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公開番号
2025019785
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-07
出願番号
2023123597
出願日
2023-07-28
発明の名称
液体吐出ノズル及び液体供給装置
出願人
株式会社東芝
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
B65B
39/00 20060101AFI20250131BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】液はね及び容器からの液溢れ等の発生を抑制しつつ、容器への液体の充填を迅速に行う液体吐出ノズルを提供すること。
【解決手段】実施形態の液体吐出ノズルは、筒状体、圧力調整弁及び凸凹構造部を備える。筒状体では、液体が流れる流路が内部に形成され、吐出口において流路が外部に開口する。圧力調整弁は、流路に配置され、流路を流れる液体の圧力の上昇に対応して圧力調整弁の開閉状態が変化することにより、圧力調整弁を通過する液体の流量が減少する。凸凹構造部は、筒状体において流路に隣接する内周面に形成され、凸凹構造部では、凸部分及び凹部分が交互に並ぶ。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
液体が流れる流路が内部に形成されるとともに、吐出口において前記流路が外部に開口し、前記流路を通って流れた前記液体を、前記吐出口から吐出可能な筒状体と、
前記流路に配置されるとともに、前記流路を流れる前記液体の圧力の上昇に対応して開閉状態が変化することにより、通過する前記液体の流量を減少させる圧力調整弁と、
前記筒状体において前記流路に隣接する内周面に形成され、凸部分及び凹部分が交互に並ぶ凸凹構造部と、
を具備する、液体吐出ノズル。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
前記凸凹構造部では、前記凸部分及び前記凹部分のそれぞれは、前記流路の上流側から下流側へ向かって延設され、前記凸部分及び前記凹部分は、前記流路の周方向に交互に並ぶ、請求項1の液体吐出ノズル。
【請求項3】
前記筒状体では、前記吐出口の開口縁は、前記流路の周方向に突出部分及び窪み部分が交互に並ぶ凸凹形状に形成される、請求項1の液体吐出ノズル。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか1項の液体吐出ノズルと、
前記吐出口の開口方向が鉛直方向に対して傾斜する姿勢で、前記液体吐出ノズルを保持するノズル保持部と、
を具備する、液体供給装置。
【請求項5】
前記ノズル保持部は、前記液体吐出ノズルの前記吐出口から容器に前記液体を吐出している状態において、前記吐出口の前記開口方向に前記吐出口から延長した仮想延長線が前記容器の周壁を通過する姿勢で、前記液体吐出ノズルを保持する、請求項4の液体供給装置。
【請求項6】
前記液体吐出ノズルの前記吐出口から前記容器に前記液体を吐出している状態において、前記容器に溜められた前記液体の液面の高さを検知するセンサと、
動作することにより、鉛直方向に沿って前記液体吐出ノズルを移動させるノズル移動部と、
前記センサでの検知結果に基づいて、前記ノズル移動部の動作を制御することにより、前記仮想延長線が前記容器の前記周壁を通過する通過位置が前記液体の前記液面に対して鉛直上側に位置する状態に、前記鉛直方向についての前記液体吐出ノズルの位置を調整する制御部と、
をさらに具備する、請求項5の液体供給装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、液体吐出ノズル及び液体供給装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
液体供給装置を用いて液体を供給する際には、液体吐出ノズルの吐出口から容器の内部へ液体を吐出する等にして、容器に液体を充填している。例えば、電池の製造においては、液体吐出ノズルの吐出口から容器となる注液ホッパの内部へ、電解液を吐出し、注液ホッパに電解液を溜める。そして、注液ホッパに溜められた電解液を、電池の内部に注液する。注液ホッパへの電解液の充填等の容器への液体の充填では、液はね及び容器からの液溢れ等の発生を抑制することが、求められている。また、液はね及び容器からの液溢れ等の発生を抑制しつつ、容器への液体の充填が迅速に行われることが、求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-237458号公報
特開2011-119201号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、液はね及び容器からの液溢れ等の発生を抑制しつつ、容器への液体の充填を迅速に行う液体吐出ノズル及び液体供給装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の液体吐出ノズルは、筒状体、圧力調整弁及び凸凹構造部を備える。筒状体では、液体が流れる流路が内部に形成され、吐出口において流路が外部に開口する。流路を通って流れた液体は、吐出口から吐出可能である。圧力調整弁は、流路に配置され、流路を流れる液体の圧力の上昇に対応して圧力調整弁の開閉状態が変化することにより、圧力調整弁を通過する液体の流量が減少する。凸凹構造部は、筒状体において流路に隣接する内周面に形成され、凸凹構造部では、凸部分及び凹部分が交互に並ぶ。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、実施形態に係る液体供給装置の一例を示す概略図である。
図2は、実施形態に係る液体供給ノズルの構成を、電解液の流れ方向に平行又は略平行な断面で概略的に示す断面図である。
図3は、図2のA1-A1線断面を概略的に示す断面図である。
図4は、図2の一例の液体吐出ノズルの吐出口を、吐出口の開口方向から視た状態で示す概略図である。
図5は、実施形態に係る液体供給装置において、充填対象となる注液ホッパへ液体吐出ノズルから電解液が充填されている状態を示す概略図である。
図6は、実施形態に係る液体供給装置の制御部によって、充填対象となる注液ホッパへ電解液を充填している状態において、行われる処理の一例を概略的に示すフローチャートである。
図7は、実施形態に係る液体供給装置において、充填対象となる注液ホッパへ電解液を充填している状態での、鉛直方向についての液体吐出ノズルの位置調整の一例を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。
【0008】
図1は、実施形態に係る液体供給装置1の一例を概略的に示す。図1の一例の液体供給装置1は、電池(図示しない)の製造過程において、用いられる。電池の製造過程では、液体供給装置1を用いて、容器である注液ホッパ2に、電解液が液体として溜められる。そして、注液ホッパ2に溜められた電解液が、電池の内部に注液される。
【0009】
液体供給装置1は、設置台3を備え、設置台3には、1つ以上の注液ホッパ2を設置可能である。図1の一例では、設置台3に複数の注液ホッパ2が設置される。また、液体供給装置1は、液体吐出ノズル5を備える。液体供給装置1では、液体吐出ノズル5から吐出された電解液が、注液ホッパ2のそれぞれの内部に溜められる。
【0010】
液体吐出ノズル5は、筒状体6を備え、筒状体6によって、液体吐出ノズル5の外装及び外周面が形成される。液体吐出ノズル5では、筒状体6の内部に流路7が形成される。また、筒状体6には、吐出口8が形成され、流路7は、吐出口8において、液体吐出ノズル5の外部(筒状体6の外部)に開口する。液体吐出ノズル5では、流路7において吐出口8とは反対側の端に、供給チューブ11が接続される。筒状体6の内部の流路7には、供給チューブ11を通して、貯蔵タンク等を含む供給源(図示しない)から、液体である電解液が供給される。そして、流路7では、供給された電解液が、吐出口8に向かって流れ、吐出口8から筒状体6の外部へ、電解液が吐出される。
(【0011】以降は省略されています)
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