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公開番号2025013301
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2024112461
出願日2024-07-12
発明の名称カートリッジ内の流体に関する特性検出
出願人アナログ・ディヴァイシス・インターナショナル・アンリミテッド・カンパニー
代理人個人,個人,個人
主分類G01N 15/12 20240101AFI20250117BHJP(測定;試験)
要約【課題】カートリッジ内部の流体の特性を検出するための方法及びデバイスを開示する。
【解決手段】電子リーダは、カートリッジに電気的に接続し、流体の特性をインラインで検出するように構成することができる。電子リーダは、カートリッジ内部の流体の電圧を測定して、第1の時点において流体のインピーダンスを決定することができる。電子リーダは、流体の決定されたインピーダンス及び較正抵抗器のインピーダンスを使用して、第1の時点において第1のインピーダンス比を得ることができる。次いで、電子リーダは、第1のインピーダンス比を第2の時点において決定された第2のインピーダンス比と比較して、カートリッジ内部の流体が依然としてその意図された目的に有効であるかどうかを評価することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
流体の特性を検出するためのシステムであって、
流体チャネルを備えるカートリッジであって、前記流体チャネルが、前記カートリッジの前記流体チャネルに沿って配設された少なくとも2つの電極を備える、カートリッジと、
前記カートリッジに電気的に接続するように構成された電子リーダであって、
較正抵抗器と、
インピーダンス処理回路であって、
前記カートリッジの前記流体チャネル内の前記流体の第1のインピーダンスを決定し、
前記電子リーダ内の前記較正抵抗器の第2のインピーダンスを決定し、
前記第1のインピーダンス及び前記第2のインピーダンスに少なくとも部分的に基づいて、少なくとも第1のインピーダンス比を決定し、かつ
前記第1のインピーダンス比に少なくとも部分的に基づいて、前記流体の前記特性を決定するように構成された、インピーダンス処理回路と、
を備える、電子リーダと、
を備える、システム。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記電子リーダが、
前記カートリッジの前記少なくとも2つの電極の間で測定された前記流体の第1の電圧に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のインピーダンスを決定し、かつ
前記較正抵抗器上の2つの点の間で測定された第2の電圧に少なくとも部分的に基づいて、前記第2のインピーダンスを決定するように構成されている、
請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記電子リーダが、前記流体が、前記流体チャネル内の前記2つの電極の間にあるとき、前記カートリッジの前記少なくとも2つの電極の間に入力電圧を印加するように構成されており、前記2つの電極の間の前記第1の電圧を測定する、請求項1に記載のシステム。
【請求項4】
前記インピーダンス処理回路が、前記第1のインピーダンス比を第2のインピーダンス比と比較して、前記流体の前記特性を決定するように構成されており、前記第1のインピーダンス比が、第1の時点において取得された測定値に少なくとも部分的に基づいて決定され、前記第2のインピーダンス比が、第2の時点において取得された測定値に少なくとも部分的に基づいて、決定されている、請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
前記電子リーダが、少なくとも前記第1のインピーダンス比及び前記第2のインピーダンスを記憶するためのメモリを更に備え、前記電子リーダが、前記記憶された第2のインピーダンスに少なくとも部分的に基づいて、前記第2のインピーダンス比を決定するように構成されている、請求項4に記載のシステム。
【請求項6】
前記インピーダンス処理回路は、前記第1のインピーダンス比と前記第2のインピーダンス比との間の差パーセンテージが所定のパーセンテージよりも大きい場合、前記流体の有効期限が切れていることを決定するように構成されている、請求項4に記載のシステム。
【請求項7】
前記インピーダンス処理回路が、前記流体の前記決定された特性を示す通知を出力するように構成されている、請求項1に記載のシステム。
【請求項8】
電子リーダを使用してカートリッジ内部の流体の特性を検出する方法であって、
前記電子リーダを前記カートリッジに電気的に接続することと、
第1の時点において前記カートリッジの流体チャネル内の流体の第1のインピーダンスを決定することと、
前記第1の時点において前記電子リーダ内の較正抵抗器の第2のインピーダンスを決定することと、
前記第1のインピーダンス及び前記第2のインピーダンスに少なくとも部分的に基づいて、少なくとも第1のインピーダンス比を決定することと、
