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公開番号2025011474
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023113612
出願日2023-07-11
発明の名称半導体装置
出願人ルネサスエレクトロニクス株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H10D 1/20 20250101AFI20250117BHJP()
要約【課題】チャネル間でのクロストークを抑制可能な半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体装置は、半導体基板と、第1コイル、第2コイル、第3コイル及び第4コイルと、絶縁層と、第1シールドとを備える。半導体基板は、素子領域と、周辺領域とを有する。周辺領域は、平面視において、素子領域の周囲にある。第1コイル及び第2コイルは、素子領域上に配置されており、かつ平面視において第1方向に並んでいる。第3コイル及び第4コイルは、絶縁層を介して第1コイル及び第2コイルとそれぞれ対向している。第1シールドは、半導体基板と第1コイル及び第2コイルとの間に配置されており、かつ平面視において第1コイル及び第2コイルに重なっている。第1方向に直交する第2方向における第1シールドの幅は、第2方向における第1コイルの幅及び第2方向における第2コイルの幅よりも大きい。第1シールドは、基準電位に電気的に接続される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
半導体基板と、
第1コイル、第2コイル、第3コイル及び第4コイルと、
絶縁層と、
第1シールドとを備え、
前記半導体基板は、素子領域と、周辺領域とを有し、
前記周辺領域は、平面視において前記素子領域の周囲にあり、
前記第1コイル及び前記第2コイルは、前記素子領域上に配置されており、かつ平面視において第1方向に並んでおり、
前記第3コイル及び前記第4コイルは、前記絶縁層を介して前記第1コイル及び前記第2コイルとそれぞれ対向しており、
前記第1シールドは、前記半導体基板と前記第1コイル及び前記第2コイルとの間に配置されており、かつ平面視において前記第1コイル及び前記第2コイルに重なっており、
前記第1方向に直交する第2方向における前記第1シールドの幅は、前記第2方向における前記第1コイルの幅及び前記第2方向における前記第2コイルの幅よりも大きく、
前記第1シールドは、基準電位に電気的に接続される、半導体装置。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記第1シールドは、平面視において前記第1コイルと前記第2コイルとの間を跨ぐように連続して形成されている、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第1シールドは、複数の開口部を有し、
複数の前記開口部は、平面視において、格子状又は市松模様状に配置されている、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項4】
平面視において、前記開口部の長手方向における長さは、50μm以下である、請求項3に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記第1シールドは、複数のスリット開口部を有し、
前記複数のスリット開口部は、平面視において放射状に配置されている、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第1シールドは、平面視において前記第1コイルと前記第2コイルとの間で分離して形成されている、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項7】
平面視において前記第1コイルと前記第2コイルとの間に配置されている第2シールドをさらに備え、
前記第2方向における前記第2シールドの幅は、前記第2方向における前記第1コイルの幅及び前記第2方向における前記第2コイルの幅よりも大きく、
前記第2シールドは、前記基準電位に電気的に接続されている、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記第1シールドは、前記第2シールドに電気的に接続されており、かつ前記第2シールドを介して前記基準電位に電気的に接続される、請求項7に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記第2シールドは、平面視において前記第1コイル及び前記第2コイルから離間しており、
平面視において、前記第1コイルと前記第2シールドとの距離及び前記第2コイルと前記第2シールドとの間の距離は、12μm以上100μm以下である、請求項7に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記第2シールドは、複数の第1ビアプラグと、複数の前記第1ビアプラグを介して積層されている第1配線及び第2配線とを有し、
複数の前記第1ビアプラグのうちの隣り合う2つの間の間隔は、0.3μm以上2μm以下である、請求項7に記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
国際公開第2014/097425号(特許文献1)には、半導体装置が記載されている。特許文献1に記載の半導体装置は、複数のトランスフォーマを有している。トランスフォーマは、絶縁層を介して対向しているコイルで構成されている。複数のトランスフォーマの各々は、信号の送受信を行うチャネルをなしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2014/097425号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の半導体装置では、チャネル間でクロストークが生じてしまうことがある。その他の課題及び新規な特徴は、本明細書の記載及び添付図面から明らかになるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の半導体装置は、半導体基板と、第1コイル、第2コイル、第3コイル及び第4コイルと、絶縁層と、第1シールドとを備える。半導体基板は、素子領域と、周辺領域とを有する。周辺領域は、平面視において素子領域の周囲にある。第1コイル及び第2コイルは、素子領域上に配置されており、かつ平面視において第1方向に並んでいる。第3コイル及び第4コイルは、絶縁層を介して第1コイル及び第2コイルとそれぞれ対向している。第1シールドは、半導体基板と第1コイル及び第2コイルとの間に配置されており、かつ平面視において第1コイル及び第2コイルに重なっている。第1方向に直交する第2方向における第1シールドの幅は、第2方向における第1コイルの幅及び第2方向における第2コイルの幅よりも大きい。第1シールドは、基準電位に電気的に接続される。
【発明の効果】
【0006】
本開示の半導体装置によると、チャネル間のクロストークを抑制可能である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
半導体装置DEV1のブロック図である。
制御回路CCから駆動回路DRへの信号の伝送例を示す説明図である。
半導体チップCHP3の第1平面図である。
半導体チップCHP3の第2平面図である。
半導体チップCHP3の第3平面図である。
図5中のVIA-VIAにおける断面図である。
図5中のVIB-VIBにおける断面図である。
半導体チップCHP3の製造工程図である。
イオン注入工程S2を説明する断面図である。
第1絶縁膜形成工程S3を説明する断面図である。
第1ビアプラグ形成工程S4を説明する断面図である。
シールド形成工程S5を説明する断面図である。
第2絶縁膜形成工程S6を説明する断面図である。
第2ビアプラグ形成工程S7を説明する断面図である。
第1コイル形成工程S8を説明する断面図である。
第3絶縁膜形成工程S9を説明する断面図である。
第3ビアプラグ形成工程S10を説明する断面図である。
配線形成工程S11を説明する断面図である。
第2コイル形成工程S12を説明する断面図である。
半導体装置DEV2における半導体チップCHP3の平面図である。
半導体装置DEV3における半導体チップCHP3の平面図である。
半導体装置DEV4における半導体チップCHP3の平面図である。
半導体装置DEV5における半導体チップCHP3の平面図である。
図22中XXIII-XXIIIにおける断面図である。
半導体装置DEV6における半導体チップCHP3の平面図である。
図24中のXXV-XXVにおける断面図である。
半導体装置DEV6における変形例に係る半導体チップCHP3の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本開示の実施形態を、図面を参照しながら説明する。以下の図面では、同一又は相当する部分に同一の参照符号を付し、重複する説明は繰り返さないものとする。
【0009】
(第1実施形態)
第1実施形態に係る半導体装置を説明する。第1実施形態に係る半導体装置を、半導体装置DEV1とする。
【0010】
(半導体装置DEV1の構成)
以下に、半導体装置DEV1の構成を説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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