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公開番号
2025012264
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023114984
出願日
2023-07-13
発明の名称
雨検出装置
出願人
ローム株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
G01N
21/17 20060101AFI20250117BHJP(測定;試験)
要約
【課題】雨の検出範囲を拡大する場合において、装置の大型化を抑制することができる雨検出装置を提供することである。
【解決手段】雨検出装置50において、発光部12から発光する発光素子1と、発光素子1の発光部12から発光された光のうち、発光素子1の側に戻ってきた反射光を受光部22で受光することが可能な受光素子2と、受光素子2が受光した光に応じて雨を検出する検出部7とを備え、発光素子1の発光部12と受光素子2の受光部22とが、同じ側に向くように配置される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
発光部から発光する発光素子と、
前記発光素子の前記発光部から発光された光のうち、前記発光素子の側に戻ってきた反射光を受光部で受光することが可能な受光素子と、
前記受光素子が受光した光に応じて雨を検出する検出部とを備え、
前記発光素子の前記発光部と前記受光素子の前記受光部とが、同じ側に向くように配置される、雨検出装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記発光素子の前記発光部が発光する方向と前記受光素子の前記受光部が受光する方向とが同じ方向となるように、前記発光素子と前記受光素子とが配置される、請求項1に記載の雨検出装置。
【請求項3】
前記発光素子の前記発光部が発光する光の光軸と、前記受光素子の前記受光部が受光する光の光軸とが交差するように、前記発光素子と前記受光素子とが配置される、請求項1に記載の雨検出装置。
【請求項4】
前記発光素子および前記受光素子は、透光性の板状体に取付けることが可能であり、
前記発光素子は、前記発光部から赤外光を発光し、当該赤外光が前記板状体の内部を進行して前記板状体の端面で反射するように設けられ、
前記受光素子は、前記板状体の内部において前記端面で反射して前記端面から前記受光素子の方向に戻り前記板状体から出射した赤外光を前記受光部が受光するように設けられる、請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の雨検出装置。
【請求項5】
前記発光素子から前記板状体の内部に入射した赤外光は、前記板状体の内部において、前記板状体における第1面と、前記第1面に対向する第2面との間で反射を繰り返しながら進行して前記端面で反射する、請求項4に記載の雨検出装置。
【請求項6】
前記板状体の内部において、前記端面で反射した赤外光は、前記板状体の内部において、前記第1面と、前記第2面との間で反射を繰り返しながら前記受光素子の方向に戻り、前記板状体から出射する、請求項5に記載の雨検出装置。
【請求項7】
前記板状体は、車両のフロントウインドウであり、
前記発光素子および前記受光素子は、前記フロントウインドウの内側に設けられる、請求項4に記載の雨検出装置。
【請求項8】
前記発光素子と前記受光素子とは、前記発光素子の前記発光部が発光する方向と交差する方向に並んで設けられる、請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の雨検出装置。
【請求項9】
前記発光素子と前記受光素子とは、前記発光素子の前記発光部が発光する方向に並んで設けられる、請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の雨検出装置。
【請求項10】
前記発光素子の前記発光部が発光する方向において、前記受光素子が前記発光素子の後方に設けられる、請求項9に記載の雨検出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、雨検出装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両のフロントガラスの内側において、発光素子および受光素子よりなる雨滴センサ部を一体化して配置した雨滴検出装置が開示されている。特許文献1の雨滴検出装置では、発光素子から発光した光がフロントガラスで1回以上全反射した後に受光素子で受光されるように、発光素子と受光素子とが離れて設けられる。
【0003】
特許文献2には、発光素子を基準として受光素子とは反対側に設けた第1反射面と、受光素子の周囲に設けられた窪んだ形状の第2反射面とを備えた雨滴検出装置が開示されている。特許文献2の雨滴検出装置では、発光素子から発光した光が第1反射面で反射して透明板状体に向かう。そして、透明板状体で反射した光が、第2反射面に向かい、第2反射面で反射した後、受光素子で受光される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開昭57-88346号公報
特開2014-211358号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1および特許文献2のような従来の技術において、雨の検出範囲を拡大するためには、基本的に、発光素子と受光素子との間の距離を拡大する必要があった。このように発光素子と受光素子との間の距離を拡大する場合には、発光素子と受光素子とを備えた装置が大型化するという問題が生じる。
【0006】
本開示は、上記のような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、雨の検出範囲を拡大する場合において、装置の大型化を抑制することができる雨検出装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示のある局面に従う雨検出装置は、発光部から発光する発光素子と、発光素子の発光部から発光された光のうち、発光素子の側に戻ってきた反射光を受光部で受光することが可能な受光素子と、受光素子が受光した光に応じて雨を検出する検出部とを備え、発光素子の発光部と受光素子の受光部とが、同じ側に向くように配置される。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、雨の検出範囲を拡大する場合において、装置の大型化を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施の形態1に係る雨検出装置の設置例を示す図である。
図2は、実施の形態1に係る雨検出装置の構成を示す図である。
図3は、実施の形態1に係る雨検出装置のフロントウインドウの内部における赤外光の進行例を示す図である。
図4は、実施の形態1に係る雨検出装置に関する信号処理回路の構成例を示す断面図である。
図5は、実施の形態2に係る光検出装置の構成を示す図である。
図6は、実施の形態3に係る雨検出装置の構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下では図中の同一または相当部分には同一の符号を付して、その説明は原則的に繰返さないものとする。以下では、複数の実施の形態について説明するが、各実施の形態で説明された構成を適宜組み合わせることは出願当初から予定されている。
(【0011】以降は省略されています)
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