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公開番号
2025017794
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023121042
出願日
2023-07-25
発明の名称
レーダ装置
出願人
株式会社デンソー
,
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人ゆうあい特許事務所
主分類
G01S
7/03 20060101AFI20250130BHJP(測定;試験)
要約
【課題】アンテナ性能を低下させないようにレドム部の変形を抑制することが可能なレーダ装置を提供する。
【解決手段】レーダ装置10においてハウジング16とレドム部22は、アンテナ部14および基板12を収容する筐体20を構成する。レドム部22は、基板12に対し間隔をあけて基板厚方向Dtの一方側に重なるように設けられている。補強部24はレドム部22に固定され、レドム部22から基板厚方向Dtの他方側へ突き出すと共に、レドム部22に沿って延伸している。そして、補強部24は、電波照射範囲Rrから外れて配置されている。これにより、アンテナ部14が設けられた基板12や電波照射範囲Rrに補強部24が干渉することを回避しつつ、補強部24でレドム部22を補強することができる。従って、レーダ装置10のアンテナ性能を低下させないように、補強部24の強度によってレドム部22の変形を抑制することが可能である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
レーダ装置であって、
基板(12)と、
該基板に設けられ、該基板に対し一方向(Dt)の一方側に形成された所定の電波照射範囲(Rr)内で電波が拡がるように該電波を前記一方向の前記一方側へ照射するアンテナ部(14、28、30)と、
前記アンテナ部および前記基板を収容する筐体(20)に含まれ、前記基板を保持するハウジング(16)と、
前記筐体に含まれ、前記基板に対し間隔をあけて前記一方向の前記一方側に重なるように設けられ、前記一方向を向いて面状に拡がり、前記電波を透過可能なレドム部(22)と、
前記レドム部から前記一方向の他方側へ突き出すと共に前記レドム部に沿って延伸し、前記レドム部に固定され、前記電波照射範囲から外れ且つ前記基板から離れて配置された補強部(24)とを備える、レーダ装置。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記補強部は、該補強部を切断し前記一方向に垂直な断面において、前記電波照射範囲を囲むように形成されている、請求項1に記載のレーダ装置。
【請求項3】
前記アンテナ部は複数設けられ、
複数の前記アンテナ部は第1アンテナ部(28)と第2アンテナ部(30)とを含み、
前記電波照射範囲は、前記第1アンテナ部からの前記電波が照射される第1範囲(R1r)と前記第2アンテナ部からの前記電波が照射される第2範囲(R2r)とを含み、
前記補強部を切断し前記一方向に垂直な断面において、前記第1範囲と前記第2範囲は相互間隔をあけて形成され、前記補強部は前記第1範囲と前記第2範囲との間に配置されている、請求項1に記載のレーダ装置。
【請求項4】
前記アンテナ部は複数設けられ、
複数の前記アンテナ部は第1アンテナ部(28)と第2アンテナ部(30)とを含み、
前記電波照射範囲は、前記第1アンテナ部からの前記電波が照射される第1範囲(R1r)と前記第2アンテナ部からの前記電波が照射される第2範囲(R2r)とを含み、
前記補強部を切断し前記一方向に垂直な断面において、前記第1範囲と前記第2範囲は相互間隔をあけて形成され、
前記補強部は、前記断面において前記第1範囲と前記第2範囲との間に配置されると共に前記第1範囲と前記第2範囲との両方を囲むように形成されている、請求項1に記載のレーダ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、レーダ装置に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には電子機器が記載されている。この電子機器の筐体はリブによって補強されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-64040号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
レーダ装置は、レーダ装置の筐体の一部を構成し電波が透過するレドム部を有している。例えば、このレドム部が外力の作用や温度変化の影響等によって或る限度を超えて変形させられると、レドム部がレーダ装置の筐体内の基板に干渉することが想定される。そして、そのようにレドム部が筐体内の基板に干渉することは、レーダ装置のアンテナ性能の低下につながるおそれがある。
【0005】
これに対し、発明者らは、特許文献1に記載された電子機器の筐体を補強する構造を参考に、レーダ装置のレドム部を補強しようと考えた。しかしながら、レドム部を補強する構造に対しては、レーダ装置特有の種々の制約がある。発明者らの詳細な検討の結果、以上のようなことが見出された。
【0006】
本開示は上記点に鑑みて、アンテナ性能を低下させないようにレドム部の変形を抑制することが可能なレーダ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本開示の1つの観点によるレーダ装置は、
基板(12)と、
その基板に設けられ、その基板に対し一方向(Dt)の一方側に形成された所定の電波照射範囲(Rr)内で電波が拡がるようにその電波を上記一方向の一方側へ照射するアンテナ部(14、28、30)と、
アンテナ部および基板を収容する筐体(20)に含まれ、基板を保持するハウジング(16)と、
筐体に含まれ、基板に対し間隔をあけて上記一方向の一方側に重なるように設けられ、上記一方向を向いて面状に拡がり、電波を透過可能なレドム部(22)と、
レドム部から上記一方向の他方側へ突き出すと共にレドム部に沿って延伸し、レドム部に固定され、電波照射範囲から外れ且つ基板から離れて配置された補強部(24)とを備える。
【0008】
このようにすれば、アンテナ部が設けられた基板や電波照射範囲に補強部が干渉することを回避しつつ、補強部でレドム部を補強することができる。従って、レーダ装置のアンテナ性能を低下させないようにレドム部の変形を抑制することが可能である。
【0009】
なお、出願書類中の各欄において、各要素に括弧付きの参照符号が付されている場合がある。この場合、参照符号は、同要素と後述する実施形態に記載の具体的構成との対応関係の単なる一例を示すものであるにすぎない。よって、本開示は、参照符号の記載によって、何ら限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態におけるレーダ装置の外観を示した斜視図である。
第1実施形態において、図1のII-II断面を模式的に示した断面図である。
第1実施形態において、図1のIII-III断面を模式的に示した断面図である。
第1実施形態において、レーダ装置のレドム部と補強部とを含む構成部品を単体で示した斜視図である。
第1実施形態において、図3のV-V断面を模式的に示した断面図である。
第2実施形態において、図1のII-II断面に相当する断面を模式的に示した断面図であって、図2に相当する図である。
第2実施形態において、図3のV-V断面に相当する断面を模式的に示した断面図であって、図5に相当する図である。
第2実施形態において、レーダ装置のレドム部と補強部とを含む構成部品を単体で示した斜視図であって、図4に相当する図である。
第3実施形態において、図1のII-II断面に相当する断面を模式的に示した断面図であって、図2に相当する図である。
第3実施形態において、図3のV-V断面に相当する断面を模式的に示した断面図であって、図5に相当する図である。
第3実施形態において、レーダ装置のレドム部と補強部とを含む構成部品を単体で示した斜視図であって、図4に相当する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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