貫通するように形成された第3接続孔に埋め込まれた金属で形成されている請求項1に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記側壁部は、前記半導体基板に電気的に接続されている請求項1に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記側壁部は、前記トランジスタの少なくとも2辺を切れ目なく囲っている請求項1から4のいずれか1項に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記金属膜の上層に形成されたシリコン窒化膜を
更に有し、
前記シリコン窒化膜は、前記金属膜上に、前記金属膜より小さく形成された開口部を有する請求項1から4のいずれか1項に記載の半導体装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
オペアンプなどの半導体装置は、基準電圧回路やカレントミラー回路などのアナログ回路を備えている。このようなアナログ回路に用いられるMOSトランジスタは、同じ構造及びレイアウトのMOSトランジスタであれば、しきい値電圧、相互コンダクタンス、リーク電流を含むサブスレッショルド特性も同一であることが回路動作上の前提条件となる。
【0003】
カレントミラー回路は、電流供給元のMOSトランジスタと、互いにゲートが接続された電流供給先のMOSトランジスタがペアとなるように構成されている。これらのペアとなるMOSトランジスタ同士の構造及びレイアウトが同じであれば、電流供給元のMOSトランジスタと同一の電流値を電流供給先のMOSトランジスタに流す機能を有している。
【0004】
カレントミラー回路において、ペアとなるMOSトランジスタに特性差が生じると、電流誤差が発生する場合がある。このような場合には、半導体装置の性能が低下し、意図しない誤動作が発生するおそれがある。
【0005】
MOSトランジスタは、半導体基板表面の結晶の結合状態によって特性差が生じることが知られている。半導体装置の製造工程においては、アロイ工程等の水素を含んだ工程を用いて半導体基板表面の結晶の未結合手を水素で終端することが一般的である。ところが半導体装置製造後にMOSトランジスタに水素が侵入すると、半導体基板表面の結晶の結合状態にばらつきが生じ、ペアとなるMOSトランジスタに特性差が生じるおそれがある。
【0006】
例えば、特許文献1には、MOSトランジスタを覆うように設けられ、ビア及び下層配線を介して半導体基板の表面に設けた高濃度不純物領域と電気的に接続された最上層配線を備えた半導体装置が記載されている。
【0007】
ただし、特許文献1に記載の半導体装置では、MOSトランジスタの側方に空隙が生じることになるため、空隙を通過した水素がMOSトランジスタに侵入する可能性があり、さらに改善する余地がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2010-141271号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明の一つの側面では、MOSトランジスタの特性差の発生を低減し、アナログ回路の性能低下の発生を抑制することができる半導体装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一実施形態における半導体装置は、
半導体基板と、
前記半導体基板の表面に形成されたトランジスタと、
前記トランジスタの上層に形成された第1絶縁膜と、
前記第1絶縁膜及の上層に形成された第2絶縁膜と、
前記第2絶縁膜の上層に形成され、平面視した際に少なくとも前記トランジスタの全体を覆う一体の金属膜と、
平面視において、前記トランジスタの周囲に立設され、前記金属膜に電気的に接続された側壁部と、
を有する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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