TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025015469
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2024113686
出願日2024-07-16
発明の名称給水システム及び炭酸水の製造方法
出願人ウォーターポイント株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類C02F 1/44 20230101AFI20250123BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約【課題】ミネラル成分を含有する炭酸水を給水可能な給水システムを提供する。
【解決手段】給水システム1は、原水を透過水と濃縮水とに分離する逆浸透膜7と、透過水と炭酸ガスとを混合して第1炭酸水を生成する炭酸水ユニット3と、第1炭酸水とミネラル成分とを混合することにより生成される第2炭酸水を第1容器r1に給水可能な第1給水ボックス6と、を有している。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
給水システムであって、
原水を透過水と濃縮水とに分離する逆浸透膜と、
前記透過水と炭酸ガスとを混合して第1炭酸水を生成する炭酸水生成部と、
前記第1炭酸水とミネラル成分とを混合することにより生成される第2炭酸水を容器に給水可能な第1給水部と、を有している給水システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の給水システムにおいて、
前記炭酸水生成部は、前記透過水を冷却することにより冷水を生成する冷却部を有し、
前記第1給水部は、前記冷水を前記容器に給水可能である給水システム。
【請求項3】
請求項2に記載の給水システムにおいて、
前記第1給水部は、前記冷水と前記ミネラル成分とを混合することにより生成されるミネラル冷水を前記容器に給水可能である給水システム。
【請求項4】
請求項2に記載の給水システムにおいて、
常温の前記透過水を他の容器に給水可能な第2給水部を更に有している給水システム。
【請求項5】
請求項1に記載の給水システムにおいて、
ミネラル液を貯留するミネラル液貯留部と、
前記逆浸透膜と前記炭酸水生成部とを接続する第1流路部と、
前記炭酸水生成部と前記第1給水部とを接続する第2流路部と、
前記ミネラル液貯留部から出る前記ミネラル液が流れる第3流路部と、を更に有し、
前記第3流路部は、前記第2流路部に接続されている給水システム。
【請求項6】
請求項5に記載の給水システムにおいて、
前記第3流路部には、前記第1炭酸水に混合させる前記ミネラル液の量を調整する調整部が備えられている給水システム。
【請求項7】
請求項5に記載の給水システムにおいて、
前記透過水を他の容器に給水可能な第2給水部と、
前記逆浸透膜と前記第2給水部とを接続する第4流路部と、
前記ミネラル液貯留部から出る前記ミネラル液が流れる第5流路部と、を更に有し、
前記第5流路部は、前記第4流路部に接続されている給水システム。
【請求項8】
請求項1~7のいずれかに記載の給水システムにおいて、
装置本体を更に有し、
前記第1給水部は、前記装置本体の外面に取り付けられている給水システム。
【請求項9】
請求項4又は7に記載の給水システムにおいて、
装置本体を更に有し、
前記第1給水部は、前記装置本体の外面に取り付けられている第1給水ボックスを有し、
前記第2給水部は、前記装置本体内に前記他の容器を収容可能に構成されている第2給水ボックスを有している給水システム。
【請求項10】
請求項9に記載の給水システムにおいて、
前記第1給水ボックスは、前記装置本体に着脱自在に取り付けられている給水システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、給水システム及び炭酸水の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、スーパーマーケット等において設置された給水装置が知られている。該給水装置は、利用者がボトル等の容器を給水装置にセットした後、例えば、タッチパネルを操作することで、セットした容器に給水されるようになっている。例えば、特許文献1に開示されている給水装置では、原水を逆浸透膜により濾過することで生成された透過水に炭酸ガスを混合させて炭酸水を生成した後、該炭酸水を容器に給水するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-81132号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、給水装置から給水された炭酸水は、ウイスキー等の酒と混合して飲まれる場合がある。そして、酒に混合される炭酸水には、ミネラル成分を含有する炭酸水が好まれることがある。
