TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025012733
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023115800
出願日
2023-07-14
発明の名称
半導体装置、及び半導体装置の作製方法
出願人
株式会社半導体エネルギー研究所
代理人
主分類
H10D
30/67 20250101AFI20250117BHJP()
要約
【課題】高速に駆動する半導体装置を提供する。
【解決手段】所定の断面視において、ゲート電極が金属酸化物層の上面、下面、及び側面を囲むトランジスタを有する半導体装置。金属酸化物層は、ゲート電極と重なる層を1つ以上有し、所定の断面視において、当該層の下面、上面、及び側面がそれぞれ、金属酸化物層と重なる層を複数有するゲート電極に囲まれる。金属酸化物層は、ゲート電極と重なる上記層を複数有することができ、この場合、ゲート電極が有する上記層と、金属酸化物層が有しゲート電極と重なる層と、は交互に設けられる。また、金属酸化物層は、平面視においてゲート電極と重ならない領域を有する。当該領域より外側に、トランジスタのソース電極、及びドレイン電極が設けられる。ソース電極とドレイン電極は、ゲート電極が有する上記層を挟んで対向するように設けられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の導電層と、第2の導電層と、第3の導電層と、第4の導電層と、第5の導電層と、第6の導電層と、絶縁層と、第1の金属酸化物層と、を有し、
前記第2の導電層は、前記第1の導電層上に設けられ、
前記第3の導電層は、前記第1の導電層の第1の側面、及び前記第2の導電層の第2の側面と接する領域を有し、
前記第4の導電層は、前記第1の導電層の、前記第1の側面と対向する第3の側面、及び前記第2の導電層の、前記第2の側面と対向する第4の側面と接する領域を有し、
前記絶縁層は、前記第1の導電層と前記第2の導電層の間の領域において、前記第1の導電層の上面と接する領域、前記第2の導電層の下面と接する領域、前記第3の導電層の側面と接する領域、及び前記第4の導電層の側面と接する領域を有し、
前記絶縁層は、前記第1の導電層の第5の側面と接する領域、前記第5の側面と対向する第6の側面と接する領域、前記第2の導電層の第7の側面と接する領域、及び前記第7の側面と対向する第8の側面と接する領域を有し、
前記第1の金属酸化物層は、前記絶縁層を挟んで前記第1乃至第4の導電層に囲まれる第1の領域と、前記絶縁層を挟んで前記第7の側面と対向する第2の領域と、前記絶縁層を挟んで前記第8の側面と対向する第3の領域と、を有し、
前記第5の導電層は、前記第2の領域、及び前記絶縁層を挟んで前記第7の側面と対向する領域を有し、且つ前記第1の金属酸化物層と電気的に接続されるように設けられ、
前記第6の導電層は、前記第3の領域、及び前記絶縁層を挟んで前記第8の側面と対向する領域を有し、且つ前記第1の金属酸化物層と電気的に接続されるように設けられる半導体装置。
続きを表示(約 2,200 文字)
【請求項2】
請求項1において、
前記第5の導電層は、前記第1の金属酸化物層の、前記第2の領域を含む側面に沿った形状を有し、
前記第6の導電層は、前記第1の金属酸化物層の、前記第3の領域を含む側面に沿った形状を有する半導体装置。
【請求項3】
請求項2において、
第2の金属酸化物層と、第3の金属酸化物層と、を有し、
前記第2の金属酸化物層は、前記第1の金属酸化物層と、前記第5の導電層と、の間に設けられ、
前記第3の金属酸化物層は、前記第1の金属酸化物層と、前記第6の導電層と、の間に設けられ、
前記第2の金属酸化物層は、前記第1の金属酸化物層の、前記第2の領域を含む側面に沿った形状を有し、
前記第3の金属酸化物層は、前記第1の金属酸化物層の、前記第3の領域を含む側面に沿った形状を有し、
前記第2の金属酸化物層は、前記第5の導電層と接する領域を有し、
前記第3の金属酸化物層は、前記第6の導電層と接する領域を有する半導体装置。
【請求項4】
請求項1において、
第7の導電層を有し、
前記第7の導電層は、前記第2の導電層上に設けられ、
前記第7の導電層の第9の側面は、前記第3の導電層と接する領域を有し、
前記第7の導電層の、前記第9の側面と対向する第10の側面は、前記第4の導電層と接する領域を有し、
前記第2の導電層の上面、前記第7の導電層の下面、前記第3の導電層の側面、及び前記第4の導電層の側面は、前記第2の導電層と前記第7の導電層の間の領域において、それぞれ前記絶縁層と接する領域を有し、
