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公開番号
2025015905
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-31
出願番号
2023118791
出願日
2023-07-21
発明の名称
電動機制御装置
出願人
オークマ株式会社
代理人
弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類
H02P
29/62 20160101AFI20250124BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】コストアップなく冷却装置の故障を検知できる電動機制御装置を提供する。
【解決手段】電動機制御装置1は、電動機4が備える冷却装置5の故障を検知する冷却装置故障検知機能、を備え、前記冷却装置故障検知機能は、前記冷却装置5が正常な場合の、前記電動機4が駆動し始めてから前記電動機4のサーマルプロテクタ6が動作するまでの基準時間、をあらかじめ定め、所定の運転条件で検知対象の電動機4を駆動し、前記検知対象の電動機4が駆動し始めてから前記検知対象の電動機4のサーマルプロテクタ6が動作するまでの実時間と前記基準時間との比較、または、前記基準時間を経過するまでの前記検知対象の電動機4の前記サーマルプロテクタ6の動作状況、に基づいて前記検知対象の電動機4が備える冷却装置5が故障しているか否かを判断する、ことを特徴とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
電動機が備える冷却装置の故障を検知する冷却装置故障検知機能、
を備え、
前記冷却装置故障検知機能は、
前記冷却装置が正常な場合の、前記電動機が駆動し始めてから前記電動機のサーマルプロテクタが動作するまでの基準時間、をあらかじめ定め、
所定の運転条件で検知対象の電動機を駆動し、
前記検知対象の電動機が駆動し始めてから前記検知対象の電動機のサーマルプロテクタが動作するまでの実時間と前記基準時間との比較、または、前記基準時間を経過するまでの前記検知対象の電動機の前記サーマルプロテクタの動作状況、に基づいて前記検知対象の電動機が備える冷却装置が故障しているか否かを判断する、
ことを特徴とする電動機制御装置。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記所定の運転条件とは、前記検知対象の電動機が備える前記冷却装置が正常動作の場合に、前記基準時間が経過すると、前記検知対象の電動機の前記サーマルプロテクタが動作する運転条件である、
ことを特徴とする請求項1に記載の電動機制御装置。
【請求項3】
前記所定の運転条件とは、
前記検知対象の電動機が備える前記冷却装置が正常動作の場合に、前記検知対象の電動機の前記サーマルプロテクタが動作せず、
前記検知対象の電動機が備える前記冷却装置が故障した場合に、前記検知対象の電動機が駆動し始めてから一定時間経過後に前記検知対象の電動機の前記サーマルプロテクタが動作する、
運転条件である、
ことを特徴とする請求項1に記載の電動機制御装置。
【請求項4】
前記検知対象の電動機の動作は、前記所定の運転条件を満たす実効負荷トルクとなる前記検知対象の電動機の加減速を繰り返す動作である、
ことを特徴とする請求項2または3に記載の電動機制御装置。
【請求項5】
前記検知対象の電動機は同期電動機であって、
前記冷却装置故障検知機能は、
前記基準時間が経過したときの前記電動機の電流の大きさをあらかじめ計測し、
前記検知対象の電動機に通電する電流の大きさが前記基準時間の電流の大きさとなるように、前記検知対象の電動機に通電する電流の制御角を制御し、
前記検知対象の電動機を一定負荷トルクで駆動する、
ことを特徴とする請求項2または3に記載の電動機制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、工作機械の主軸等の駆動源に利用される電動機の制御装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
電動機の連続的に出力可能なトルクを増加させるため、電動機に冷却装置が備えられる。例えば、工作機械の主軸を駆動する電動機には、電動機を冷却するための冷却ファンが取り付けられている。
【0003】
冷却装置が故障すると、電動機の連続的に出力可能なトルクが低下したり、加工精度不良が生じたりするため、電動機制御装置は、冷却装置の故障を検知する機能を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-129095号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上述した従来の電動機制御装置は、冷却装置の故障を検知するために、冷却装置に各種センサ(電流センサ、回転速度センサ、温度センサ等)を設置する必要があるため、コストアップするという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書で開示する電動機制御装置は、電動機が備える冷却装置の故障を検知する冷却装置故障検知機能、を備え、前記冷却装置故障検知機能は、前記冷却装置が正常な場合の、前記電動機が駆動し始めてから前記電動機のサーマルプロテクタが動作するまでの基準時間、をあらかじめ定め、所定の運転条件で検知対象の電動機を駆動し、前記検知対象の電動機が駆動し始めてから前記検知対象の電動機のサーマルプロテクタが動作するまでの実時間と前記基準時間との比較、または、前記基準時間を経過するまでの前記検知対象の電動機の前記サーマルプロテクタの動作状況、に基づいて前記検知対象の電動機が備える冷却装置が故障しているか否かを判断する、ことを特徴とする。
【0007】
また、前記所定の運転条件とは、前記検知対象の電動機が備える前記冷却装置が正常動作の場合に、前記基準時間が経過すると、前記検知対象の電動機の前記サーマルプロテクタが動作する運転条件である、ことを特徴とする。
【0008】
また、前記所定の運転条件とは、前記検知対象の電動機が備える前記冷却装置が正常動作の場合に、前記検知対象の電動機の前記サーマルプロテクタが動作せず、前記検知対象の電動機が備える前記冷却装置が故障した場合に、前記検知対象の電動機が駆動し始めてから一定時間経過後に前記検知対象の電動機の前記サーマルプロテクタが動作する、運転条件である、ことを特徴とする。
【0009】
また、前記検知対象の電動機の動作は、前記所定の運転条件を満たす実効負荷トルクとなる前記検知対象の電動機の加減速を繰り返す動作である、ことを特徴とする。
【0010】
また、前記検知対象の電動機は同期電動機であって、前記冷却装置故障検知機能は、前記基準時間が経過したときの前記電動機の電流の大きさをあらかじめ計測し、前記検知対象の電動機に通電する電流の大きさが前記基準時間の電流の大きさとなるように、前記検知対象の電動機に通電する電流の制御角を制御し、前記検知対象の電動機を一定負荷トルクで駆動する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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