【0005】
しかし、特許文献1の如き給水装置では、原水から透過水を生成する際に、逆浸透膜によって原水に含まれるミネラル成分が除去されてしまうので、該ミネラル成分を含有する炭酸水を給水することができない問題がある。
【0006】
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ミネラル成分を含有する炭酸水を給水可能な給水システム及び炭酸水の製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するために、本発明は、給水システムであって、原水を透過水と濃縮水とに分離する逆浸透膜と、前記透過水と炭酸ガスとを混合して第1炭酸水を生成する炭酸水生成部と、前記第1炭酸水とミネラル成分とを混合することにより生成される第2炭酸水を容器に給水可能な第1給水部と、を有している。
このように構成された本発明によれば、原水から透過水を得る際に逆浸透膜により原水に含まれるミネラル成分が除去されるが、透過水と炭酸ガスとを混合して生成される第1炭酸水とミネラル成分とを混合させることで、ミネラル成分を含有する第2炭酸水が生成されるようになる。該第2炭酸水は、第1給水部により、例えば、利用者のボトル等の容器に給水することが可能となる。
【0008】
本発明において、好ましくは、前記炭酸水生成部は、前記透過水を冷却することにより冷水を生成する冷却部を有し、前記第1給水部は、前記冷水を前記容器に給水可能である。
このように構成された本発明によれば、第1給水部から冷水を容器に給水可能となる。これにより、冷水を求める利用者のニーズを満たすことができる。
【0009】
本発明において、好ましくは、前記第1給水部は、前記冷水と前記ミネラル成分とを混合することにより生成されるミネラル冷水を前記容器に給水可能である。
このように構成された本発明によれば、第1給水部からミネラル冷水を容器に給水可能となる。これにより、ミネラル冷水を求める利用者のニーズを満たすことができる。
【0010】
本発明において、好ましくは、常温の前記透過水を他の容器に給水可能な第2給水部を更に有している。
このように構成された本発明によれば、第2給水部から常温の透過水を容器に給水可能となる。これにより、常温の透過水を求める利用者のニーズを満たすことができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

株式会社Deto
浄水器
14日前
大阪瓦斯株式会社
造水器
7日前
個人
水処理用フィルター
7日前
京都市
水質管理指標出力装置及び水質管理指標出力方法
11日前
株式会社フロム工業
排水処理装置
15日前
株式会社竹中工務店
浄化方法
11日前
栗田工業株式会社
排ガス処理設備排水の処理装置
16日前
株式会社フジテクノ
道路橋排水樋水質改善部材および水質改善具
22日前
株式会社ササクラ
造水システム
今日
ルーセントC株式会社
排水処理システム及び排水処理方法
14日前
栗田工業株式会社
純水製造システムおよび純水製造方法
14日前
カッパー工業株式会社
担体ろ材の生物処理槽
11日前
株式会社加藤建設
脱水装置
1日前
株式会社明電舎
水質判定装置および水質判定方法
11日前
王子ホールディングス株式会社
可搬式浄水装置
9日前
フジクリーン工業株式会社
廃水処理方法
1日前
JFEスチール株式会社
検知方法、検知装置およびプログラム
1日前
オルガノ株式会社
電気式脱イオン水製造装置及び純水製造方法
1日前
株式会社クボタ
水処理設備および水処理方法
7日前
オルガノ株式会社
水処理システム、イオン交換装置および測定方法
7日前
住友重機械エンバイロメント株式会社
し渣搬送装置及び搬送方法
14日前
オルガノ株式会社
水処理装置および水処理方法
7日前
株式会社ノーリツ
除菌装置及び温水装置
14日前
株式会社ノーリツ
除菌装置及び温水装置
14日前
オルガノ株式会社
水処理方法及び水処理システム
7日前
株式会社日本トリム
水処理装置
7日前
株式会社日本トリム
水処理装置
7日前
JFEスチール株式会社
排水の中和装置および排水の中和方法
11日前
株式会社MORESCO
排液処理システムおよび排液処理方法
7日前
キヤノン株式会社
液体浄化方法、および、液体浄化システム
16日前
オルガノ株式会社
脱イオン水製造システムの運転方法及び脱イオン水製造システム
今日
三菱ケミカルアクア・ソリューションズ株式会社
水処理方法および水処理装置
22日前
水ing株式会社
活性炭注入制御システム、活性炭注入制御方法及び水処理システム
8日前
富士食品工業株式会社
着色廃液の脱色方法および食品原料または食品の製造方法
7日前
栗田工業株式会社
純水製造システムおよび純水製造方法
11日前
三菱ケミカル株式会社
脱窒処理装置及び脱窒処理方法
1日前
続きを見る