前記第1のインピーダンス比に少なくとも部分的に基づいて、前記流体の前記特性を決定することと、
を含む、方法。
【請求項9】
前記第1のインピーダンスを決定することが、前記第1の時点において前記流体を収容する前記カートリッジの前記流体チャネルに沿った2つの点の間の第1の電圧を測定することを含み、
前記第2のインピーダンスを決定することが、前記第1の時点において前記較正抵抗器の2つの点の間の第2の電圧を測定することを含む、
ということを更に含む、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
第2の時点において前記流体を収容する前記カートリッジの前記流体チャネルに沿った前記2つの時点の間の第3のインピーダンスを決定することと、
前記第3のインピーダンスに少なくとも部分的に基づいて、第2の比を決定することと、
前記第1のインピーダンス比及び前記第2のインピーダンス比を比較して、前記カートリッジ内部の前記流体の前記特性を決定することと、
を更に含む、請求項8に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本出願は、カートリッジ内部の流体の特性を検出するためのデバイス及び方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【0002】
関連出願の相互参照
本出願は、2023年7月13日に提出された、表題「PROPERTY DETECTION FOR FLUID IN CARTRIDGE」の米国特許出願第18/221,782号の優先権の利益を主張し、その開示は、参照により、その全体が、あらゆる目的のために、本明細書に組み込まれる。
【背景技術】
【0003】
様々なタイプの医療デバイスは、デバイスの空洞内部に貯蔵された流体を含むことができる。そのような流体は、その流体がもはやその意図された目的のために有効ではない保存可能期間を有する場合がある。また、カートリッジ内部の流体の1つ以上の特性は、時間が経つにつれて変化し得る。デバイスの空洞内部の流体の特性にアクセスし、試験することは困難及び/又は不便であり得る。したがって、医療デバイス内部に貯蔵された流体の特性を検出するためのデバイス及び方法の必要性が依然として残る。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
本開示は、概して、カートリッジ内部の流体の特性を検出するためのデバイス及び方法に関する。本開示の一態様は、流体の特性を検出するためのシステムを含む。システムは、カートリッジ及び電子リーダを含む。カートリッジは、流体チャネルを含み、流体チャネルは、カートリッジの流体チャネルに沿って配設された少なくとも2つの電極を備える。電子リーダは、カートリッジに電気的に接続するように構成され、電子リーダは、較正抵抗器及びインピーダンス処理回路を備える。インピーダンス処理回路は、カートリッジの流体チャネル内の流体の第1のインピーダンスを決定し、電子リーダ内の較正抵抗器の第2のインピーダンスを決定し、第1のインピーダンス及び第2のインピーダンスに少なくとも部分的に基づいて、少なくとも第1のインピーダンス比を決定し、かつ第1のインピーダンス比に少なくとも部分的に基づいて、流体の特性を決定するように構成される。
【0005】
上記の態様の変形例では、電子リーダは、カートリッジの少なくとも2つの電極の間で測定された流体の第1の電圧に少なくとも部分的に基づいて、第1のインピーダンスを決定し、かつ較正抵抗器上の2つの点の間で測定された第2の電圧に少なくとも部分的に基づいて、第2のインピーダンスを決定するように構成される。
【0006】
上記の態様の変形例では、電子リーダは、流体が流体チャネル内の2つの電極の間にあるとき、カートリッジの少なくとも2つの電極の間に入力電圧を印加するように構成されており、2つの電極の間の第1の電圧を測定する。
【0007】
上記の態様の変形例では、インピーダンス処理回路は、第1のインピーダンス比を第2のインピーダンス比と比較して、流体の特性を決定するように構成され、第1のインピーダンス比は、第1の時点において取得された測定値に少なくとも部分的に基づいて決定され、第2のインピーダンス比は、第2の時点において取得された測定値に少なくとも部分的に基づいて決定された。
【0008】
上記の態様の変形例では、電子リーダが、少なくとも第1のインピーダンス比及び第2のインピーダンスを記憶するためのメモリを更に備え、電子リーダは、記憶された第2のインピーダンスに少なくとも部分的に基づいて第2のインピーダンス比を決定するように構成される。
【0009】
上記の態様の変形例では、インピーダンス処理回路は、第1のインピーダンス比と第2のインピーダンス比との間の差パーセンテージが所定のパーセンテージよりも大きい場合に、流体の有効期限が切れていると決定するように構成される。
【0010】
上記の態様の変形例では、インピーダンス処理回路は、流体の決定された特性を示す通知を出力するように構成される。
(【0011】以降は省略されています)

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