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公開番号
2025015422
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2024074949
出願日
2024-05-02
発明の名称
液体取り扱い用途のためのモジュール
出願人
サートリウス・ビオヒット・リキッド・ハンドリング・オイ
,
SARTORIUS BIOHIT LIQUID HANDLING OY
代理人
弁理士法人R&C
主分類
B01L
3/02 20060101AFI20250123BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】モジュールが提供される。
【解決手段】本発明の1つの例示的な態様によれば、液体取り扱い操作のためのモジュールであって、幅と、高さと、奥行とを有するハウジング要素を備え、ここで、ハウジング要素が、背面と、2つの部分を有する前面とを含み、前面の第1部分が前面から外側に突出しており、前面の第1部分が背面の幅よりも小さい、モジュールが、提供される。
【選択図】図1A
特許請求の範囲
【請求項1】
液体取り扱い操作のためのモジュール(100、110、120、301、302)であって、前記モジュール(100、110、120)が、
幅と、高さと、奥行とを有するハウジング要素(101)、
を備え、
ここで、前記ハウジング要素(101)が、背面(104)、および第1部分(102A)と第2部分(102B)とを有する前面、を含み、
前記前面の前記第1部分(102A)が、前記前面から外側に突出しており、
前記前面の前記第1部分(102A)が、前記背面(104)の幅よりも小さい幅を有する、モジュール(100、110、120、301、302)。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前記前面の前記第一部分(102A)の幅が、前記背面(104)の幅の半分以下である、請求項1に記載のモジュール(100、110、120、301、302)。
【請求項3】
前記背面(104)の幅が18ミリメートルを超えず、前記前面の前記第1部分(102A)の幅が9ミリメートルを超えず、前記モジュールの幅が18ミリメートルを超えない、請求項1または2に記載のモジュール(100、110、120、301、302)。
【請求項4】
前記モジュール(100、120、301、302)が、
前記ハウジング要素(101)内に配置されているピペッティング機構(123)であって、前記ピペッティング機構(123)が、
少なくとも1つの電気モーターと、
少なくとも1つのピストンであって、前記電気モーターに接続され、前記ピストンがシリンダ内で動かされるときに流体が変位するように構成されている、ピストンと、
少なくとも1つのピペットマンドレル(121)であって、前記ピペットマンドレル(121)が、少なくとも部分的に前記ハウジング要素(101)の外側に延在している、ピペットマンドレル(121)と、
を含む、ピペッティング機構(123)をさらに備え、
ここで、前記ピペットマンドレル(121)が、ポート(107B)を通って延在し、前記ポートが、前記前面(102A)に形成された突出部、内にある、請求項1から3のいずれか一項に記載のモジュール(100、120、301、302)。
【請求項5】
前記モジュール(100、120、301、302、110)が、撮像ユニットなどのセンシングユニット(111)、のうちの少なくとも1つを、さらに備える、請求項1から4のいずれか一項に記載のモジュール(100、120、301、302、110)。
【請求項6】
前記ハウジング要素(101)が、前記ハウジング要素(101)の上面または底面のうちの少なくとも一方において、
少なくとも1つの空洞(107A、107B、108A、108B、109A、109B)、
をさらに備え、
前記少なくとも一つの空洞(107A、107B、109A、109B)が、
前記空洞(107A、107B、109A、109B)に挿入されたスタッド(211~222)を前記ハウジング要素(101)に取り付けるように構成されている、ロック手段(125)、
を備え、ここで、前記ロック手段が、好ましくは、ブッシング、押し嵌め式配置、またはばねセンタリング配置のうちの少なくとも一つである、請求項1から5のいずれか一項に記載のモジュール。
【請求項7】
前記ハウジング要素(101)が、
