TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025018105
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023121532
出願日
2023-07-26
発明の名称
電源回路、及び電子機器
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02M
3/155 20060101AFI20250130BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】出力する電圧信号の信頼性を高めることができる電源回路を提供すること。
【解決手段】第1電圧値の第1電圧信号を第2電圧値の第2電圧信号に変換し出力する電源回路であって、第1電圧値よりも小さな第3電圧値の第3電圧信号を出力する定電圧回路と、排他的に制御される第2スイッチ素子と第3スイッチ素子とを有し、第1電圧値と第3電圧値との間で電圧値が変化する駆動信号を出力するドライバー回路と、駆動信号による第1スイッチ素子の駆動により第2電圧信号を出力するレギュレーター回路と、を備え、定電圧回路は、一端が第3配線と電気的に接続し、他端が基準電位の第4配線と電気的に接続し、制御端子が第5配線と電気的に接続している第4スイッチ素子と、一端が第5配線と電気的に接続し、他端が第4配線と電気的に接続している第5スイッチ素子と、を有する、電源回路。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
電圧値が第1電圧値の第1電圧信号を電圧値が第2電圧値の第2電圧信号に変換し出力する電源回路であって、
電圧値が前記第1電圧値よりも小さな第3電圧値の第3電圧信号を出力する定電圧回路と、
前記第1電圧信号と前記第3電圧信号とが入力され、前記第1電圧値と前記第3電圧値との間で電圧値が変化する駆動信号を出力するドライバー回路と、
前記駆動信号により駆動する第1スイッチ素子を含み、前記第1スイッチ素子の駆動により前記第2電圧信号を出力するレギュレーター回路と、
を備え、
前記ドライバー回路は、
一端が、前記第1電圧信号が伝搬する第1配線と電気的に接続し、他端が、前記駆動信号が伝搬する第2配線と電気的に接続している第2スイッチ素子と、
一端が、前記第3電圧信号が伝搬する第3配線と電気的に接続し、他端が、前記第2配線と電気的に接続している第3スイッチ素子と、
を有し、
前記第2スイッチ素子の一端と他端との導通状態と、前記第3スイッチ素子の一端と他端との導通状態とは、排他的に制御され、
前記定電圧回路は、
一端が前記第3配線と電気的に接続し、他端が基準電位の第4配線と電気的に接続し、制御端子が第5配線と電気的に接続している第4スイッチ素子と、
一端が前記第5配線と電気的に接続し、他端が前記第4配線と電気的に接続している第5スイッチ素子と、
を有する、
ことを特徴とする電源回路。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記定電圧回路は、
一端が前記第5配線と電気的に接続し、他端が前記第5スイッチ素子を介して前記第4配線と電気的に接続する第1抵抗素子と、
一端が前記第5配線と電気的に接続し、他端が前記第5スイッチ素子を介さずに前記第4配線と電気的に接続する第2抵抗素子と、
を有し、
前記第1抵抗素子の抵抗値は、前記第2抵抗素子の抵抗値よりも小さい、
ことを特徴とする請求項1に記載の電源回路。
【請求項3】
前記定電圧回路は、
一端が前記第1配線と電気的に接続し、他端が前記第3配線と電気的に接続する第3抵抗素子と、
カソード端子が前記第1配線と電気的に接続し、アノード端子が前記第5配線と電気的に接続する定電圧ダイオードと、
を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の電源回路。
【請求項4】
前記定電圧回路は、一端が前記第5配線と電気的に接続し、他端が前記第4配線と電気的に接続する容量素子を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の電源回路。
【請求項5】
前記第2スイッチ素子、前記第3スイッチ素子、及び前記第5スイッチ素子の駆動を制御する制御回路を備え、
前記レギュレーター回路は、前記第2電圧値を検出する検出回路を有し、
前記制御回路は、前記検出回路の検出結果に基づいて、前記第2スイッチ素子、前記第3スイッチ素子、及び前記第5スイッチ素子の駆動を制御する、
ことを特徴とする請求項1に記載の電源回路。
【請求項6】
前記制御回路は、
前記第5スイッチ素子の一端と他端とを導通する期間において、前記第2スイッチ素子の一端と他端とを導通から非導通に制御し、前記第3スイッチ素子の一端と他端とを非導通から導通に制御する、
ことを特徴とする請求項5に記載の電源回路。
【請求項7】
前記制御回路は、
前記第5スイッチ素子の一端と他端とを非導通する期間において、前記第2スイッチ素子の一端と他端とを導通から非導通に制御せず、前記第3スイッチ素子の一端と他端とを非導通から導通に制御しない、
ことを特徴とする請求項6に記載の電源回路。
【請求項8】
請求項1乃至7のいずれか1項に記載の電源回路を備える、
ことを特徴とする電子機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電源回路、及び電子機器に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、スイッチング素子5と内部回路6との間に位置するノード110に、電荷抜き回路1を設けることで、容量性カップリングに基づく電位の持ち上がりを抑制する半導体装置を含む電源回路が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-036249号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、内部回路に供給される定電圧が伝搬するノード110の電荷を電荷抜き回路1が直接放出するが故に、電荷抜き回路1の動作に伴い、内部回路に供給される定電圧の電圧値が変動し、その結果、当該定電圧の精度が低下するおそれが生じた。すなわち、特許文献1に記載の技術では、出力する電圧信号の信頼性を高めるとの観点において十分でなく、改善の余地があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る電源回路の一態様は、