前記第7の導電層の第11の側面、及び前記第11の側面と対向する第12の側面は、それぞれ前記絶縁層と接する領域を有し、
前記第1の金属酸化物層は、前記絶縁層を挟んで前記第2乃至第4の導電層、及び前記第7の導電層に囲まれる第4の領域と、前記絶縁層を挟んで前記第11の側面と対向する第5の領域と、前記絶縁層を挟んで前記第12の側面と対向する第6の領域と、を有し、
前記第5の導電層は、前記第5の領域、及び前記絶縁層を挟んで前記第11の側面と対向する領域を有し、
前記第6の導電層は、前記第6の領域、及び前記絶縁層を挟んで前記第12の側面と対向する領域を有する半導体装置。
【請求項5】
請求項4において、
前記第5の導電層は、前記第1の金属酸化物層の、前記第2の領域を含む側面に沿った形状、及び前記第5の領域を含む側面に沿った形状を有し、
前記第6の導電層は、前記第1の金属酸化物層の、前記第3の領域を含む側面に沿った形状、及び前記第6の領域を含む側面に沿った形状を有する半導体装置。
【請求項6】
請求項5において、
第2の金属酸化物層と、第3の金属酸化物層と、を有し、
前記第2の金属酸化物層は、前記第1の金属酸化物層と、前記第5の導電層と、の間に設けられ、
前記第3の金属酸化物層は、前記第1の金属酸化物層と、前記第6の導電層と、の間に設けられ、
前記第2の金属酸化物層は、前記第1の金属酸化物層の、前記第2の領域を含む側面、及び前記第5の領域を含む側面に沿った形状を有し、
前記第3の金属酸化物層は、前記第1の金属酸化物層の、前記第3の領域を含む側面、及び前記第6の領域を含む側面に沿った形状を有し、
前記第2の金属酸化物層は、前記第5の導電層と接する領域を有し、
前記第3の金属酸化物層は、前記第6の導電層と接する領域を有する半導体装置。
【請求項7】
請求項1乃至6のいずれか一項において、
前記第3の導電層、及び前記第4の導電層は、それぞれ前記第2の導電層と同一の材料を有する半導体装置。
【請求項8】
請求項1乃至6のいずれか一項において、
前記第3の導電層の膜厚、及び前記第4の導電層の膜厚は、それぞれ前記第1の導電層、及び前記第2の導電層のうち少なくとも一方の膜厚以上である半導体装置。
【請求項9】
請求項1乃至6のいずれか一項において、
前記第3の導電層は、前記第2の側面と接する領域を有する第1の層と、前記第1の層より外側に設けられる第2の層と、を有し、
前記第4の導電層は、前記第4の側面と接する領域を有する第3の層と、前記第3の層より外側に設けられる第4の層と、を有し、
前記第1の層、及び前記第3の層は、それぞれ前記第2の導電層と同一の材料を有する半導体装置。
【請求項10】
請求項1乃至6のいずれか一項において、
前記第1の金属酸化物層は、インジウム、亜鉛、及び元素Mから選ばれる一又は複数を有し、
前記元素Mは、アルミニウム、ガリウム、スズ、イットリウム、チタン、バナジウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、ジルコニウム、モリブデン、ハフニウム、タンタル、タングステン、ランタン、セリウム、ネオジム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バリウム、ホウ素、シリコン、ゲルマニウム、及びアンチモンから選ばれる一又は複数である半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の一態様は、半導体装置、記憶装置、表示装置、及び電子機器に関する。また、本発明の一態様は、半導体装置の作製方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【0002】
なお、本発明の一態様は、上記の技術分野に限定されない。本発明の一態様の技術分野としては、半導体装置、表示装置、発光装置、蓄電装置、記憶装置、電子機器、照明装置、入力装置(例えば、タッチセンサ)、入出力装置(例えば、タッチパネル)、それらの駆動方法、又はそれらの製造方法を一例として挙げることができる。
【0003】
なお、本明細書等において、半導体装置とは、半導体特性を利用した装置であり、半導体素子(トランジスタ、ダイオード、フォトダイオード等)を含む回路、同回路を有する装置等をいう。また、半導体特性を利用することで機能しうる装置全般をいう。例えば、集積回路、集積回路を備えたチップ、パッケージにチップを収納した電子部品は半導体装置の一例である。また、記憶装置、表示装置、発光装置、照明装置、及び電子機器は、それ自体が半導体装置であり、且つ、それぞれが半導体装置を有している場合がある。
【背景技術】
【0004】
