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公開番号
2025020855
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-13
出願番号
2023124469
出願日
2023-07-31
発明の名称
記録装置および液体貯留タンク
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類
B41J
2/175 20060101AFI20250205BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】インクなどの液体を貯留するタンクへの当該液体の補充を安定的に実行可能な技術を提供する。
【解決手段】記録媒体に対して記録剤を吐出して記録する記録手段と、前記記録手段に対して供給する記録剤を貯留するとともに、第1方向に延設された導管を介して内部にインクを補充可能な液体貯留タンクと、前記導管が挿入される孔部と、前記孔部に挿入された前記導管を閉塞および開放するキャップと、を備え、前記液体貯留タンクにおいて前記第1方向で位置決めされて固定されるホルダと、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
記録媒体に対して記録剤を吐出して記録する記録手段と、
前記記録手段に対して供給する記録剤を貯留するとともに、第1方向に延設された導管を介して内部にインクを補充可能な液体貯留タンクと、
前記導管が挿入される孔部と、前記孔部に挿入された前記導管を閉塞および開放するキャップと、を備え、前記液体貯留タンクにおいて前記第1方向で位置決めされて固定されるホルダと、を有することを特徴とする記録装置。
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【請求項2】
前記液体貯留タンクは、前記導管が設けられる面において、立設される爪部材と、前記ホルダが突き当てられる突当部とが、前記第1方向における異なる位置に設けられ、
前記ホルダは、前記爪部材に設けられた返し部と前記突当部とにより挟持されて前記第1方向で位置決めされることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
前記ホルダはさらに、前記液体貯留タンクにおいて、前記第1方向と直交する第2方向と、前記第1方向および前記第2方向と直交する第3方向と、で位置決めされて固定されることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項4】
前記ホルダは、前記第2方向の異なる2つの位置において固定され、該2つの位置の一方の位置では、前記第3方向での移動を規制するよう固定して位置決めがなされることを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
【請求項5】
前記液体貯留タンクは、前記導管を介して収容する記録剤を補充する容器が前記孔部に挿入された際に、前記導管の周囲において、前記容器が突き当てられる突当部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項6】
前記突当部はリブであり、前記導管と間隔を空けて設けられることを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
【請求項7】
前記突当部の内側であって、前記導管の周囲には、記録剤を吸収可能な吸収体が配置されることを特徴とする請求項6に記載の記録装置。
【請求項8】
前記突当部は、前記導管が立設される平面であることを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
【請求項9】
前記液体貯留タンクは、
前記導管を介して収容する記録剤を補充する容器が前記孔部に挿入された際に、前記導管の周囲において、前記容器が突き当てられる第1リブと、
前記第1リブが囲う領域と連接する所定領域を囲うよう形成される第2リブと、を有し、
前記所定領域には、記録剤を吸収可能な吸収体が配置されることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項10】
前記所定領域は、前記第1リブが囲う領域よりも、前記第1方向において広く形成されることを特徴とする請求項9に記載の記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、インクなどの液体を貯留する液体貯留タンクを備えた記録装置および当該記録装置に備えられる液体貯留タンクに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
インクジェット記録装置には、インクを吐出する記録ヘッドに対して供給するインクを貯留するインクタンクが設けられている。こうした記録装置では、インクタンクにおけるインク残量が少なくなると、例えば、インクタンクに設けられたインク入口導管をインク補充容器に挿入して、インク入口導管を介してインク補充容器に収容されたインクをインクタンクに補充する。
【0003】
特許文献1には、インクタンクの内部にインクを補充するためのインク入口導管が挿入され、インク補充容器と係合可能な構成を備えたホルダにおいて、インク入口導管を閉塞および開放するキャップを開閉可能に設けるようにした技術が開示されている。そして、特許文献2では、こうしたホルダを、インクタンクに対して前後左右方向で位置決めするとともに、装置の筐体に対して上下方向で位置決めすることが開示されている。
【0004】
また、特許文献2には、インク入口導管を、インク補充容器に安定的に挿入させる技術が開示されている。具体的には、ホルダに形成された凹部の底面の貫通孔に挿入されたインク入口導管に、インク補充容器を挿入する構成とし、インク補充容器挿入時にはインク補充容器を凹部に係合させるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-116962号公報
特開2019-202464号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1の技術では、ホルダの上下方向の位置決めを筐体に対して行っているため、インクタンクに対するホルダの上下方向の位置に誤差が生じ易く、ホルダに設けられたキャップによるインク入口導管の閉塞を適切に実行できなくなる虞がある。これにより、インク入口導管をキャップにより閉塞していても、インク入口導管からインクが漏出し、漏出したインクがインク入口導管に付着した状態で固化する虞がある。このため、インクを補充する際に、インク入口導管をインク補充容器に適切に挿入することができなくなり、インクの補充を安定的に実行することができなくなる虞がある。
【0007】
また、特許文献2に開示の技術では、係合時にインク補充容器がホルダに設けられた凹部の底面に突き当てられる構成となっている。このため、ホルダの製造公差のばらつきによって、インク補充容器へのインク入口導管の挿入量が変動し、例えば、インクタンクへのインクの流入量が変動し、補充に時間を要してしまうなど、インクの補充を安定的に実行することができなくなる虞があった。
【0008】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、インクなどの液体を貯留するタンクへの当該液体の補充を安定的に実行可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明による記録装置の一実施形態は、記録媒体に対して記録剤を吐出して記録する記録手段と、前記記録手段に対して供給する記録剤を貯留するとともに、第1方向に延設された導管を介して内部にインクを補充可能な液体貯留タンクと、前記導管が挿入される孔部と、前記孔部に挿入された前記導管を閉塞および開放するキャップと、を備え、前記液体貯留タンクにおいて前記第1方向で位置決めされて固定されるホルダと、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、液体を貯留するタンクへの液体の補充を安定的に実行することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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