前記上面または前記底面のうちの少なくとも一方に取り付けられた、少なくとも1つの位置合わせピン(126)、
をさらに備える、請求項1から6のいずれか一項に記載のモジュール。
【請求項8】
前記ハウジング要素が、
通信、電力伝送のうちの少なくとも1つのための、少なくとも1つのポート、
を備える、請求項1から7のいずれか一項に記載のモジュール。
【請求項9】
前記ハウジング要素が、
少なくとも1つの面または表面のうちの少なくとも一部に形成された放熱溝(105)、
を備える、請求項1から8のいずれか一項に記載のモジュール。
【請求項10】
液体取り扱い装置であって、
請求項1から9のいずれか一項に記載の、少なくとも1つの第1モジュール(100、110、120、301、302)と、
請求項1から9のいずれか一項に記載の、少なくとも1つの第2モジュール(100、110、120、301、302)と、
を備え、
ここで、前記第1モジュール(100、110、120、301、302)および前記第2モジュール(100、110、120、301、302)が、対になったインターロック配置で配置され、
前記対になったインターロック配置において、前記第1モジュール(100、110、120、301、302)の前記前面の前記第1部分(102A)と、前記第2モジュール(100、110、120、301、302)の前記前面の前記第2部分(102B)とが、互いに対向し、近接し、および/または接触する、液体取り扱い装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
ピペットは、ある容器から別の容器へ正確に規定された量の液体を送出するために使用される、手持ち式または自動式の媒体送出装置である。液体は、ピペットの下端に取り付けられた使い捨てチップに吸引され、そこから送出される。本開示は、マイクロウェルプレートなどの一般的な実験用消耗品に対して操作が効果的に行われるように、有益な寸法を有するように構成されたモジュールに関する。
続きを表示(約 3,100 文字)
【0002】
研究室または同様の科学的または産業的環境では、例えば日常的な作業や非常に精密な作業のために、ピペットなどの自動化装置を備えていることが有益である。自動化されたピペットは、マルチチャンネルユニットであってもよいし、複数のシングルチャンネルモジュールで同様の性能を実現してもよく、これらは異なる構成で配置され得る。
【0003】
本開示は、液体取扱い操作に使用可能なモジュールに関する。このようなモジュールは、液体取扱い操作を容易にするためのピペッティング機構を含み得る。本明細書に記載のモジュールおよび装置の構成により、複数のモジュールを、全体として液体取扱いシステムの速度および柔軟性を向上させる様式で、配置することができる。
【0004】
本発明は、独立請求項の特徴によって定義される。いくつかの具体的な実施形態は、従属請求項に定義される。
【0005】
本開示の第1の態様によれば、
幅、高さ、および奥行を有するハウジング要素であって、当該ハウジング要素が、背面と、2つの部分を有する前面と含み、前記前面の第1部分が前記前面から外側に突出し、前記前面の第1部分が前記背面の幅よりも小さい幅を有する、ハウジング要素、
を備える液体取り扱いモジュールが、提供される。
【0006】
第1態様の1つの実施形態は、前記背面の幅が18ミリメートル以下であり、前記第1部分の幅が9ミリメートル以下であり、前記モジュールの全幅が18ミリメートルを超えない。
【0007】
本開示の第2態様によれば、液体取り扱い装置であって、第1態様の少なくとも1つ第1モジュールと、第1態様の少なくとも1つの第2モジュールと、を備え、前記第1モジュールと前記第2モジュールとが、対になったインターロック配置(paired interlocked arrangement)で配置され、前記対になったインターロック配置において、前記第1モジュールの前記前面の前記第1部分と前記第2モジュールの前記前面の前記第2部分とが、互いに対向し、近接し、および/または接触している、液体取り扱い装置が、提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態の少なくとも一部をサポートすることができる例示的な装置100の概略図を示す。
本発明の実施形態の少なくとも一部をサポートすることができる例示的な装置100の概略図を示す。
本発明の実施形態の少なくとも一部をサポートすることができる例示的な装置100の概略図を示す。