電圧値が第1電圧値の第1電圧信号を電圧値が第2電圧値の第2電圧信号に変換し出力する電源回路であって、
電圧値が前記第1電圧値よりも小さな第3電圧値の第3電圧信号を出力する定電圧回路と、
前記第1電圧信号と前記第3電圧信号とが入力され、前記第1電圧値と前記第3電圧値との間で電圧値が変化する駆動信号を出力するドライバー回路と、
前記駆動信号により駆動する第1スイッチ素子を含み、前記第1スイッチ素子の駆動により前記第2電圧信号を出力するレギュレーター回路と、
を備え、
前記ドライバー回路は、
一端が、前記第1電圧信号が伝搬する第1配線と電気的に接続し、他端が、前記駆動信号が伝搬する第2配線と電気的に接続している第2スイッチ素子と、
一端が、前記第3電圧信号が伝搬する第3配線と電気的に接続し、他端が、前記第2配線と電気的に接続している第3スイッチ素子と、
を有し、
前記第2スイッチ素子の一端と他端との導通状態と、前記第3スイッチ素子の一端と他端との導通状態とは、排他的に制御され、
前記定電圧回路は、
一端が前記第3配線と電気的に接続し、他端が基準電位の第4配線と電気的に接続し、制御端子が第5配線と電気的に接続している第4スイッチ素子と、
一端が前記第5配線と電気的に接続し、他端が前記第4配線と電気的に接続している第5スイッチ素子と、
を有する。
【0006】
本発明に係る電子機器の一態様は、
前記電源回路を備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
電源回路の概略構成を示す図である。
電源回路の詳細構成の一例を示す図である。
電源回路の動作の一例を示す図である。
プリ駆動信号の論理レベルと放電制御信号の論理レベルとの関係の一例を示す図である。
トランジスターM1及びトランジスターM2に貫通電流が生じた際に、トランジスターM6のドレイン端子とソース端子とを非導通とした場合における定電圧信号INGの電圧値、及び電圧制御信号VGの電圧値のシミュレーション結果を示す図である。
トランジスターM1及びトランジスターM2に貫通電流が生じた際に、トランジスターM6のドレイン端子とソース端子とが導通とした場合における定電圧信号INGの電圧値、及び電圧制御信号VGの電圧値のシミュレーション結果を示す図である。
液体吐出装置の構造の一例を示す図である。
液体吐出装置の機能構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の好適な実施形態について図面を用いて説明する。用いる図面は説明の便宜上のものである。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また、以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
【0009】
1.電源回路
1.1 電源回路の概略構成
図1は、本実施形態の電源回路1の概略構成を示す図である。図1に示すように、電源回路1は、制御回路10、ドライバー回路20、レギュレーター回路30、及び定電圧回路40を備える。そして、電源回路1は、外部から入力される電圧値が電圧viの電圧信号VINを、電圧値が電圧voの電圧信号VOUTに変換し出力する。
【0010】
制御回路10は、パワーオンリセット後の所定のタイミングや、後述するレギュレーター回路30が出力する帰還電圧信号VFBによって規定される所定のタイミングにおいて、所定の論理レベルのイネーブル信号EN、放電制御信号DIS、及びプリ駆動信号pDRVを生成し、出力する。このような制御回路10は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)を含んで構成されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
静電モータ
19日前
個人
通電確認器具
26日前
株式会社ExH
接触ユニット
23日前
株式会社アイシン
車両用駆動装置
19日前
株式会社東光高岳
開閉装置
12日前
竹内工業株式会社
配線ダクト
13日前
トヨタ自動車株式会社
積層コア
19日前
富士電機株式会社
電源装置
6日前
株式会社豊田自動織機
回転電機のロータ
26日前
株式会社高砂製作所
力率改善回路
23日前
住友ベークライト株式会社
ロータ
6日前
日産自動車株式会社
ロータ
19日前
日産自動車株式会社
ロータ
13日前
株式会社豊田自動織機
回転電機のロータ
19日前
住友電装株式会社
電気接続箱
26日前
スワン電器株式会社
電源装置
6日前
アズビル株式会社
配線確認システム
19日前
住友電装株式会社
電気接続箱
23日前
株式会社豊田自動織機
回転電機
23日前
株式会社ダイヘン
電圧調整装置
6日前
東洋電装株式会社
駆動制御装置
6日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
26日前
本田技研工業株式会社
回転電機
26日前
株式会社アイシン
巻線界磁型回転電機
6日前
富士電機株式会社
電力変換装置
26日前
ダイハツ工業株式会社
クレードル装置
26日前
株式会社ダイヘン
電力システム
23日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
19日前
富士電機株式会社
電力変換装置
6日前
富士電機株式会社
電力変換装置
13日前
本田技研工業株式会社
回転電機
23日前
株式会社ダイヘン
電力システム
23日前
株式会社ジェイテクト
制御装置
26日前
株式会社デンソートリム
モータ制御装置
7日前
株式会社JVCケンウッド
充電システム
26日前
株式会社日立製作所
回転電機
7日前
続きを見る
他の特許を見る