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公開番号2025019204
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-06
出願番号2024203645,2020178352
出願日2024-11-22,2020-10-23
発明の名称計量制御装置、計量装置、計量システム、及び制御プログラム
出願人株式会社寺岡精工
代理人個人
主分類G01G 23/16 20060101AFI20250130BHJP(測定;試験)
要約【課題】風袋引きを伴う計量作業の生産性を向上させる。
【解決手段】 計量対象物の重量を計量する計量部とユーザによって操作される操作部とに接続され、操作部への操作に関する操作情報に基づいて操作部に対して第1操作が行われたと判定した場合に、第1操作に関連付けられて計量部が計量した重量を風袋量として設定する第1モードを選択し、操作部への操作に関する操作情報に基づいて操作部に対して第2操作が行われたと判定した場合に、予め定められた重量又は前記操作部において置数入力される重量に基づいて定められる重量を前記風袋量として設定可能とする第2モードを選択し、選択されたモードに基づいて風袋量を設定する。
【選択図】図4


特許請求の範囲【請求項1】
計量対象物の重量を計量する計量部と、ユーザによって操作される操作部とに接続される計量制御装置であって、
前記操作部への操作に関する操作情報に基づいて前記操作部に第1操作又は前記第1操作とは異なる第2操作のどちらが行われたかを判定し、前記第1操作が行われたと判定した場合に、前記第1操作に関連付けられて前記計量部によって計量された重量を風袋量として設定する第1モードを選択し、前記第2操作が行われたと判定した場合に、予め定められた重量又は前記操作部において置数入力される重量に基づいて定められる重量を前記風袋量として設定可能とする第2モードを選択する選択部と、
前記選択部によって選択されたモードに基づいて前記風袋量を設定する設定部と、を備える、
計量制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、計量制御装置、計量装置、計量システム、及び制御プログラムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
食料品を販売する店舗や一般家庭の台所等で用いられている計量装置には、従来から、容器や付属品等の風袋の重量を除いて計量する風袋引き機能が実装されている。このような計量装置においては、ボタンやキー等の操作部が設けられており、計量装置に風袋を積載してから操作部を操作すると、風袋引きが行われて表示部の重量表示が「0」となる。そして、引き続き計量皿に計量対象物を載せて計量を行うことにより、計量対象物の重量だけを計量することができる。
【0003】
このような計量装置として、例えば、特許文献1には、風袋キーを長押しすることで、風袋引きを自動で行う自動モードと手動で行う手動モードとを切り替え可能な構成が開示されている。特許文献1の自動モードとは、計量装置における計量値が安定した状態が一定時間継続した場合に、風袋引きを行う動作のことである。また、手動モードとは、風袋キーを操作したタイミングで都度、風袋引きを行う動作のことである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-122083号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、計量対象物の重量を計量する際には、食料品のパッケージの重量と防腐剤の重量とを合わせて一度に風袋引きしたい等のニーズがある。これに対して、特許文献1の計量装置では、計量対象物の重量を計量する度にパッケージと防腐剤とを計量装置に積載した上で、自動モード又は手動モードのいずれかを行って風袋引きを行う必要がある。したがって、パッケージと防腐剤とを合わせた重量が同じであっても、計量を行わなければ風袋引きができないために計量作業の生産性が低下するという課題がある。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、風袋引きを伴う計量作業の生産性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、計量対象物の重量を計量する計量部と、ユーザによって操作される操作部とに接続される計量制御装置であって、前記操作部への操作に関する操作情報に基づいて前記操作部に第1操作又は前記第1操作とは異なる第2操作のどちらが行われたかを判定し、前記第1操作が行われたと判定した場合に、前記第1操作に関連付けられて前記計量部によって計量された重量を風袋量として設定する第1モードを選択し、前記第2操作が行われたと判定した場合に、予め定められた重量又は前記操作部において置数入力される重量に基づいて定められる重量を前記風袋量として設定可能とする第2モードを選択する選択部と、前記選択部によって選択されたモードに基づいて前記風袋量を設定する設定部と、を備えることを特徴とする。
【0008】
上記課題を解決するために、本発明の他の態様は、計量対象物の重量を計量する計量部と、ユーザによって操作される操作部とに接続される計量制御装置を備える計量装置であって、前記操作部への操作に関する操作情報に基づいて前記操作部に第1操作又は前記第1操作とは異なる第2操作のどちらが行われたかを判定し、前記第1操作が行われたと判定した場合に、前記第1操作に関連付けられて前記計量部によって計量された重量を風袋量として設定する第1モードを選択し、前記第2操作が行われたと判定した場合に、予め定められた重量又は前記操作部において置数入力される重量に基づいて定められる重量を前記風袋量として設定可能とする第2モードを選択する選択部と、前記選択部によって選択されたモードに基づいて前記風袋量を設定する設定部と、を備えることを特徴とする。
【0009】
上記課題を解決するために、本発明の他の態様は、計量対象物の重量を計量する計量部と、ユーザによって操作される操作部とに接続される計量制御装置を備える計量システムであって、前記操作部への操作に関する操作情報に基づいて前記操作部に第1操作又は前記第1操作とは異なる第2操作のどちらが行われたかを判定し、前記第1操作が行われたと判定した場合に、前記第1操作に関連付けられて前記計量部によって計量された重量を風袋量として設定する第1モードを選択し、前記第2操作が行われたと判定した場合に、予め定められた重量又は前記操作部において置数入力される重量に基づいて定められる重量を前記風袋量として設定可能とする第2モードを選択する選択部と、前記選択部によって選択されたモードに基づいて前記風袋量を設定する設定部と、を備えることを特徴とする。
【0010】
また、上記課題を解決するために、本発明の他の態様は、計量対象物の重量を計量する計量部と、ユーザによって操作される操作部とに接続される計量制御装置の制御プログラムであって、前記操作部への操作に関する操作情報に基づいて前記操作部に第1操作又は前記第1操作とは異なる第2操作のどちらが行われたかを判定し、前記第1操作が行われたと判定した場合に、前記第1操作に関連付けられて前記計量部によって計量された重量を風袋量として設定する第1モードを選択し、前記第2操作が行われたと判定した場合に、予め定められた重量又は前記操作部において置数入力される重量に基づいて定められる重量を前記風袋量として設定可能とする第2モードを選択することと、選択されたモードに基づいて前記風袋量を設定することとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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