本発明の実施形態の少なくとも一部をサポートすることができる例示的な装置100の概略図を示す。
本発明の実施形態の少なくとも一部をサポートすることができる例示的なハウジング101の概略図を示す。
本発明の実施形態の少なくとも一部をサポートすることができる例示的なハウジング101の概略図を示す。
本発明の実施形態の少なくとも一部をサポートすることができる例示的なハウジング101の概略図を示す。
本発明の実施形態の少なくとも一部をサポートすることができる例示的なハウジング101の概略図を示す。
本発明の実施形態の少なくとも一部をサポートすることができる、例示的な装置301および例示的な装置302の概略図を示す。
本発明の実施形態の少なくとも一部をサポートすることができる、例示的な装置301および例示的な装置302の概略図を示す。
本発明の実施形態の少なくとも一部をサポートすることができる例示的な装置110の概略図を示す。
本発明の実施形態の少なくとも一部をサポートすることができる例示的な装置110の概略図を示す。
は、本発明の実施形態の少なくとも一部をサポートすることができる例示的な装置120およびブッシング125の概略図を示す。
は、本発明の実施形態の少なくとも一部をサポートすることができる例示的な装置120およびブッシング125の概略図を示す。
は、本発明の実施形態の少なくとも一部をサポートすることができる例示的な装置120およびブッシング125の概略図を示す。
は、本発明の実施形態の少なくとも一部をサポートすることができる例示的な装置200の概略図を示す。
は、本発明の実施形態の少なくとも一部をサポートすることができる例示的な装置200の概略図を示す。
は、本発明の実施形態の少なくとも一部をサポートすることができる例示的な装置200の概略図を示す。
は、本発明の実施形態の少なくとも一部をサポートすることができる例示的な装置200の概略図を示す。
は、本発明の実施形態の少なくともいくつかをサポートすることができる例示的な装置220、230および240をそれぞれ示す概略図を示す。
は、本発明の実施形態の少なくともいくつかをサポートすることができる例示的な装置220、230および240をそれぞれ示す概略図を示す。
は、本発明の実施形態の少なくともいくつかをサポートすることができる例示的な装置220、230および240をそれぞれ示す概略図を示す。
は、本発明の実施形態の少なくともいくつかをサポートすることができる例示的な装置700の概略図を示す。
は、本発明の実施形態の少なくともいくつかをサポートすることができる例示的な装置700の概略図を示す。
本発明の実施形態の少なくともいくつかをサポートすることができる例示的な装置190の概略図を示す。
本発明の実施形態の少なくともいくつかをサポートすることができる例示的な装置190の概略図を示す。
本発明の実施形態の少なくともいくつかをサポートすることができる例示的な装置190の概略図を示す。
本発明の実施形態の少なくともいくつかをサポートすることができる例示的な装置191の概略図を示す。
本発明の実施形態の少なくともいくつかをサポートすることができる例示的な装置191の概略図を示す。
本発明の実施形態の少なくともいくつかをサポートすることができる例示的な装置191の概略図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示は、自動化された液体取り扱い操作のためのモジュール(モジュール式ユニットとも呼ばれ得る)を提供する。モジュールの形状および寸法は、複数のモジュールを近接して並べて配置できるように構成されている。これにより、例えばマイクロウェルプレートを使用する場合に、液体の取り扱いを効率的に行うことができる。さらに、本開示の少なくとも一部のモジュールは、モジュール間の最適なツール間距離が得られるように、構成されている。自動化モジュールであってもよい前記モジュールは、ピペット機構または他の実験装置を含み得る。液体取り扱い作業を実行するために、様々なタイプのモジュールが提供される。
【0010】
さらに、本明細書では、異なるタイプのモジュール固定ベース(fixture base)が提供される。前記ベースにより、例えば、少なくとも1つの液体取り扱い装置と共に、前記モジュールを柔軟に使用できるようになる。
(【0011】以降は省略されています)
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