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公開番号2025021217
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-13
出願番号2023125001
出願日2023-07-31
発明の名称情報コード読取装置、情報コード読取方法、及び情報コード読取プログラム
出願人株式会社デンソー,山本化成株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G06K 7/12 20060101AFI20250205BHJP(計算;計数)
要約【課題】可視光では認識できない透明な情報コードを読み取ることができる情報コード読取装置、情報コード読取方法及び情報コード読取プログラムを提供する。
【解決手段】携帯端末装置14は、印刷物12に印刷された可視光では視認できない透明QRコード10を可視光以外の所定波長の光で照らすことによって読み取るQRコード(登録商標)読取装置であって、赤外光による影響を緩和する撮影を行うように誘導部が操作者の撮影操作を誘導し、赤外光照射部24によって赤外光を照射しながら、透明QRコード10をカメラ22が撮影して透明QRコード10を読み取る。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
可視光では視認できない情報コード(10)を可視光以外の所定波長の光で照らすことによって読み取る情報コード読取装置(14)であって、
被写体を撮影する撮影部(22)と、
前記所定波長の光を照射する照射部(24)と、
前記撮影部によって前記情報コードを撮影する場合に、前記所定波長の光による影響を緩和する撮影を行うように操作者の撮影操作を誘導する誘導部(38)と、
を備える情報コード読取装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記誘導部は、前記撮影部と前記照射部との位置関係に基づいて、前記撮影部による前記情報コードの撮影位置が所定位置となるように、操作者の撮影操作を誘導する、請求項1に記載の情報コード読取装置。
【請求項3】
前記撮影部が撮影した画像を表示する表示部(20)を備え、
前記誘導部は、前記撮影部による前記情報コードの撮影位置が前記所定位置となるように、前記撮影部によって撮影された画像の一部領域を前記表示部に拡大表示させる、
請求項2に記載の情報コード読取装置。
【請求項4】
前記情報コードの撮影場所が屋内又は屋外であるかの判定を行う場所判定部(36)を備え、
前記誘導部は、前記場所判定部による判定結果に基づいて、操作者の撮影操作を誘導する、
請求項1又は請求項2に記載の情報コード読取装置。
【請求項5】
前記誘導部は、前記場所判定部による判定結果に基づいて、前記撮影部による前記情報コードの撮影位置が所定位置となるように、操作者の撮影操作を誘導する、請求項4に記載の情報コード読取装置。
【請求項6】
前記誘導部は、前記情報コードと前記撮影部との距離が前記場所判定部による判定結果に基づいた距離になるように、操作者の撮影操作を誘導する、請求項4に記載の情報コード読取装置。
【請求項7】
前記距離は、前記情報コードの撮影が屋外で行われる場合には屋内で行われるよりも短い、請求項6に記載の情報コード読取装置。
【請求項8】
前記誘導部は、前記撮影部と前記情報コードとの角度を調整するように、操作者の撮影操作を誘導する、請求項1又は請求項2に記載の情報コード読取装置。
【請求項9】
前記誘導部は、前記撮影部によって撮影された前記情報コードの歪みが相対的に小さい場合には前記角度を大きくし、前記歪みが相対的に大きい場合には前記角度を小さくするように、操作者の撮影操作を誘導する、請求項8に記載の情報コード読取装置。
【請求項10】
前記誘導部は、前記情報コードの撮影場所が屋外であり、前記情報コードを撮影しているものの前記情報コードが認識されない場合には、太陽光が前記情報コードを照らさないように撮影者の撮影向きを誘導する、請求項2に記載の情報コード読取装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報コード読取装置、情報コード読取方法、及び情報コード読取プログラムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
現在、QRコード(登録商標)等の二次元コードやバーコード等の一次元コード等、様々な情報コードが普及している。
【0003】
このような情報コードにおいて、人間には視認でいない透明二次元コードの開発も行われている。透明二次元コードを用いる理由は様々である。例えば、複数の二次元コードを商品等に印刷するとデザインの観点から好ましくない、消費者が知る必要のない例えば流通に関する情報を透明二次元コードに記憶させる等の理由である。
【0004】
特許文献1には、可視光に対して吸収特性を示さず、且つ、赤外光に対して吸収特性を示すトナーで透明二次元コードを用紙に印刷することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-89840号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、実際には、可視光では視認できない情報コードをカメラで撮影しても読み取りが困難であった。
【0007】
本発明は上記背景に鑑み、可視光では認識できない透明な情報コードを読み取ることができる、情報コード読取装置、情報コード読取方法、及び情報コード読取プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は上記課題を解決するために以下の技術的手段を採用する。特許請求の範囲及びこの項に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0009】
本発明の一態様の情報コード読取装置は、可視光では視認できない情報コード(10)を可視光以外の所定波長の光で照らすことによって読み取る情報コード読取装置(14)であって、被写体を撮影する撮影部(22)と、前記所定波長の光を照射する照射部(24)と、前記撮影部によって前記情報コードを撮影する場合に、前記所定波長の光による影響を緩和する撮影を行うように操作者の撮影操作を誘導する誘導部(38)と、を備える。
【0010】
可視光では視認できない情報コードである透明情報コードは、例えば赤外線や紫外線等の可視光以外の所定波長の光で照らすことによって読み取られる。しかしながら、このような透明情報コードの読み取りは困難であり、読み取りが困難である原因も明らかでなかった。発明者はこの原因が透明情報コードを照らす所定波長の光にあり、透明情報コードを撮影する際には所定波長の光による影響を緩和する必要があることを新たに見出した。
(【0011】以降は省略されています)

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