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公開番号2025013158
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2024067952
出願日2024-04-19
発明の名称検出装置
出願人株式会社デンソー
代理人弁理士法人服部国際特許事務所
主分類B62D 5/04 20060101AFI20250117BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】浸水を適切に検出可能な検出装置を提供する
【解決手段】検出装置1は、センサ部10と、CANトランシーバ36と、制御部35と、を備える。センサ部10は、センサ基板18に設けられる第1導電部11と第2導電部12とに接続される抵抗15を有し、浸水可能性のある領域に設けられる。CANトランシーバ36は、第1導電部11に浸水検出信号を出力し、抵抗15を経由して第2導電部12から浸水検出信号を受信する。制御部35は、浸水検出信号に基づいてセンサ部10の浸水を検出する浸水検出部352を有する。CANトランシーバ36および制御部35は、センサ部10とは異なる箇所に設けられている。浸水検出部352は、受信した浸水検出信号が正常時とは異なる信号パターンである場合、センサ部10が浸水していると判定する。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
センサ基板(18)に設けられる第1導電部(11)と第2導電部(12)とに接続される抵抗(15)またはコンデンサ(16)を有し、浸水可能性のある領域に設けられるセンサ部(10、100)と、
前記第1導電部に浸水検出信号を出力し、前記抵抗または前記コンデンサを経由して前記第2導電部から前記浸水検出信号を受信する通信回路(36)と、
前記浸水検出信号に基づいて前記センサ部の浸水を検出する浸水検出部(352)を有する制御部(35)と、
を備え、
前記通信回路および前記制御部は、前記センサ部とは異なる箇所に設けられており、
前記浸水検出部は、受信した前記浸水検出信号が、正常時とは異なる信号パターンである場合、前記センサ部が浸水していると判定する検出装置。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
車両の操舵に係るステアリングシステム(90)に用いられ、
前記センサ部は、操舵部材(91)から車輪(98)に至る操舵伝達部品とモータ(60)とを接続する動力伝達部(70)を収容するハウジング(75)の内部に設けられており、
前記制御部は、前記モータの駆動を制御する駆動制御部(351)を有する請求項1に記載の検出装置。
【請求項3】
前記浸水検出信号は、CAN信号であって、
前記浸水検出部は、前記浸水検出信号が一定値となった場合、前記センサ部が浸水していると判定する請求項1または2に記載の検出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、検出装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ラックシャフトにアシスト機構が設けられた電動パワーステアリング装置が知られている。例えば特許文献1では、ハウジングの凹部に貯留する水を検出する水検出装置を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-234102号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、水検出装置として一対の電極を用いており、一対の電極の浸水により水を介して導通することで、浸水を検出している。しかしながら、特許文献1では、制御部側から電極への電圧印加や電圧検出等、浸水を検出するためのロジックを追加する必要がある。
【0005】
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、浸水を適切に検出可能な検出装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の検出装置は、センサ部(10、100)と、通信回路(36)と、制御部(35)と、を備える。センサ部は、センサ基板(18)に設けられる第1導電部(11)と第2導電部(12)とに接続される抵抗(15)またはコンデンサ(16)を有し、浸水可能性のある領域に設けられる。通信回路(36)は、第1導電部に浸水検出信号を出力し、抵抗またはコンデンサを経由して第2導電部から浸水検出信号を受信する。制御部は、浸水検出信号に基づいてセンサ部の浸水を検出する浸水検出部(352)を有する。
【0007】
通信回路および制御部は、センサ部とは異なる箇所に設けられている。浸水検出部は、受信した浸水検出信号が、正常時とは異なる信号パターンである場合、センサ部が浸水していると判定する。これにより、浸水を適切に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態によるステアリングシステムを示す概略構成図である。
第1実施形態による電動パワーステアリング装置を示す断面図である。
第1実施形態による検出装置を示す模式図である。
第1実施形態による検出装置を示すブロック図である。
第1実施形態による浸水検出を説明するタイムチャートである。
第1実施形態による浸水検出処理を説明するフローチャートである。
第2実施形態による検出装置を示す模式図である。
第2実施形態による検出装置を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施形態)
以下、本発明による検出装置を図面に基づいて説明する。以下、複数の実施形態において、実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。第1実施形態による検出装置を図1~図6に示す。図3および図4に示すように、検出装置1は、センサ部10と、CANトランシーバ36と、制御部35と、を備え、車両のステアリング操作を補助するための操舵装置である電動パワーステアリング装置8に適用される(図2参照)。
【0010】
図1は、電動パワーステアリング装置8を備えるステアリングシステム90の全体構成を示すものである。ステアリングシステム90は、操舵部材であるステアリングホイール91、ステアリングシャフト92、ピニオンギア96、ラック軸97、車輪98、および、電動パワーステアリング装置8等を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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