TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025019844
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-07
出願番号2023123692
出願日2023-07-28
発明の名称車両及び車両管理システム
出願人株式会社ブリヂストン
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G01M 17/02 20060101AFI20250131BHJP(測定;試験)
要約【課題】本発明は、様々な車両に対応して、正確に車両の管理を行うことのできる、車両及び車両管理システムを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の車両は、車両の通過を判定する通過判定部と通信可能な通信装置を備え、同一の車両情報を有する前記通信装置を複数設け、前記通信装置は、車両左方及び車両右方にそれぞれ少なくとも1つ設けられている。本発明の車両管理システムは、上記の車両を管理する車両管理システムであり、前記通過判定部と、タイヤ状態を測定する測定部とを備え、前記通過判定部は、前記通信装置と通信して、前記車両中の前記複数の通信装置のいずれかが有する前記車両情報を前記車両の前記車両情報として管理するように構成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両の通過を判定する通過判定部と通信可能な通信装置を備えた車両であって、
同一の車両情報を有する前記通信装置を複数設け、
前記通信装置は、車両左方及び車両右方にそれぞれ少なくとも1つ設けられていることを特徴とする、車両。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記通信部は、当該通信部の車両内での設置位置の情報を有する、請求項1に記載の車両。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の車両を管理する車両管理システムであって、
前記車両管理システムは、前記通過判定部と、タイヤ状態を測定する測定部とを備え、
前記通過判定部は、前記通信装置と通信して、前記車両中の前記複数の通信装置のいずれかが有する前記車両情報を前記車両の前記車両情報として管理するように構成されたことを特徴とする、システム。
【請求項4】
前記通過判定部は、前記通信装置が有する設置位置情報に基づいて車両通過の方向をさらに判定する、請求項3に記載のシステム。
【請求項5】
判定した車両通過の方向に基づいて、各前記タイヤと測定したタイヤ状態とを紐づける、請求項3又は4に記載のシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両及び車両管理システムに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
RF(Radio Frequency)IDタグ等の通信装置を取り付けた車両と通信する通過判定部により、車両の入退場の時刻を、車両データと紐づけして管理するシステムが多数提案されている(例えば特許文献1)。
【0003】
図1は、従来技術について説明するための図である。図1に示すように、車両91A、91Bには、それぞれ通信装置(RFID)92A、92Bが取り付けられている。車両管理システム93は、通過判定部(RFID受信機)94及び測定部95を備えている。通過判定部94は、車両91A、91Bが近接してきたら通信装置92A、92Bと通信し、車両91A、92Bの情報(車両の識別情報等)を受信する。これにより、車両管理システム93は、車両91A、92Bの通過時刻を記録することができる。測定部95は、例えばタイヤ状態(例えば残溝等の摩耗状態)を測定する機器であり、残溝データと測定時刻とを紐づけて記録することができる(図1において、タイヤは、黒い矩形で模式的に示している)。通過判定部94は、車両91A、91Bの通信装置92A、92Bと通信した周辺時刻に測定された残溝のデータを、車両91の上記通過時刻での残溝情報として管理することができる。このようにして、車両の通過時刻やタイヤ状態の情報を、車両データと紐づけして管理することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許出願公開第2020/0400420号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、車両の大きさにより左右の測定対象(本例ではタイヤ)間の距離が異なるため、例えば小さめの車両91Aで適切にタイヤ状態を測定することができるように2つの測定部95の離間距離を設定した場合、大きめの車両92Aでは、左右いずれかのタイヤが測定部95の位置と幅方向にずれてしまい測定が困難になってしまう場合があった。同様に、大きめの車両92Aを基準に測定部95の位置を設定すると、小さめの車両91Aでは、測定が困難になってしまう場合があった。
【0006】
これに対し、測定部(センサー)のサイズを大きくすることも考えられるが、コスト増を招いてしまうという問題があった。
【0007】
そこで、本発明は、様々な車両に対応して、正確に車両の管理を行うことのできる、車両及び車両管理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の要旨構成は、以下の通りである。
(1)車両の通過を判定する通過判定部と通信可能な通信装置を備えた車両であって、
同一の車両情報を有する前記通信装置を複数設け、
前記通信装置は、車両左方及び車両右方にそれぞれ少なくとも1つ設けられていることを特徴とする、車両。
【0009】
(2)前記通信部は、当該通信部の車両内での設置位置の情報を有する、前記(1)に記載の車両。
【0010】
(3)前記(1)又は(2)に記載の車両を管理する車両管理システムであって、
前記車両管理システムは、前記通過判定部と、タイヤ状態を測定する測定部とを備え、
前記通過判定部は、前記通信装置と通信して、前記車両中の前記複数の通信装置のいずれかが有する前記車両情報を前記車両の前記車両情報として管理するように構成されたことを特徴とする、システム。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
集束超音波の測定機
18日前
個人
センサ制御回路
18日前
甲神電機株式会社
漏電検出器
11日前
甲神電機株式会社
電流検出器
11日前
日本精機株式会社
車両用計器
25日前
株式会社大真空
センサ
22日前
株式会社大真空
センサ
6日前
甲神電機株式会社
電流センサ
11日前
ユニパルス株式会社
ロードセル
5日前
CKD株式会社
検査装置
25日前
株式会社高橋型精
採尿具
12日前
株式会社トプコン
測量装置
11日前
ダイトロン株式会社
外観検査装置
18日前
株式会社トプコン
測量装置
25日前
株式会社トプコン
測量装置
25日前
株式会社国際電気
治具セット
25日前
学校法人東京電機大学
干渉計
19日前
アズビル株式会社
漏液センサ
22日前
株式会社諸岡
自動運転作業機
22日前
アズビル株式会社
熱式流量計
12日前
豊田合成株式会社
表示装置
11日前
シャープ株式会社
測定装置
25日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
12日前
株式会社ミトミ技研
圧力測定装置
18日前
シャープ株式会社
収納装置
12日前
TDK株式会社
磁気センサ
18日前
理研計器株式会社
ガス検知器
22日前
トヨタ自動車株式会社
画像検査装置
6日前
エスペック株式会社
試験装置
19日前
アズビル株式会社
真空計測システム
22日前
株式会社ジェイテクト
荷重付与装置
25日前
個人
電気計器用結線器
22日前
株式会社JVCケンウッド
撮像装置
19日前
株式会社東京久栄
水中移動体用採水器
12日前
株式会社ミツトヨ
目盛板姿勢検査方法
25日前
アズビル株式会社
ヒータ温度推定装置
19日前
続きを見る