TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025015432
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2024090160
出願日2024-06-03
発明の名称光学素子、光学系、レンズ装置、および撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G02B 1/10 20150101AFI20250123BHJP(光学)
要約【課題】安定性の高い微細凹凸構造を有する光学素子を提供する。
【解決手段】光学素子(100)は、同心円状に配置された複数の輪帯を有し、複数の輪帯のうちの第1輪帯は、第1高さを有する複数の第1構造体(215)と、第1高さと異なる第2高さを有する複数の第2構造体(216)とを含み、複数の第1構造体の径方向における幅が互いに異なり、複数の第2構造体の径方向における幅が互いに異なる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
同心円状に配置された複数の輪帯を有し、
前記複数の輪帯のうちの第1輪帯は、第1高さを有する複数の第1構造体と、前記第1高さと異なる第2高さを有する複数の第2構造体とを含み、
前記複数の第1構造体の径方向における幅が互いに異なり、
前記複数の第2構造体の前記径方向における幅が互いに異なることを特徴とする光学素子。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記第1高さをH1、前記第2高さをH2とするとき、
0.05≦H2/H1≦0.95
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学素子。
【請求項3】
前記複数の第1構造体の最大幅をWmax1、前記複数の第2構造体の最大幅をWmax2、前記複数の第1構造体の最小幅をWmin1、前記複数の第2構造体の最小幅をWmin2とするとき、
1.04<Wmax1/Wmin1<20.00
1.04<Wmax2/Wmin2<20.00
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学素子。
【請求項4】
前記複数の第1構造体および前記複数の第2構造体は、前記径方向において同じ周期で配列されていることを特徴とする請求項1に記載の光学素子。
【請求項5】
前記周期をP、前記複数の第1構造体の最大幅と最小幅との差をΔW1、前記複数の第2構造体の最大幅と最小幅との差をΔW2とするとき、
0.05≦ΔW1/P≦0.80
0.15≦ΔW2/P≦0.95
なる条件式を満足することを特徴とする請求項4に記載の光学素子。
【請求項6】
前記複数の第1構造体の最大幅と最小幅との差をΔW1、前記複数の第2構造体の最大幅と最小幅との差をΔW2とするとき、
0.05≦ΔW1/ΔW2≦1.50
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学素子。
【請求項7】
前記複数の第1構造体の充填率の最小値をV1min、前記複数の第2構造体の充填率の最大値をV2maxとするとき、
0.70≦V2max/V1min≦1.50
なる条件式を満足することを特徴とする請求項4に記載の光学素子。
【請求項8】
前記複数の第1構造体のアスペクト比の最大値をAR1、前記複数の第2構造体のアスペクト比の最大値をAR2とするとき、
1.50≦AR1≦20.00
1.50≦AR2≦20.00
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学素子。
【請求項9】
前記複数の第1構造体のアスペクト比の最大値をAR1、前記複数の第2構造体のアスペクト比の最大値をAR2とするとき、
0.50≦AR2/AR1≦4.00
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学素子。
【請求項10】
前記複数の第1構造体の最大幅をWmax1、前記複数の第2構造体の最大幅をWmax2とするとき、
0.60≦Wmax2/Wmax1≦1.20
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学素子。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光学素子、光学系、レンズ装置、および撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、撮像装置などに用いられる光学系を小型化するため、基板の表面に微細凹凸構造を形成し、回折を利用して集光または発散作用を有する光学素子(メタレンズ)が知られている。特許文献1には、微細凹凸構造で形成されたメタレンズが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2020/0174163号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、安定性の高い微細凹凸構造を有する光学素子を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一側面としての光学素子は、同心円状に配置された複数の輪帯を有し、前記複数の輪帯のうちの第1輪帯は、第1高さを有する複数の第1構造体と、前記第1高さと異なる第2高さを有する複数の第2構造体とを含み、前記複数の第1構造体の径方向における幅が互いに異なり、前記複数の第2構造体の前記径方向における幅が互いに異なる。
【0006】
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施例において説明される。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、安定性の高い微細凹凸構造を有する光学素子を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
各実施例における光学素子の構成図である。
比較例における光学素子の構成図である。
各実施例における光学素子の凹凸要素の形状と位相変調量との関係を示す図である。
比較例における光学素子の凹凸要素の形状と位相変調量との関係を示す図である。
各実施例における光学素子の製造方法の説明図である。
各実施例におけるオフセット層の説明図である。
各実施例における光学素子の径方向に対する規格化位相の変調量の説明図である。
各実施例および比較例における光学素子の径方向に対する凹凸要素の幅の説明図である。
各実施例における要素充填率の説明図である。
実施例16における光学素子の構成図である。
実施例17における光学素子の構成図である。
実施例18における光学素子の構成図である。
各実施例における光学素子を備えた光学系の説明図である。
各実施例における光学素子を備えた撮像装置の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】
まず、図1(a)~(c)を参照して、各実施例における光学素子100について説明する。図1(a)~(c)は、光学素子100の構成図である。図1(a)はy軸方向から見た(xz平面における)光学素子100の拡大断面図、図1(b)はz軸方向(光軸方向)から見た(xy平面における)光学素子100の拡大上面図をそれぞれ示す。図1(c)は、z軸方向(光軸方向)から見た(xy平面における)光学素子100の全体上面図を示す。各実施例において、光学素子100の光軸方向および基板1の厚さ方向はそれぞれ、z軸方向と一致している。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

キヤノン株式会社
記録装置
7日前
キヤノン株式会社
撮像装置
7日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1日前
キヤノン株式会社
撮像装置
7日前
キヤノン株式会社
光学機器
今日
キヤノン株式会社
定着装置
7日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
今日
キヤノン株式会社
液体収容容器
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
7日前
キヤノン株式会社
シート給送装置
7日前
キヤノン株式会社
シート給送装置
7日前
キヤノン株式会社
シート給送装置
7日前
キヤノン株式会社
インク収容容器
7日前
キヤノン株式会社
画像形成システム
7日前
キヤノン株式会社
光学装置及び撮像装置
1日前
キヤノン株式会社
光電変換装置および機器
1日前
キヤノン株式会社
回路基板、画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
撮像装置及びその制御方法
1日前
キヤノン株式会社
診断システム、及び、方法
今日
キヤノン株式会社
レンズ装置および撮像装置
7日前
キヤノン株式会社
受信装置及び通信システム
7日前
キヤノン株式会社
通信装置及び通信システム
1日前
キヤノン株式会社
画像処理装置、画像処理方法
1日前
キヤノン株式会社
システム、管理装置及び方法
7日前
キヤノン株式会社
細胞剥離方法及び細胞剥離装置
1日前
キヤノン株式会社
学習方法、装置及びプログラム
7日前
キヤノン株式会社
細胞剥離方法及び細胞剥離装置
1日前
キヤノン株式会社
光学系及びそれを有する撮像装置
1日前
キヤノン株式会社
制御装置、方法、及びプログラム
7日前
キヤノン株式会社
シート給送装置及び画像形成装置
1日前
続きを見る