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公開番号2025022091
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-14
出願番号2023126348
出願日2023-08-02
発明の名称作業管理システム、作業管理方法、作業管理装置、およびプログラム
出願人三菱電機株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G06Q 50/06 20240101AFI20250206BHJP(計算;計数)
要約【課題】作業員の作業内容と作業計画とを速やかに確認する。
【解決手段】本開示の一態様は、作業員ごとまたは作業員の作業ごとに管理対象装置内の対象要素に対する作業計画を示す作業計画情報を記憶する記憶部と、作業員に操作に基づいて端末装置から作業完了通知を受け付ける受付部と、受付部により作業完了通知を受け付けたことに応じて管理対象装置のうち作業に関わる対象要素の装置情報を取得する取得部と、取得部により取得された装置情報と記憶部に記憶された作業計画情報とに基づいて作業員の作業を管理する管理部と、を備える、作業管理システムである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
作業員ごとまたは前記作業員の作業ごとに管理対象装置内の対象要素に対する作業計画を示す作業計画情報を記憶する記憶部と、
前記作業員に操作に基づいて端末装置から作業完了通知を受け付ける受付部と、
前記受付部により前記作業完了通知を受け付けたことに応じて前記管理対象装置のうち作業に関わる前記対象要素の装置情報を取得する取得部と、
前記取得部により取得された前記装置情報と前記記憶部に記憶された前記作業計画情報とに基づいて前記作業員の作業を管理する管理部と、
を備える、作業管理システム。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
前記取得部は、前記受付部により前記作業完了通知を受け付けたことに基づく指示に従って前記管理対象装置から前記装置情報を収集する、請求項１に記載の作業管理システム。
【請求項３】
前記管理対象装置は、サイクリック通信を用いて前記装置情報を送信し、
前記取得部は、前記サイクリック通信を用いて送信された前記装置情報を取得する、
請求項１に記載の作業管理システム。
【請求項４】
前記管理対象装置は、前記管理対象装置から外部装置への一方向に情報を通信する一方向通信を行い、
前記取得部は、前記一方向通信を用いて前記管理対象装置から送信された前記装置情報を取得する、
請求項３に記載の作業管理システム。
【請求項５】
前記取得部は、前記管理対象装置に含まれる要素に対応した識別情報と前記装置情報との対応表を記憶し、
前記管理対象装置は、前記管理対象装置のうち作業に関わる前記対象要素の識別情報を前記装置情報として送信する、
請求項３に記載の作業管理システム。
【請求項６】
前記取得部は、前記管理対象装置のうち前記対象要素に関わる有効期間情報を前記装置情報として取得し、
前記管理部は、前記取得部により取得された前記有効期間情報と前記記憶部に記憶された前記作業計画情報とに基づいて前記作業員の作業を管理する、
請求項１に記載の作業管理システム。
【請求項７】
前記端末装置が、前記記憶部に記憶された前記作業計画情報、前記取得部により取得された前記装置情報、および、前記作業計画情報と前記装置情報との比較結果を対応付けて表示する表示部を備える、請求項１に記載の作業管理システム。
【請求項８】
前記作業員に指定された期間における前記作業員の作業に関わる前記装置情報および前記作業計画情報を含む日報情報を表示する表示部を備える、請求項１に記載の作業管理システム。
【請求項９】
前記取得部により取得された前記装置情報と前記記憶部に記憶された前記作業計画情報との乖離に基づく情報を表示する分析用端末装置を備える、請求項１に記載の作業管理システム。
【請求項１０】
作業管理装置が、作業員ごとまたは前記作業員の作業ごとに管理対象装置内の対象要素に対する作業計画情報を記憶するステップと、
端末装置が、前記作業管理装置に、前記作業員に操作に基づく作業完了通知を送信するステップと、
前記作業管理装置が前記作業完了通知を受け付けたことに応じて、前記管理対象装置が、前記管理対象装置のうち作業に関わる前記対象要素の装置情報を前記作業管理装置に送信するステップと、
前記作業管理装置が、取得された前記装置情報と前記作業計画情報とに基づいて前記作業員の作業を管理するステップと、
を含む、作業管理方法。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、作業管理システム、作業管理方法、作業管理装置、およびプログラムに関する。
続きを表示（約 1,700 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、火力発電所等のプラントに含まれる装置の更新作業が計画通りに行われたか否かの確認を支援するシステムが知られている。例えば、特許文献１に記載された保守支援システムは、プラントにおけるプロセス制御システムの保守作業や更新作業を支援するシステムである。保守支援システムは、システムの構成や設定に関する仕様情報とシステムから抽出した実態情報とを比較し、比較結果を表示することで、システムが仕様通りに構成されているかどうかの判定の手間を軽減している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１４－４８９０１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、特許文献１に記載された保守支援システムは、仕様情報と実態情報とを比較しているが、作業員が実際に行った作業実績が作業計画に合致するものであるか否かを即座に確認することができない。また、作業員に作業実績を手入力させる場合、入力作業に手間がかかることや、入力誤りにより入力情報と現場の装置から取り出した情報とが相違する可能性がある。
【０００５】
本開示は、このような事情に鑑みてなされたものであり、作業員の作業内容と作業計画とを速やかに確認することができる作業管理システム、作業管理方法、作業管理装置、およびプログラムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示は上述した課題を解決するためになされたもので、本開示の一態様は、作業員ごとまたは前記作業員の作業ごとに管理対象装置内の対象要素に対する作業計画を示す作業計画情報を記憶する記憶部と、前記作業員に操作に基づいて端末装置から作業完了通知を受け付ける受付部と、前記受付部により前記作業完了通知を受け付けたことに応じて前記管理対象装置のうち作業に関わる前記対象要素の装置情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された前記装置情報と前記記憶部に記憶された前記作業計画情報とに基づいて前記作業員の作業を管理する管理部と、を備える、作業管理システムである。
【０００７】
本開示の他の態様は、作業管理装置が、作業員ごとまたは前記作業員の作業ごとに管理対象装置内の対象要素に対する作業計画情報を記憶するステップと、端末装置が、前記作業管理装置に、前記作業員に操作に基づく作業完了通知を送信するステップと、前記作業管理装置が前記作業完了通知を受け付けたことに応じて、前記管理対象装置が、前記管理対象装置のうち作業に関わる前記対象要素の装置情報を前記作業管理装置に送信するステップと、前記作業管理装置が、取得された前記装置情報と前記作業計画情報とに基づいて前記作業員の作業を管理するステップと、を含む、作業管理方法である。
【０００８】
本開示の他の態様は、作業員に操作に基づいて端末装置から作業完了通知を受け付ける受付部と、前記受付部により前記作業完了通知を受け付けたことに応じて管理対象装置のうち作業に関わる対象要素の装置情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された前記装置情報と、作業員ごとまたは前記作業員の作業ごとに前記管理対象装置内の対象要素に対する作業計画を示す作業計画情報とに基づいて前記作業員の作業を管理する管理部と、を備える、作業管理装置である。
【０００９】
本開示の他の態様は、コンピュータに、作業員に操作に基づいて端末装置から作業完了通知を受け付ける機能と、前記作業完了通知を受け付けたことに応じて管理対象装置のうち作業に関わる対象要素の装置情報を取得する機能と、取得された前記装置情報と、作業員ごとまたは前記作業員の作業ごとに前記管理対象装置内の対象要素に対する作業計画を示す作業計画情報とに基づいて前記作業員の作業を管理する機能とを実装させる、プログラム、である。
【発明の効果】
【００１０】
本発明の一態様によれば、作業員の作業内容と作業計画とを速やかに確認することができる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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