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公開番号
2025019013
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2024118749
出願日
2024-07-24
発明の名称
管理装置、管理方法、及びプログラム
出願人
旭化成株式会社
代理人
弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類
A01F
25/00 20060101AFI20250130BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】保管時における根菜などの生鮮品の成長の制御を精度よく管理する。
【解決手段】管理装置は、生鮮品を収容する収容部の総容積及び収容期間を示す収容条件情報を取得する取得部と、前記生鮮品に第1作用をもたらす第1物質、及び前記第1物質により前記生鮮品にもたらされる第2作用を抑制させる第2物質のそれぞれの前記収容部内に供給すべき単位容積あたりの量を示す供給条件情報と、前記収容条件情報とに基づいて、前記収容部に供給すべき前記第1物質及び前記第2物質の供給条件を決定する決定部とを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
生鮮品を収容する収容部の総容積及び収容期間を示す収容条件情報を取得する取得部と、
前記生鮮品に第1作用をもたらす第1物質、及び前記第1物質により前記生鮮品にもたらされる第2作用を抑制させる第2物質のそれぞれの前記収容部内に供給すべき単位容積あたりの量を示す供給条件情報と、前記収容条件情報とに基づいて、前記収容部に供給すべき前記第1物質及び前記第2物質の供給条件を決定する決定部と
を備える管理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記収容部内の環境状態を検出するセンサ部からの過去の検出結果に基づいて、将来の前記収容部内の環境状態を予測する予測部をさらに備え、
前記取得部は、前記センサ部から前記第1物質の濃度の検出結果を示す濃度情報を取得し、
前記予測部は、前記濃度情報に基づいて、前記第2物質の濃度の予測結果を示す予測濃度を予測し、
前記決定部は、前記予測濃度と、前記供給条件情報における前記第2物質の単位容積あたりの量とに基づいて、前記収容部への前記第2物質の供給量を前記供給条件として決定する、請求項1に記載の管理装置。
【請求項3】
前記予測部は、前記濃度情報、前記第1物質の飽和量、前記第2物質の飽和量、前記第1物質の徐放速度式、及び前記第2物質の徐放速度式から、前記第2物質の放散速度式を予測し、前記第2物質の徐放速度式及び前記第2物質の放散速度式から前記収容部内の前記第2物質の予測濃度を予測する、請求項2に記載の管理装置。
【請求項4】
前記取得部は、前記収容部に収容する前記生鮮品の総容積をさらに示す前記収容条件情報を取得し、
前記決定部は、前記収容部の総容積と前記生鮮品の総容積との差分と、前記供給条件情報とに基づいて、前記収容部に供給すべき前記第1物質及び前記第2物質の供給条件を決定する、請求項1に記載の管理装置。
【請求項5】
前記収容条件情報は、前記収容部内の温度及び湿度の少なくとも一方をさらに示し、
前記供給条件情報は、前記収容部の温度及び湿度の少なくとも一方に応じた前記第1物質及び前記第2物質の前記収容部内に供給すべき単位容積あたりの量を示す、請求項1に記載の管理装置。
【請求項6】
前記収容条件情報は、前記収容部の通気度をさらに示し、
前記供給条件情報は、前記収容部の通気度に応じた前記第1物質及び前記第2物質の前記収容部内に供給すべき単位容積あたりの量を示す、請求項1に記載の管理装置。
【請求項7】
前記供給条件情報は、前記生鮮品に第3作用をもたらす第3物質の前記収容部内に供給すべき単位容積あたりの量をさらに示す、請求項1に記載の管理装置。
【請求項8】
前記第3作用は、前記生鮮品の品質維持に寄与する作用である、請求項7に記載の管理装置。
【請求項9】
前記供給条件を外部に通知する通知部をさらに備える、請求項1に記載の管理装置。
【請求項10】
前記供給条件に従って、前記収容部内の温度及び湿度の少なくとも一方を調整する空調部、前記第1物質を前記収容部内に供給する第1供給部、及び前記第2物質を前記収容部内に供給する第2供給部をそれぞれ制御する供給制御部をさらに備える、請求項1に記載の管理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、管理装置、管理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、貯蔵中の馬鈴薯、玉葱などの根菜類の発芽を抑えるため、貯蔵庫内の温度、光、酸素、炭酸ガス及び水蒸気などのガス濃度など諸条件を設定した上で、低濃度のエチレンガス雰気下において貯蔵する方法を提供する。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特許第2732505号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
保管時における根菜などの生鮮品の成長の制御を精度よく管理できることが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の一態様に係る管理装置は、生鮮品を収容する収容部の総容積及び収容期間を示す収容条件情報を取得する取得部を備えてよい。前記管理装置は、前記生鮮品に第1作用をもたらす第1物質、及び前記第1物質により前記生鮮品にもたらされる第2作用を抑制させる第2物質のそれぞれの前記収容部内に供給すべき単位容積あたりの量を示す供給条件情報と、前記収容条件情報とに基づいて、前記収容部に供給すべき前記第1物質及び前記第2物質の供給条件を決定する決定部を備えてよい。
【0005】
前記管理装置は、前記収容部内の環境状態を検出するセンサ部からの過去の検出結果に基づいて、将来の前記収容部内の環境状態を予測する予測部をさらに備えてよい。前記取得部は、前記センサ部から前記第1物質の濃度の検出結果を示す濃度情報を取得してよい。前記予測部は、前記濃度情報に基づいて、前記第2物質の濃度の予測結果を示す予測濃度を予測してよい。前記決定部は、前記予測濃度と、前記供給条件情報における前記第2物質の単位容積あたりの量とに基づいて、前記収容部への前記第2物質の供給量を前記供給条件として決定してよい。
【0006】
前記管理装置において、前記予測部は、前記濃度情報、前記第1物質の飽和量、前記第2物質の飽和量、前記第1物質の徐放速度式、及び前記第2物質の徐放速度式から、前記第2物質の放散速度式を予測し、前記第2物質の徐放速度式及び前記第2物質の放散速度式から前記収容部内の前記第2物質の予測濃度を予測してよい。
【0007】
前記管理装置において、前記取得部は、前記収容部に収容する前記生鮮品の総容積をさらに示す前記収容条件情報を取得してよい。
【0008】
いずれかの前記管理装置において、前記決定部は、前記収容部の総容積と前記生鮮品の総容積との差分と、前記供給条件情報とに基づいて、前記収容部に供給すべき前記第1物質及び前記第2物質の供給条件を決定してよい。
【0009】
いずれかの前記管理装置において、前記収容条件情報は、前記収容部内の温度及び湿度の少なくとも一方をさらに示してよい。前記供給条件情報は、前記収容部の温度及び湿度の少なくとも一方に応じた前記第1物質及び前記第2物質の前記収容部内に供給すべき単位容積あたりの量を示してよい。
【0010】
いずれかの前記管理装置において、前記収容条件情報は、前記収容部の通気度をさらに示してよい。前記供給条件情報は、前記収容部の通気度に応じた前記第1物質及び前記第2物質の前記収容部内に供給すべき単位容積あたりの量を示してよい。
(【0011】以降は省略されています)
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