近年、半導体装置の開発が進められ、LSI(Large Scale Integration)、CPU(Central Processing Unit)、メモリ等が主に半導体装置に用いられている。CPUは、半導体ウェハを加工し、チップ化された半導体集積回路(少なくともトランジスタ及びメモリ)を有し、接続端子である電極が形成された半導体素子の集合体である。
【0005】
LSI、CPU、メモリ等の半導体回路(ICチップ)は、回路基板、例えばプリント配線基板に実装され、様々な電子機器の部品の一つとして用いられる。
【0006】
また、絶縁表面を有する基板上に形成された半導体薄膜を用いてトランジスタを構成する技術が注目されている。該トランジスタは集積回路(IC)、表示装置のような電子デバイスに広く応用されている。トランジスタに適用可能な半導体薄膜としてシリコン系半導体材料が広く知られているが、その他の材料として金属酸化物が注目されている。
【0007】
また、金属酸化物を用いたトランジスタは、オフ状態において極めてリーク電流が小さいことが知られている。例えば、特許文献1には、金属酸化物を用いたトランジスタのリーク電流が小さいという特性を応用した低消費電力のCPU等が開示されている。また、例えば、特許文献2には、金属酸化物を用いたトランジスタのリーク電流が小さいという特性を応用して、長期にわたり記憶内容を保持することができる記憶装置等が、開示されている。
【0008】
また、近年では電子機器の小型化、軽量化に伴い、集積回路のさらなる高密度化への要求が高まっている。また、集積回路を含む半導体装置の生産性の向上が求められている。例えば、特許文献3及び非特許文献1では、金属酸化物膜を用いる第1のトランジスタと、金属酸化物膜を用いる第2のトランジスタとを積層させることで、メモリセルを複数重畳して設けることにより、集積回路の高密度化を図る技術が開示されている。また、特許文献4では、金属酸化物膜を用いるトランジスタのチャネルを縦方向に配置し、集積回路の高密度化を図る技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2012-257187号公報
特開2011-151383号公報
国際公開第2021/053473号
特開2013-211537号公報
【非特許文献】
【0010】
M.Oota et.al.,“3D-Stacked CAAC-In-Ga-Zn Oxide FETs with Gate Length of 72nm”,IEDM Tech. Dig.,2019,pp.50-53
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
集積回路
4日前
個人
低ノイズ超高速イメージセンサ
3日前
ソニーグループ株式会社
光検出装置
4日前
個人
スーパージャンクションMOSFET
今日
株式会社半導体エネルギー研究所
半導体装置
4日前
株式会社半導体エネルギー研究所
発光デバイス
4日前
日亜化学工業株式会社
発光素子
4日前
日亜化学工業株式会社
発光素子の製造方法
4日前
日亜化学工業株式会社
発光装置の製造方法
今日
住友電気工業株式会社
光センサ
4日前
厦門普為光電科技有限公司
高光効率発光ダイオード光源
4日前
株式会社デンソー
半導体装置
4日前
富士電機株式会社
半導体装置
4日前
日本放送協会
磁性細線デバイス
4日前
ルネサスエレクトロニクス株式会社
半導体装置
1日前
株式会社デンソー
信号伝送デバイス
今日
株式会社デンソー
信号伝送デバイス
今日
富士電機株式会社
半導体装置
4日前
ローム株式会社
半導体基板及びその製造方法
4日前
株式会社半導体エネルギー研究所
半導体装置、及び半導体装置の作製方法
4日前
株式会社ジャパンディスプレイ
検出装置
4日前
株式会社半導体エネルギー研究所
半導体装置、及び半導体装置の作製方法
今日
キオクシア株式会社
半導体記憶装置
4日前
セイコーエプソン株式会社
電気光学装置および電子機器
4日前
株式会社半導体エネルギー研究所
半導体装置、および半導体装置の作製方法
4日前
ルネサスエレクトロニクス株式会社
半導体装置
今日
株式会社村田製作所
圧電フィルムデバイス
1日前
ルネサスエレクトロニクス株式会社
半導体装置
今日
株式会社東芝
半導体装置
今日
株式会社東芝
半導体装置
今日
株式会社アイシン
ペロブスカイト太陽電池及びその製造方法
4日前
株式会社東芝
半導体装置
今日
三安ジャパンテクノロジー株式会社
半導体装置および半導体装置の製造方法
今日
シャープディスプレイテクノロジー株式会社
撮像装置
今日
日本電気株式会社
量子デバイス、発振周波数設定方法およびプログラム
今日
キヤノン株式会社
放射線検出器、および検出システム
今日
続きを見る
他の特許を見る